ニュース短信保存庫 2011 
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交差点改良含め渋滞緩和に着手
 
一番街交通規制実現に向け部長らに指示
       2011年09月09日
右折待機車両によって渋滞が発生しやすい構造の松江町交差点。付近には「一番街の一方通行反対!」の立て看板が。写真手前を左右に走るのが県道川越日高線で、奥が市役所方向。途中には同じく右折帯のない松江町教会前交差点がある。
右折待機車両によって渋滞が発生しやすい構造の松江町交差点。付近には「一番街の一方通行反対!」の立て看板が。写真手前を左右に走るのが県道川越日高線で、奥が市役所方向。途中には同じく右折帯のない松江町教会前交差点がある。
ソフト・ハード両面で
渋滞緩和策に着手
 一部市民から反対運動が起こっている一番街の交通規制について、川越市は周辺道路の渋滞を緩和させるためにソフト面の対策に加え、交差点改良も含めたハード面についても併行して対策に乗り出していることが明らかになりました。
 これは、1日から開かれている第4回定例市議会(9月議会)の一般質問で9日、小林薫市議(プロジェクト川越21)の質問に答えたもの

小林薫市議
小林薫市議
「交差点改良も県などと連携し進める」
 小林氏の「広報8月25日号の記事で、一番街の交通規制に先立ち交差点改良などを行うとあるが、具体的にどういう取り組みをしていくのか」という趣旨の質問に対し、藤條聡・都市計画部長が「特に渋滞発生頻度が高い松江町・連雀町・市役所前・札の辻松江町教会前の各交差点については、ソフト対策に併せて道路拡幅を含めたハード面での交差点改良も国・県と連携して進めていく。松江町交差点については最も重要な交差点改良と認識しており、(県道川越日高線を管理する)県に対して要望している」などと回答。

川合善明市長
川合善明市長
「方針はまったく変わっていない」
 また、小林氏の「一部の新聞で『計画凍結』と報道されているが、市長は方針転換したのか」の質問には、川合善明市長が「検討委員会の提言は尊重しなければならないと考えており、方針はまったく変わっていない。交通量は何とかして減らさなければならず、ソフト面の対策を優先して進めながら環境を整えたいと考えており、実施の時期が延びただけ。考えはブレてはいない」とし、「特に川越街道の渋滞を解消するための対策を早急に取りまとめ、一番街の交通改善に向けた環境を整えたいと考えている」などと答えました。

社会実験(2009年11月15日)の一番街の通行止めで、迂回のため松江町交差点を先頭に石原町まで大渋滞したL字ルート
社会実験(2009年11月15日)の一番街の通行止めで、迂回のため松江町交差点を先頭に石原町まで大渋滞したL字ルート
担当部課長に調査・検討を指示
 川合市長はこれまで、本紙取材に「道路改良には計画決定が必要で、5年はかかる。住民への説明や用地交渉・県への働き掛けは、それからにならざるをえない」などと説明していましたが、実際には先月末に関係する部署の責任者を呼び、ソフト・ハード両面での解決策を練るよう指示。
 県が交差点改良に着手するまでに、市としてできることを直ちに検討・調査するよう命じたことが明らかになりました。
 これは、反対派を含めた地域住民の理解を得るためには、ハード面も含めた渋滞緩和の早急な取り組みが避けて通れないと判断したものとみられ、こうした動きが今後新たに設けられる話し合いの場でどう具体的に示されるかが、計画の早期実現に大きな影響を与えるものとみられます。
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あすから市民会館など通常運用に
 
電気使用制限緩和で一部公共施設の節電見直し
       2011年09月09日
施設名
節電期間中の対策
あす以降
市民会館・
やまぶき会館
両ホールの同時間帯貸し出し控え
舞台照明の約20%控え
通常運用に戻す
女性会館 平日午後1時〜5時休館
児童センター
こどもの城
平日午後4時以降のプラネタリウム投影を土・日等に集約
総合運動公園武道館 8月1日〜9月15日の平日夜間利用を週1回程度中止
学校体育施設 8月1日〜9月21日の平日夜間利用を週1回程度中止
市立美術館 開館時間を1時間遅らせ、午前10時からに変更
川越まつり会館 閉館時間を1時間繰り上げ、午後5時半に変更
閉館後、展示棟の冷房を一部停止
道路照明灯 可能個所の照明を間引き
東清掃センター 焼却炉を土日のみ2炉運転。クレーン操作抑制

学校給食センターを市民に公開
 川越市は経済産業省の電気使用制限緩和を受け、市民サービスの影響が大きい一部公共施設の節電対策を見直し、あす10日から通常の運用に戻すことを決めました。
 なお、見直し対象の施設を除く市役所本庁舎や市民センター・出張所などの冷房や照明の縮減・エレベーターの一部休止・クールビズなどは、これまでどおり継続されます。

