2009.06.20〜21
ヘイケ1800匹が光の乱舞
砂弁天池で第15回ホタル祭り
水辺周辺を乱舞するヘイケボタル(緑色の光跡) |
一定のリズムで明滅を繰り返し雌を誘うヘイケボタルの雄 |
15年間にわたって毎年、産卵から羽化まで川越ホタル愛護会(横溝孝蔵会長)らが大切に育ててきたヘイケボタルが20日、砂の弁天池上流で一般公開されました。
これは、同会が毎年この時期に開いているホタル祭りのメーンイベント。この日、弁天池や砂自治会館周辺には屋台が並び、市内外から約3,000人が祭りに参加。軽トラックの荷台を舞台に、地元の子どもたちが半被姿でお囃子や舞を披露する中、参加者は思い思いにくつろぎながらホタルが見られる日没を待ちました。
午後7時半すぎからは、川合善明市長や川越選出の国会議員・県議・地元市議らが駆けつけ、祭り開催を祝って挨拶。
川合市長は「昔は川越のあちこちにホタルがいっぱいいました。今は愛護会の方々によって育てられていますが、将来は市民の皆さんの力で自然を守り、どこでもホタルが飛び交うようになればと思います」などと話しました。
7時45分ごろ辺りがすっかり闇に包まれると、待ちわびた市民らがホタル観賞会場まで長い列を作っていました。
観賞会場は、弁天池に流れ込む小川を囲った長細いドーム。中には今年羽化したヘイケボタル約6,000匹のうち、この日に交尾のタイミングが合った約1,800匹が放たれ、水辺で明滅を繰り返したり淡い光跡を描きながらフワフワと舞っていました。
ドーム中央を流れる小川を一周する観察コースでは、ホタルが水辺でチカチカと明滅を繰り返すほか、歩いている人の周りを飛び交ったり頭や服に停まるなど自由奔放。その度に子どもたちが歓声を上げていました。
舞台では地元の子どもたちがお囃子や舞を披露 |
砂自治会館前でくつろぎながら日没を待つ市民ら |
弁天池前には屋台がずらり |
光っているホタルは雄で、1週間から10日ほど明滅を繰り返しながら雌を誘って交尾。産卵後は高階ホタル愛護会の常岡正𠮷さんら13人のメンバーが飼育にあたっています。卵のうち約1カ月後に幼虫になるのは雌1,000匹につき200匹程度とか。幼虫はタニシを餌に水中で10カ月ほど過ごした後、上陸して土にもぐり1カ月前後して羽化。この1年掛かりの努力の繰り返しが川越のホタルを守っているのです。
40年以上前までは弁天池周辺にも清水が湧き、自然にホタルが飛び交っていたそうですが、今では湧水も枯れてしまったため井戸水を汲んで小川に流しています。
(写真は砂で)
ホタル祭り開催を祝う川合市長ら
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目を凝らすと弁天池周辺にもホタルが
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