2009.10.20
年内に完全燃焼目指す
市資源化センター熱回収施設に火入れ
「火入れの儀」でスイッチを入れ、溶融炉内の着火をモニターで確認する(中央左から)川合善明・市長、中原秀久・市議会議長、矢部鍵一・名細支会長、河邊安男・日本環境センター理事、岡本圭祐・神鋼環境ソリューション常務 |
来年4月稼働を目指し建設が進められている鯨井の川越市資源化センターで20日、市関係者・地元市議・地元代表者・工事関係者ら約50人が出席し熱回収施設の火入れ式が行われました。
施設が完成し設備などの調整が始まった熱回収施設 |
熱回収施設は同センター内に建設される4つの施設のうちの一つで、収集された可燃ごみを破砕しガス化させて燃やした熱を再利用するとともに、発生した蒸気でタービンを回し約4,000kWの電力として活用する施設。
鉄骨鉄筋コンクリート造5階建て・建築面積約8,600平方m・延床面積約1万5,200平方mで、2007(平成19)年2月から約3年をかけ建設。溶融炉2基で1日に約265tのごみを処理することができます。施設には2本の排気管が通った煙突1本が建てられていますが、市では「排気にはダイオキシンなど有害な物質を含まず安全性を確保している」としています。

可燃ごみが搬入される「ごみピット」 |
蒸気タービンの発電施設 |
無人自動運転も可能という管制システム |
火入れ式は施設の安全を祈願する神事から始まり、川越氷川神社の山田禎久宮司が祝詞を奏上し、場を祓い清めました。
続いて行われた「火入れの儀」では、施主の川合善明市長、市議会議長で新清掃センター対策委員会顧問の中原秀久さん、名細支会長で同センター対策委員会長の矢部鍵一さん、河邊安男・(財)日本環境衛生センター理事、岡本圭祐・神鋼環境ソリューション常務が一列に並び、着火ボタンを押して溶融炉に点火。
会場内に用意されたモニターで着火を確認し、施設の始動を祝いました。
この日着火された溶融炉は48時間空だきされて炉内を乾燥させた後、ごみを燃やした熱を最大限に活用し無害の排ガスを実現させるために完全燃焼できるよう、年内いっぱいかけて調整が続けられることになっています。
来年1月に入ってからは実際にごみを燃やして試運転を繰り返し、4月の本格稼働を目指す予定です。
(写真は鯨井の市資源化センター熱回収施設で)
|