今年は省エネで時間繰り上げ実施
 市では夏の電力需要過多による予期せぬ停電や計画停電の実施を招かないようにと、これまでの取り組みに加え7月1日から9月30日まで、15%を目標に公共施設の節電を行ってきました。
 今回の一部見直しは、経産省が8月30日付で「電気事業法第27条に基づく電気の使用制限の緩和」を発表したことに伴うもので、今回見直された施設に関しては71日間(当初の予定は92日間)の節電対策が実施されたことになります。
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母校の誇り、アクセサリーに
 
川越工業高校が始業式で生徒全員に贈る
      2011年09月01
始業式で寺山弘校長(左)の話を聞く全校生徒ら
始業式で寺山弘校長(左)の話を聞く全校生徒ら

始業式で"母校の誇り"プレゼント
 市内各校で新学期が始まった1日、西小仙波町の県立川越工業高校(寺山弘校長・1087人)ではOBがデザイン・開発したコバトンやウオークマン、Suicaなどをあしらったアクセサリー、校歌を収めたCDなどを全校生徒に贈りました。

全校生徒を代表し、井草春江・後援会副会長(右)から携帯ストラップを贈られた永岡彩花生徒会長
全校生徒を代表し、井草春江・後援会副会長(右)から携帯ストラップを贈られた永岡彩花生徒会長
デザイナーやエンジニアを輩出
 同校は「100年の伝統と歴史が誇るものづくりの精神」の下、デザイン・化学・建築・機械・電気の各分野で活躍する若い力を育成。
 これまでに、埼玉県のマスコットキャラクター「コバトン」をデザインした竹腰博晃さんや、ソニーの「ウオークマン」を開発した高篠静雄さん、非接触型ICカード「Suica(スイカ)」を開発した椎橋章夫さんら数々のデザイナーやエンジニアらを輩出してきました。

PTAや後援会が1年かけて製作
 同校では、生徒全員がこうしたOBの活躍を誇りと励みに愛校心を高めてもらおうと、オリジナルの携帯ストラップや缶バッジ、ピンバッジの製作を企画。
 コバトンが誕生10周年を迎えた昨年6月ごろから、同校PTA(島田孝行会長)や後援会(竹澤能久会長)らが中心になって準備、約54万円掛けて携帯ストラップ1,100個・缶バッジ3,200個・ピンバッジ300個の製作を進めてきました。


ウオークマンとSuicaを持ったコバトンをあしらった携帯ストラップ(左)と缶バッジ
ウオークマンとSuicaを持ったコバトンをあしらった携帯ストラップ(左)と缶バッジ
「先輩の活躍を励みに愛校心を」
 午前9時半からの始業式では、寺山校長が「本校卒業生は不況下でも変わらぬ就職率を誇るなど、高く評価されている。生徒や教員一人ひとりがプライドを持ち、愛校心を持つことで全体意識を高め、さらに上を目指そう」などと生徒を激励。
 校歌斉唱に続き、23年ぶりに夏季西部地区新人大会で優勝した野球部員らを表彰。
 ストラップ贈呈式では、壇上で井草春江・後援会副会長から生徒会長の永岡彩花さん(3年)に携帯ストラップが贈られました。

コバトンやSuicaなどアクセサリーに
 ストラップや缶バッジの絵柄は、ウオークマンやSuicaを持ったコバトンと工業高校の愛称「工高(こうたか)」が描かれたもの。全校生徒を代表して受け取った永岡さんは「とてもかわいいので、ポーチなどに付けたい」などと話していました。
 同校ではこれから毎年、在校生に携帯ストラップを、学校説明会や体験入学した中学生に缶バッジを配る予定で、ピンバッジは全校生徒にデザインを募り年内には完成させて来春の卒業生から全員に贈ることにしています

(写真は元町の川越市役所で)
生徒を励ます寺山弘校長
生徒を励ます寺山弘校長
壇上で夏季西武地区新人大会の優勝をたたえられる野球部員ら
壇上で夏季西武地区新人大会の優勝をたたえられる野球部員ら
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交通規制反対が起こる理由は
 
市が北部中心市街地交通問題懇談会
        2011年08月30
一番街の交通規制に賛成・反対の立場から市民約60人が出席した北部中心市街地交通問題懇談会
一番街の交通規制に賛成・反対の立場から市民約60人が出席した北部中心市街地交通問題懇談会

参加した市民の質問に答える川合善明市長
参加した市民の質問に答える川合善明市長
藤條聡・都市計画部長
藤條聡・都市計画部長
辻幸二・都市計画部参事
辻幸二・都市計画部参事
根岸督好・都市交通政策課長
根岸督好・都市交通政策課長
宮元一彦・都市交通政策副課長
宮元一彦・都市交通政策副課長
「交通規制反対」の声に市長が懇談会
 一部市民から一番街の交通規制について反対運動が起こっていることから、川越市は30日午後6時半から8時すぎまで、元町の市役所で「北部中心市街地交通問題懇談会」を開催。
 川合善明市長らが公開の場で同施策について説明し、市民の意見や質問に答えました。

