川越まつり 2009.10.06

「川越は第二のふるさと」
 「自然の会」がスカラ座で三遊亭遊喜落語会

巧みなはなしで会場を笑わせる三遊亭遊喜さん
巧みなはなしで会場を笑わせる三遊亭遊喜さん

自然の会が川越の落語家招く
 川越青年会議所OB有志らでつくる「自然(じねん)の会」(宇佐美勲会長・27人)が、6日午後7時から元町の川越スカラ座で川越在住のはなし家・三遊亭遊喜さん(37)を招き、落語会を開きました。

「地元の人たちに生の落語を」
 自然の会は3つの部会に分かれ、それぞれが自由な発想で毎年2回・計6つの例会を開催。今年は「徳を見つけよう」の統一テーマの下、メタボ講演会や小唄・座敷遊びの研究、川越八幡宮の鎮守の森コンサートなどを行ってきました。
 一般の人に無料で聞いてもらう落語会は、昨年に続き2回目。自然の会第一部会(前田昌彦部会長・8人)が、川越の落語家ということで遊喜さんに出演を依頼。「第二のふるさとでもある川越の人たちに、生の落語を聞いてもらいたい」と遊喜さんの快諾を得て実現しました。

会場入口に遊喜さんの手ぬぐいを掛ける宇佐美会長(右)と前田さん
会場入口に遊喜さんの手ぬぐいを掛ける宇佐美会長(右)と前田さん
5月には真打ちに昇進
 静岡県島田市出身の三遊亭遊喜さんは1995(平成7)年、川越の東洋大学工学部を卒業と同時に(社)落語芸能協会の三遊亭小遊三師匠に弟子入り。今年5月には真打ちに昇進しました。
 7年前、川越在住の奥さんとの結婚を機にかわつる三芳野に居を構え、小1の男の子のパパでもあります。中学校時代からの剣道は2段の腕前。現在は各地の寄席で落語を上演するほか、「笑っていいとも」(フジテレビ)など数々のテレビ番組に出演。大学時代の仲間とバンド「鯨井2100」を組んで演奏活動もしています。

小遊三師匠に弟子入り14年
 遊喜さんは弟子入りから真打ち昇進までの14年を振り返り、「あっという間にここまで来ちゃったという感じ。前座の修行期間は厳しかったけど、今までいろいろな人に助けられてきました」といい、「師匠は人間の器が大きく、面倒見が良くて厳しさの中にも優しい人。真打ちになるまで一番下の弟子だったので、師匠の身の回りの世話までさせていただいていました」と話していました。その師匠が遊喜さんにアドバイスするのは「気持ちが入っていればいいんだ」など、落語のテクニックより精神論を言われることが多いとか。

挨拶する宇佐美会長
挨拶する宇佐美会長
前座の三遊亭小笑さん
前座の三遊亭小笑さん
「転失気」「富くじ」2題で笑い
 舞台では、まず前座の三遊亭小笑さんが演目「やかん」を上演。続いて真打ちの遊喜さんが高座に上がり、大学卒業から弟子入りしてからのエピソードなどを面白おかしく紹介。演目「転失気(てんしき)」では巧妙な話術で会場を笑いの渦に包んでいました。
 休憩を挟んで遊喜さんは衣替えして登場。演目「富くじ」で観客を釘付けにしていました。

落語初めての女の子も
 会場には、家族連れやお年寄りなど約80人が来場。中には「遊喜さんのファンで、きょうが5〜6回目」という女性3人組も。「これまで東京やいろいろな所で聞いてきたけど、うまくなった。真打ちになって余裕が出てきたみたい」などと話していました。
 また、お母さんと一緒に脇田町から来た小4・小6・中1の女の子は「テレビで見たことはあるけど、生の落語を見るのは初めて。面白かった。楽しかった」と話していました。
(写真は元町の川越スカラ座で)

遊喜さんの落語は5〜6回目というファンの姿も
遊喜さんの落語は5〜6回目というファンの姿も
子どもたちも生の寄席に感激
子どもたちも生の寄席に感激

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