2008.08.20 ニュースの窓

市庁舎建設の特別委が紛糾
 〜候補地選びや建設費の市答弁で〜

 川越市の市庁舎(市役所)建設を話し合う市議会特別委員会が、20日午後2時から4時42分まで、市役所7階の第5委員会室で開かれましたが、市の説明をめぐり紛糾。大きな進展を見ないまま次回の委員会へと繰り越されました。
 この日はまず、横浜市や岩国市の市庁舎と北九州市の戸畑区庁舎を視察してきた委員会の市議らが、結果を報告。市議会12月定例会の質疑の際、市長が答弁で「市役所がマンションとくっついている例」として挙げていた戸畑区庁舎は、実際には庁舎と住宅は別棟として建っており、答弁の内容とは食い違っていたことなどが指摘されました。

市役所移転候補地市が庁舎の建設候補地として挙げている脇田本町の市有地周辺。
写真左方向が川越駅西口方面

 続いて、市の担当理事が庁舎移転に関する市民アンケートの集計結果・分析を説明。休憩をはさんで、前回7月15日の特別委で中原秀久市議(プロジェクト川越21)から出されていた質問「なぜ候補地は川越駅西口だけなのか」「新庁舎建設にあたり、市の財政状況は」「市長は『一銭もお金を掛けないで建てる』と言っているが具体案は」などについて、市総合政策部長が答弁。「駅に近ければ市民が便利」「財政が厳しいので市有地を選んだ」「まだ建設費の試算はしていない」「市長は予算を極力抑えたいという意味で『タダで』と言ったのではないか」などの説明に中原氏は納得せず、「市の最重要政策とも言える庁舎移転問題なので、一方的に候補地を絞ることなく市民の意見をもっと聞くべき。タダで建てたいなどと発言した市長自ら責任ある説明がなければ、審議は先に進めない」と、さらに追及。回答保留のまま休憩に入りました。
市庁舎候補地 約40分後に再開された会議には、新たに細田副市長が出席して答弁しましたが、総合政策部長の説明より踏み込んだ内容にはならなかったため審議は進まず、10月以降の特別委で継続審査することで閉会となりました。

 <市議会「見・聞・録」へ>        <トップページへ>