賛成・反対それぞれの立場で発言が
 この日は、事前に市の広報誌で開催を知った市民ら84人が参加。一番街周辺に暮らす人らも含め、賛成・反対それぞれの立場から挙手で発言しました。
 市からは川合市長のほか、同施策を担当する都市計画部から藤條聡部長と辻幸二参事、都市交通政策課から根岸督好課長と宮元一彦副課長が出席し説明しました。

「理解を得ながら時間かけ実現したい」
 冒頭、川合市長が方針について「3年間の検討の末、今年2月に検討委から提言を受けたが、東日本大震災の影響で市の方針決定が遅れた。一番街の一方通行は実現したい、実現しなければならないと考えているが、県と警察から『ソフト面でもっと努力すべき』との示唆を受け、渋滞緩和などの工夫をしつつ皆さんの理解を得ながら時間をかけて実現していきたいと考えている」などと説明。

賛成・反対それぞれの立場から意見・質問する市民ら
賛成・反対それぞれの立場から意見・質問する市民ら
賛成・反対それぞれの立場から意見・質問する市民ら
賛成・反対それぞれの立場から意見・質問する市民ら
「交差点改良なしで実施ありえない」
 参加した市民からは「交差点の改良なしで交通規制はありえない」「周辺の道路整備や渋滞緩和が先」「交通規制時の渋滞は許容できる範囲を超えている」「通園・通学児への配慮は」「安心して歩けるまちの実現は大切だが、市の態度は丁寧さに欠ける」「送迎バスは一番街を迂回すべき」「市役所〜松江町も一方通行にしては」「行政の進め方が遅い。試行的にやってみてはどうか」など賛否両論が。

「ソフト面で渋滞緩和策を探りたい」
 これらについて、市の担当者は「県道との交差点改良は簡単ではない」「ソフト面の施策をスピーディーに進めることで渋滞緩和を探りたい」「全市的にバスルートの見直しを運営会社と協議したい」「児童の安全についても考えている」などと説明しました。

「反対の立て看板は自主的に撤去して」
 また、市民からは「賛成の人も反対の人も、より良いまちづくりを進めたいという共通の立場から、こうした問題について話し合う場を新たに設けてはどうか」といった提案も。
 これについては、藤條部長が「今後、話し合いの場を設けていきたいと考えているが、メンバーは未定。冷静に話し合う場とするために、反対の立て看板は自主的に撤去してほしい」などと答えました。

3年半で13回に及ぶ検討委の意味は?
 今回問題となっている交通規制は、市内外から訪れる観光客や市民の安全を確保するためのもので、観光を重視する市発展のためにも避けて通れない課題。
 この問題については、2007(平成19)年8月以来、自治会長ら地元周辺住民の代表や関係機関のメンバー54人による「北部中心市街地交通円滑化方策検討委」(委員長・久保田尚埼玉大教授)の話し合いが、3年半で13回も繰り返されてきました。

交通規制による周辺道路への影響について話し合う自治会長や行政関係者ら=2月4日の第13回「北部中心市街地交通円滑化方策検討委」で
交通規制による周辺道路への影響について話し合う自治会長や行政関係者ら=2月4日の第13回「北部中心市街地交通円滑化方策検討委」で
社会実験(2009年11月15日)の一番街の通行止めで、迂回のため松江町交差点を先頭に石原町まで大渋滞したL字ルート
社会実験(2009年11月15日)の一番街の通行止めで、迂回のため松江町交差点を先頭に石原町まで大渋滞したL字ルート
交通規制は住民生活の影響対策が前提
 提言の骨子は「一番街を終日、北から南への一方通行とし、春や秋は一定の日曜・祝日を日中のみ歩行者天国にする。市が交通規制の実施を判断する際には、議論の過程で賛否両論あったことを尊重することを求める」というもの。
 しかし、これはあくまでも交差点改良などにより、周辺交通や住民生活への影響を最小限にすることが前提条件での内容。

反対運動が起こった最大の理由は…
 にもかかわらず今回の反対運動が起こったのは、これらの対策がまったく講じられていない中での実施が危ぐされたことによるもので、大渋滞が回避できなければ集客や日常生活に多大な影響が出ることが見過ごせないため。
 賛成・反対意見のそれぞれに納得できる論点があり、交差点改良を避けて今後の話し合いを進めても、この問題に再度ぶち当たることは必然とみられます。

松江町の交差点改良は手付かずの状態
 最大の課題は、右折帯がないために迂回車両が大渋滞を引き起こす「松江町」と「キリスト教会前(通称)」の交差点改良で、昨年5月の検討会で既に大きな問題として取り上げられていたもの。
 そのための道路拡幅計画は、住民への意見聴取や地権者との交渉を含め手付かずの状態で、その動きすら見えないために看板を立てての反対運動という結果に結び付いたと考えられます。

