2010.01.28
「生活に必要なもの」
南古谷小6年生が「税」学ぶ
租税教室で鈴木弘基税理士らの質問に元気よく手を挙げて答える児童ら
次代を担う子らに税の大切さ
木野目の市立南古谷小学校(増田陽水校長・840人)で28日に租税教室が行われ、6年生137人が税理士の授業やビデオを見て「税の大切さ」について学びました。
新井孝次教育長
東野登代次税務署長
63校の小6・中3児童が受講
これは、川越税務署(東野登代次署長)や関東信越税理士会川越支部(西川孝博支部長)などでつくる「川越地区租税教育推進協議会」(会長:新井孝次教育長)が主催。
次代を担う子どもたちに「税金とは何か、なぜ必要なのか」を知ってもらい理解を深めようと毎年、希望校を対象に開かれており、今年度は管内の小学校94校のうち59校と中学校64校のうち4校の計63校で実施。小6と中3の児童らが授業の一環で受講しています。
下田克巳税理士
鈴木弘基税理士
プロの税理士が先生役
この日公開されたのは、6年3組(石川稔教諭・34人)の授業。
子どもたちには社会科の学習資料「わたしたちのくらしと税」が配られ、同税理士会の鈴木弘基税理士と下田克巳税理士が先生役となり、「税金ってなぜ必要なの?」のテーマで「税金の種類」や「税金でつくられた施設」などについて説明しました。
「どんな税金があるか知ってますか?」の質問に子どもたちは元気よく手を挙げ、「消費税」「所得税」「たばこ税」「酒税」「法人税」などと次々に答えながら、あらためて税の種類の多さに驚いていました。
税についてのビデオアニメに見入る児童ら
ラーメン店を例に説明
次に鈴木税理士は、ラーメン店が営業するのに何が必要だと思うかを質問。
子どもたちがラーメンの材料や器・光熱費などの経費について答えると、鈴木税理士は「お店は、こうした経費を引いた利益の中から所得税や消費税を支払っています」と納税の仕組みについて説明しました。
もし税金がなかったら…
質問に答える女の子
質問に答える女の子
熱心に税の説明を聞く児童ら
続いて、税についてのビデオアニメ「マリンとヤマト 不思議な日曜日」(約17分)を上映。
小学生の姉弟が、公園で出会った魔法使いの小鳥に「税金なんて無くして」と願った瞬間、道路や公園・消防や交番・橋や信号機の修理などがすべて有料になり、一人ひとりがその都度お金を払わないと利用できない社会に変貌。困り果てた2人は、2つ目の願いをかけて元に戻してもらう、という内容。
子どもたちは、日ごろ何気なく生活している身の回りのものが税金で賄われていることをあらためて知り、なぜ税金が必要なのかを再認識していました。
「自分の生活にも関わりが」
最後に、鈴木税理士らは「皆さんはこれからも一生懸命勉強し、大人になったら働いて税金を払い、みんなで社会を支えてください」と話し、授業の感想を書き込むアンケート用紙を配りました。
授業を終えて、子どもたちからは「税金が自分の生活にも関わっているのが分かった」「税がなくなると不便になる」「税の大切さがよく分かった」などの声が聞かれました。
(写真は木野目の市立南古谷小学校で)
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