川越まつり 2011.01.25

1億円の重みにびっくり
 川越第一小の6年生が税について学ぶ

講師の林竜太郎税理士(右)から"1億円の札束"を見せられて驚く6年2組の児童ら
講師の林竜太郎税理士(右)から"1億円の札束"を見せられて驚く6年2組の児童ら

次代を担う子らに税の大切さ
次代を担う子どもたちに税について知ってもらおうという租税教室が25日、郭町の市立川越第一小学校(伊藤明校長・687人)で開かれ、社会科の授業として6年生4クラス133人が税理士の説明やビデオで「税の大切さ」などを学びました。

子どもたちと一緒に授業を聞く(右から)東野登代次・税務署長、下田憲一・関東信越税理士会川越支部広報部長、新井孝次・教育長、伊藤明校長
子どもたちと一緒に授業を聞く(右から)東野登代次・税務署長、下田憲一・関東信越税理士会川越支部広報部長、新井孝次・教育長、伊藤明校長
管内57校の子どもたちが受講
 租税教室は、川越税務署(東野登代次署長)や関東信越税理士会川越支部(西川孝博支部長)などでつくる「川越地区租税教育推進協議会」(会長:新井孝次教育長)が主催。
 今年度は、管内の小学校53校・中学校4校・高校3校・公民館7館の計67カ所で行っています。
 この日は川越支部の土金浩之税理士と林竜太郎税理士が個別に先生役を務め、午前中に4組(武藏直人教諭・33人)・3組(原田浩明教諭・33人)・2組(関茜教諭・33人)・1組(坂本初江教諭・34人)で各1時限(45分)ずつ税について説明しました。

土金浩之税理士(右)の質問に手を挙げる6年3組の児童ら
土金浩之税理士(右)の質問に手を挙げる6年3組の児童ら
土金浩之税理士(右)の授業を真剣に聞く6年4組の児童ら
土金浩之税理士(右)の授業を真剣に聞く6年4組の児童ら
ラーメンを例に所得税を説明
 土金さんは優しい語り口で「税金って何でしょう」と切り出し、手を挙げた子どもたちが例に挙げた消費税・自動車税・ガソリン税・たばこ税・住民税などの中から、所得税について詳しく説明。
土金浩之税理士
土金浩之税理士
 1杯500円のラーメンには材料の値段のほかに食器代や電気・ガス・水道料金、店の家賃などの経費が含まれており、経費が400円だとすると100円の儲けに対して所得税が掛かること、収入の多い人はより多く、少ない人は少なめに払う仕組みになっていることなどを説明。こうして集まった税金で、道路や学校・警察や消防など社会の仕組みが維持されていることを話しました。

林竜太郎税理士(右)の出題に答える6年2組の児童ら
林竜太郎税理士(右)の出題に答える6年2組の児童ら
「スマップの最高納税者は?」
 林さんは人気グループのスマップのメンバーを例に挙げ、子どもたちには馴染みの薄い確定申告について説明。
林竜太郎税理士
林竜太郎税理士
 「5人のうち税金を一番納めているのは誰でしょう?」などとクイズを出題。子どもたちから一番解答の多かった木村拓哉さんではなく、実は中居正広さんが約2億円の税金を納めており、約5億円の収入があるとみられることなどを紹介すると、子どもたちから驚きの声が。
 また、これらの納められた大切な税金は皆が選んだ代表らが話し合い、無駄のないよう使い方を決めていることなどが説明されました。意外な話の展開に、税金の授業でありながら子どもたちは食い入るように説明に聞き入っていました。

"1億円の札束"を抱えて「重〜い」を連発する児童ら
"1億円の札束"を抱えて「重〜い」を連発する児童ら
"一億円の札束"に「重〜い」
 それぞれの授業では億単位のお金の話が出てきたため、どのクラスでもアルミのトランクに詰められた1億円の札束(表面のみ印刷された偽物)が用意され、子どもたちに披露。子どもたちは代わる代わる抱えては"1億円の重み"を通して税の重要さを体感していました。
 また、授業では税についてのアニメビデオ「マリンとヤマト 不思議な日曜日」(約17分)も上映。子どもたちは、日ごろ何気なく生活している身の回りのものが税金で賄われていることをあらためて知り、「税金がないと大変なことがよく分かった」などと話していました。
(写真は郭町の市立川越第一小学校で)

税についてのの授業に目を輝かせて聞き入る6年1組の児童ら
税についてのの授業に目を輝かせて聞き入る6年1組の児童ら

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