「計画決定後しか道路改良に動き出せない」
 これについて、川合市長は本紙取材に「道路改良には計画決定が必要で、5年はかかる。住民への説明や用地交渉・県への働き掛けは、それからにならざるをえない」などと説明。
 こうした市のこれまでの行政手法に、自治会の代表らからは「市は計画決定してから事業を進めるために、先に結論ありきで住民の声を聴く。それでは反対が起こるのは当然で、計画する前に住民の意見を聴いて調整する方法を探るべき」などの声が聞かれました。
(写真は元町の川越市役所で)
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「川越駅西口の市有地有効活用が課題」
 
理容・美容関係者とタウンミーティング
    2011年08月24
営業後、夜8時から開かれた理容・美容関係者とのタウンミーティング
営業後、夜8時から開かれた理容・美容関係者とのタウンミーティング

理容・美容師ら29人の声聞く
 さまざまな職業や分野の市民と話し合うことで、その声を市政に活かそうという「川合市長市長と語り合うタウンミーティング」今年度5回目は24日に小ヶ谷の市保健所で、理容・美容関係者ら29人を招いて開催されました。

参加者の意見や質問に答える川合市長
参加者の意見や質問に答える川合市長
午後8時開始で時間は30分短縮
 市側からは、川合善明市長のほか宍戸信敏副市長、尾崎利則・市民部長、水野典子・保健医療部長、田中倬・保健所長、長谷川隆・食品環境衛生課長らが出席。
 タウンミーティングはこれまで、夜間の場合は午後6時や7時ごろに開かれることが
多かったのですが、今回は理容店・美容室の営業が終わった午後8時から開催。このため、通常は1時間半の枠が1時間に短縮されての実施となりました。

最初の発言は債務上限条例の提案
 今回は「理美容関係者から見た川越」が仮のテーマでしたが、参加者は業界の話題にこだわらずに発言。
 最初に出たのは「市の借金を減らしていくため、債務上限条例を設けてはどうか?」といった、建設的な意見。
 これに対し、川合市長は「市の一般会計は約1,000億円で、特別会計も含めると約1,200億円の借金がある。毎年90億円を返済に充てているが、これ以上増やさないようにしなければならない」とし、「債務上限条例も一つのアイディアとして検討したい」と答えました。 

市民球場や駅前整備などについての質問や意見も
市民球場や駅前整備などについての質問や意見も
宍戸信敏副市長
宍戸信敏・副市長
尾崎利則・市民部長
尾崎利則・市民部長
一番街の交通規制について質問も
一番街の交通規制について質問も
「一番街一方通行は先延ばして周辺整備」
 「一番街で営業する美容室では一方通行の交通規制が営業に影響すると聞いているが、実施はどうなったのか?」については、川合市長が「いずれは一方通行にしたいという考えはあるが、当面先延ばしして周辺整備を進めたい。市民の皆さんの声を聞く会合も予定しています」などと答えました

「市営球場は新しいところに新設したい」
 「初雁球場はどうなるのか?」には、市長が「公式な試合ができる規模に改修するには27億円掛かるというので、新しいところに新設を考えているが、予算がないので候補地選定を含め先送りになっている」と回答。

「川越駅西口デッキは将来延長の考えも」
 「川越駅西口の駅前ロータリーを改修して駅からデッキを延ばすと聞くが、ふれあい拠点施設まで行けるようにしてはどうか?」の意見には、市長が「当面は駅前の車道を渡った先で降りるようにするが、将来的には様子を見て延長させることも考えている」などと答えました。
 西口駅前整備やふれあい拠点については、このほかにも意見や要望が。市長や宍戸副市長らが「皆さんのアイディアを寄せてほしい」と話していました。

「県道川越越生線の拡幅整備状況は?」
 霞ヶ関駅西側から的場駅の東を通り、八瀬大橋〜国道16号に至る県道「川越越生線」の整備拡幅の進捗状況についても質問があり、市長や尾崎市民部長らが「各年度の予算配分によって整備は着々と進められています」と答えました。

「川越駅西口の市有地有効活用が課題」
 会談後、川合市長は本紙の「一番課題だと感じたテーマは?」の質問に、「川越駅西口の駅前整備やふれあい拠点の問題も含め、市有地のしっかりした使い方を工夫して西口のにぎわいを創出できるよう、数年のうちに決めていかなければならないと思っている」と話していました。
(写真は小ヶ谷の川越市保健所で)
業界の話題にこだわらず、市制全般にわたる質問や意見を自由に話す理容師や美容師の皆さん
業界の話題にこだわらず、市制全般にわたる質問や意見を自由に話す理容師や美容師の皆さん
市民の意見を聞く(右から)川合善明市長、水野典子・保健医療部長、田中倬・保健所長、長谷川隆・食品環境衛生課長
市民の意見を聞く(右から)川合善明市長、水野典子・保健医療部長、田中倬・保健所長、長谷川隆・食品環境衛生課長
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宅地開発や駅前道路・公園など
 
今年度第1回「都市計画審議会」
     2011年08月23
市長から諮問された都市計画変更案について審議する委員ら
市長から諮問された都市計画変更案について審議する委員ら

都市計画変更について市長に答申
 新河岸駅周辺整備に伴う道路変更や、東田町の宅地開発に伴う土地利用転換、氷川町公園の移転などを諮る都市計画審議会が23日午後2時から新富町の川越プリンスホテルで開かれ、原案通り川合善明市長に答申することが決まりました

学識経験者や市民ら20人が審議
 審議会は市が都市計画の一部を変更する際に、議会に諮る前に学識経験者や有識者・一般市民などに変更内容を示して審議してもらい、計画に対する意見を求めるもの。
 今年度第1回目となった「第162回 都市計画審議会」は、学識経験者6人・市議7人・関係する行政職員2人・川越署員1人・一般市民4人の計20人で構成。松永勝治・元東洋大教授を会長に選任し、都市計画変更の内容について各担当の職員から説明を受けて質問や意見を出し合いました。

道路や地区計画など3件7項目
 今回審議会に諮られたのは、新河岸駅周辺整備に伴う用途地域や都市計画道路の変更、東田町の日清紡工場跡地の宅地開発に伴う地区計画変更、氷川神社南の氷川町公園縮小に伴う新たな氷川町公園設置計画についての3件7項目。
 いずれも、都市計画法に基づく案の縦覧や意見書の募集を既に済ませており、意見書は1件も寄せられませんでした。

新河岸駅周辺整備の伴う新たな都市計画道路
新河岸駅東西に
駅前広場や道路
 新河岸駅につながる都市計画道路はこれまで、砂新田の国道254号いなげや交差点(通称)から東武東上線新河岸駅西改札口前まで、区画整理により一直線に貫く道路が計画(1967年策定)されていました。
 しかし、区画整理は事実上困難との判断から計画を断念。同交差点から延びる従来の市道を幅16mに拡幅し、現在の東武ストア駐車場前を整備して造る駅前ロータリー広場(約3,200平方m)に直結させる計画(2015年度完成予定)に変更。
 さらに今後新設される同駅東口駅前広場(約3,100平方m)から東に延び、開発中の都市計画道「寺尾大仙波線」の延長と合流する駅前道路(幅14m)を新たに設置。同駅周辺の用途地域・制限などを変更するため、今回の諮問となりました。
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 審議委員からは「新河岸駅の橋上化は確定しているのか?」「近隣商業地域だったところが一部第二種住居地域に変更され建ぺい率が変わるが、既に建っている建物はどうなるのか?」などの意見・質問だ出されましたが、採決の結果異議はなく原案通り答申されることが決まりました。

東田町の日清紡工場跡宅地開発用地
東田町日清紡跡に257戸の宅地開発
 東田町の地区計画変更は、2009(平成21)年12月に正式撤退した日清紡工場跡地(現在は準工業地域・約5.4ha)を日清紡ホールディングスが宅地開発。3つの公園と調整池を有し、40坪以上の低層住宅257戸からなる住宅地を造ることになり、住環境を維持・保全するために新たに地区計画を定める必要が生じたため諮問。
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 審議委員からは「雨水調整池は、どのくらいの雨量に対応できるのか?」「準工業地域に宅地が開発されるのか? 周辺地域はどうなるのか?」「川越駅・市駅・本川越駅に近い場所だが、宅地開発以外の利用は検討されたのか?」「周辺の地価に与える影響は?」などの意見・質問だ出されましたが、採決の結果異議はなく原案通り答申されることが決まりました。

縮小される氷川公園と新設される氷川町公園
北公民館北側に氷川町公園を新設
 街区公園の都市計画変更は、これまで氷川神社から市が借地により開設していた同神社南側の「氷川公園」(宮下町1丁目・0.47ha)の土地を神社に一部返却することで、市の慰霊塔周辺(0.15ha)のみに縮小。代わりに、北公民館の北約45mに新たに多目的広場・遊具・砂場・トイレなどを備える「氷川町公園」(氷川町・0.32ha)を開設するため、今回の諮問となりました。
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 審議委員からは「新しい公園用地は現在、一部が北公民館の駐車場になっているが、今後どうなるのか?」「現在の公園を縮小して新設するのでは、川越の都市公園面積(現在1人あたり4.5平方mで、目標は6.8平方m)が増えることにならないのではないか?」「氷川神社から返却要請があったのか?」「市の慰霊塔へはどう入っていくことになるのか?」などの意見・質問だ出されましたが、採決の結果異議はなく原案通り答申されることが決まりました。
(写真は新富町の川越プリンスホテルで)
諮問された都市計画変更案について質問や意見を述べる審議委員
諮問された都市計画変更案について質問や意見を述べる審議委員
諮問された都市計画変更案について質問や意見を述べる審議委員
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交通死者、県内ワースト1
3カ月間、至上命令で事故防止

 
不名誉な交通事故特別対策地域に指定
   2011年08月22
道行く市民や買い物客に交通事故防止を訴える交通指導員ら
道行く市民や買い物客に交通事故防止を訴える交通指導員ら
道行く市民や買い物客に交通事故防止を訴える交通指導員ら

不名誉な「特別対策地域」に指定
 川越市は22日、交通事故による死者の急増で県知事から「交通事故防止特別対策地域」に指定されるという不名誉な事態に陥ったことを受け、新富町の丸広百貨店前で道行く人や買い物客らに事故防止を訴えました。

啓発グッズを渡して事故防止を訴え
啓発グッズを渡して事故防止を訴え
配られた反射板やたすき・パンフレットなど
配られた反射板やたすき・パンフレットなど
さいたま市と並び県内ワースト1
 特別対策地域の指定は、1月1日からの交通事故死者数が7月20日に過去3年間の平均(5人)を6人上回わる11人に急増したために受けたもの。
 7月15日から24日まで夏の交通事故防止運動を繰り広げたものの死亡事故に歯止めが掛からず、8月22日現在では2倍以上にあたる12人に達し、さいたま市と並んで県内ワースト1になっています。

特別対策本部で推進計画を策定へ
 今年、同地域に指定されたのは7月の草加市に次いで2例目で、川越市が指定されたのは2002(平成14)年以来9年ぶり。
 指定を受けたことにより8月21日から11月20日までの3カ月間は、市長を本部長とする特別対策本部を設置し策定した推進計画に沿って、 県・県教委・県警本部や関係機関・団体と協力し、集中して
交通安全対策を講じなければなりません。

特別対策開始式は雨天を理由に中止
 本来ならきょうは認識を共有し協力するために、市や自治連・交通安全協会・商議所・青年会議所・交通安全指導会・安全運転管理者協会・交通安全推進事業所協会など9団体が参加し、交通安全推進協議会の会長を務める川合善明市長が指揮を執って「交通事故防止特別対策開始式」が開かれる予定でしたが、交通死者が深刻な事態にもかかわらず「雨天」という理由だけで中止に。
 代わりに、市民部安心安全生活課の職員6人と交通指導員5人のみが、反射たすきやミニ反射板・自転車マナーのパンフレットやティッシュなどの啓発グッズを配って交通事故防止を呼び掛けました。

挨拶する内山久仁夫課長
挨拶する内山久仁夫課長
亡くなった12人中、9人が高齢者
 午前11時前から始まったキャンペーンでは、同課の内山久仁夫課長が挨拶。
 「亡くなった12人のうち9人が高齢者で、いずれも夜間反射板やたすきなどを身に付けていなかった。着用していれば防げた事故もあったのではないかと残念。また、多くの事故が交差点で起きており、高齢者や子どもたちに更に注意を呼び掛けていきたい」などと話していました。(今年の死亡事故は下の表参照。青字は夜間、赤字は主な特徴)


4つの重点項目で具体策講じる
 市では24日に交通事故防止特別対策推進計画会議を開き、「高齢者の交通事故防止」「交差点の交通事故防止」「自転車の交通事故防止」「市民に対する交通事故発生情報の積極的提供」の4つを柱に、具体的な交通安全策を策定する予定で、暗い交差点への照明設置や道路標識・看板の設置などハード面や、後楽会館での講話や学校・スーパー店頭での啓発活動などソフト面での対応を進めていくとしています。
(写真は新富町の丸広百貨店前で)
今年、市内で発生した死亡事故 (8月22日午後3時現在・川越警察署の資料より)
日付
発 生 時 刻
発生地内
発生地点
事 故 の 主 な 状 況
1月7日 午前8時10分頃
中福
交差点
軽自動車(34)が一時停止の場所を停止せず進行し、原付バイクと衝突。原付の運転手(37)が死亡
1月20日 午前11時20分頃
かすみ野2
交差点
普通乗用車(65)が交差点を右折の際、歩行者(93)を発見しつつブレーキ操作を誤り衝突、歩行者が死亡
3月7日 午後8時45分頃
下広谷
路上
車両が歩行者(65)と衝突して逃走、歩行者が死亡
3月23日 午後1時48分頃
宮元町
交差点
普通貨物車が国道を横断中の歩行者(75)と衝突、歩行者が死亡
3月27日 午前2時5分頃
かし野台1
交差点
普通乗用車が道路を横断中の歩行者(72)と衝突、歩行者が死亡
5月3日 午後6時40分頃
山田
路上
軽貨物車が店に入るため対向待ちしていた普通乗用車(51)に衝突。軽貨物車の運転手(56)が死亡
5月15日 午前1時頃
的場新町
交差点
信号機のない交差点で普通二輪車(19)と軽乗用車(32)が衝突。二輪車の運転手が死亡
7月7日 午前8時25分頃
霞ヶ関北1
交差点
普通乗用車(51)が交差点付近を直進中、右側から横断していた歩行者(77)と衝突、歩行者が死亡
7月16日 午後1時15分頃
通町
交差点
普通乗用車(49)が交差点右折の際、横断歩道を右側から渡っていた歩行者(78)と衝突、歩行者が死亡
7月24日 午前1時25分頃
下赤坂
路上
軽乗用車(37)が直線道路を進行中、右側から横断していた歩行者(77)と衝突、歩行者が死亡
7月29日 午後10時10分頃
旭町1
交差点
普通乗用車(33)が交差点を直進中、右側から横断していた歩行者(80)と衝突、歩行者が死亡
8月9日 午後8時35分頃
鯨井新田
交差点
普通乗用車(35)が交差点を直進中、横断歩道を右側から渡っていた歩行者(79)と衝突、歩行者が死亡
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体験談や詩の朗読で平和への思い
 
日色ともゑさんが川越で講演
     2011年08月21
日色ともゑさんと一緒の舞台でわらべ歌を歌いながら演じる子どもたち 日色ともゑさんと一緒の舞台でわらべ歌を歌いながら演じる子どもたち
日色ともゑさんと一緒の舞台でわらべ歌を歌いながら演じる子どもたち

日色ともゑさんが川越で講演
 劇団民藝の女優・日色ともゑさん(70)が21日、郭町の川越市民会館やまぶきホールで講演。舞台で子どもたちが演じるわらべ歌に合わせて川越の民話を朗読したり、子ども時代の戦争体験の紹介や詩の朗読を通じて平和への思いを話しました。
 日色さんは舞台公演などの合間を縫って、20年以上にわたり全国各地で朗読や講演を通じて戦争と平和について訴えています。

松尾美保子代表
松尾美保子代表
市の協働事業で市民グループが招く
 「日色ともゑ おはなしと朗読」と題された講演会は、市民グループの「Peaceやまぶき」(松尾美保子代表・25人)が主催。今年度の市提案型協働事業の一つとして川越市と市教委が後援して開いたもの。
 Peaceやまぶきは「平和でなければ文化は育たない。文化が暮らしにとけ込むように」との思いから、一昨年8月に朗読会を開いたメンバーらを中心に昨年5月、松尾さんらが市民グループとして結成。昨年は「千の風になって」の訳詞者・新井満さんを招いた講演会を開催、今回の講演会は約1年かけて準備を進めてきました。

子どもたちに囲まれ、川越の民話などを朗読する日色ともゑさん
子どもたちに囲まれ、川越の民話などを朗読する日色ともゑさん
公募の子どもたちが舞台で共演
 今回の講演会では、舞台で日色さんと共演する子どもたちを公募。市内や富士見市から集まった6〜12歳の男女22人が、2回の練習を経て舞台に立ちました。
 子どもたちは日色さんを囲み、川越が発祥の地とされる「とうりゃんせ」や、「はないちもんめ」「かごめかごめ」「あんたがたどこさ」「ひらいたひらいた」などのわらべうたを歌いながら、一生懸命演じていました。
 日色さんは、喜多院や伊佐沼、仙波郷や六地蔵などにまつわる民話を朗読。女優ならではの巧みな読み聞かせで、会場を民話の世界に引き込んでいきました。

少女時代の体験や詩の朗読で戦争話す
 後半では、日色さんが子どものころに体験した戦争や俳優になったいきさつなどを中心に講演。戦中・戦後の社会を描いた茨城のり子さんや花森安治さんの詩の朗読を交えながら、平和の大切さを訴えました。
 日色さんは、太平洋戦争が始まった1941(昭和16)年に日本橋の蛎殻町で生まれたが父親と疎開していたため3月10日の大空襲を免れたこと、丸焼けになったまちの様子を生き残ったおばから聞いたことなどを紹介。
 「自分にとって戦争とは東京大空襲のイメージだったが、小学5年生のとき新藤兼人監督の『原爆の子』を見てものすごく衝撃を受けた」といい、「一瞬にして命が奪われる戦争の恐ろしさや平和の大切さを伝える心がその時に目覚め、後に俳優として生涯を通じ訴えていくことになった」などと話しました。


空襲で消える命の話に涙する人も
 1時間半以上にわたり、柔らかな語り口で静かに戦争の恐ろしさを語る日色さんの講演に、会場を訪れた約300人の聴衆はじっと聞き入り、時折ハンカチで目頭を押さえる光景も。
 新宿町から夫婦で来たという鈴木さんは「父から聞かされた空襲の話を思い出し、様子がまぶたに浮かんで涙が止まらなかった。罪のない親兄弟が、なすすべくもなく焼けただれて死んでいくなんて許せない。子どもたちに、そんな思いは二度とさせたくない」などと話していました。
(写真は郭町の川越市民会館やまぶきホールで)
柔らかな語り口で静かに戦争の恐ろしさを訴える日色ともゑさん
柔らかな語り口で静かに戦争の恐ろしさを訴える日色ともゑさん
会場を埋めた人らは日色さんの講演にじっと聞き入り、時折ハンカチで目頭を押さえる姿も
会場を埋めた人らは日色さんの講演にじっと聞き入り、時折ハンカチで目頭を押さえる姿も
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子どもたちに教えながら学ぶ
 
川工生が「たまご学校」
で小学生を指導      2011年08月20
風船とドライヤーを使った寺山弘校長(右)の流体力学の話に聞き入る子どもたち
風船とドライヤーを使った寺山弘校長(右)の流体力学の話に聞き入る子どもたち

教員が見守る中、高校生のお姉さんがステンシルのつくり方を丁寧に指導
教員が見守る中、高校生がステンシルのつくり方を丁寧に指導
高校生が小学生に教えながら学ぶ
 高校生がふだん自分たちが学んでいることを子どもたちに教えることで、自分たちの知識や技術をさらに磨こうという「たまご学校」が、20日午前9時45分から午後3時45分まで西小仙波町の県立川越工業高校(寺山弘校長・812人)で開かれました。

研究者・技術者のたまごが先生役
 「たまご学校」は国・県の委嘱で2005(平成17)年度から始まった、研究者・技術者のたまごである高校生が日ごろの学習成果を活かして先生役を務めるもの。
 全国的にも珍しい取り組みで、同校では毎年夏休みのこの時期に開いています。

ステンシルによるハンカチプリントは女の子に人気の講座
ステンシルによるハンカチプリントは女の子に人気の講座
ゴーグルを着け、本格的な旋盤を使って風鈴作りに挑戦
ゴーグルを着け、本格的な旋盤を使って風鈴づくりに挑戦
スライムづくりは材料を正確に計るのがコツ
スライムづくりは材料を正確に計るのがコツ
液体窒素でコーラを凍らせると…
液体窒素でコーラを凍らせると…
ガラスに模様を削るサンドプラストはお母さんも興味津々
ガラスに模様を削るサンドプラストはお母さんも興味津々
初めてのハンダ付け体験に「難しいけど面白い!」
初めてのハンダ付け体験に「難しいけど面白い!」
子ども大学かわごえの118人が受講
 7回目の今回は、昨年に続き「子ども大学かわごえ」(望月修学長・170人)の小学3〜6年生118人や保護者ら約50人が参加。
 川工の井上茂雄教頭ら教員20人の監修の下、デザイン科・化学科・電気科・建築科・機械科の2〜3年生55人が講義しました。

化学・電気・建築・機械など6つの講座
 この日、行われたのは「ステンシルによるハンカチプリント(デザイン科)」「液体窒素(化学科)」「サンドブラスト(同)」「スライムづくり(同)」「LEDライト製作(電気科)」「蔵造り模型製作(建築科)」「旋盤による風鈴製作(機械科)」の6講座。
 子どもたちはこれらのうち、午前と午後に希望する1講座ずつを選んで受講しました。

ハンカチプリントや液体窒素の実験
 ステンシルプリントでは、自分たちがデザインした絵柄に型紙をくり抜き、顔料でハンカチを染めてアイロン掛け。女の子に人気が集まっていました。
 液体窒素の講座では、子どもたちにボールやコーラなどがマイナス196℃で瞬間冷凍する実験を披露。目の前で起こる不思議な現象に、子どもたちは大喜びしていました。

サンドブラストやスライムづくりも
 サンドブラストは、自分たちが描いた絵柄をくり抜いた型紙をガラスに貼り、細かい金属の粉を吹き付けて表面を削ることで、部分的に曇りガラスの絵柄を作る技術。お母さんらも熱心に見守る中、子どもたちはアルミニウムの粉で絵柄が描かれていく様子に見入っていました。
 スライムづくりは、普通の糊(のり)と水に硼砂(ほうしゃ)を加えて混ぜることでゼリー状のスライムができる様子を体験。材料の配分が重要なため、子どもたちはビーカーや試験管を使い真剣に計って混ぜていました。

ハンダ付けや本格的な旋盤にも挑戦
 LEDライトの製作では、単四電池ケースにLEDを配線。高校生のお兄さんたちに教えてもらいながら、初めてのハンダ付けに真剣に挑戦していました。
 風鈴の製作では、子どもたちがゴーグルを着けて本格的な旋盤で金属を削り、穴を開けて風鈴に仕上げていきました。

1週間、3〜4人が半日掛かりで用意した蔵造りの模型のつくり方を説明
1週間、3〜4人が半日掛かりで用意した蔵造りの模型作りを説明
風船とドライヤーで流体力学について分かりやすく話す寺山弘校長
風船とドライヤーで流体力学について分かりやすく話す寺山弘校長
子どもたちの教材づくりで技術磨く
 蔵造り模型製作では、ステンシルボードで作られたパーツを接着剤で慎重に貼り合わせ、色を塗って蔵の貯金箱づくり。
 部品は別役壱与教諭指導の下、2〜3年生3〜4人が毎日半日ずつ1週間かけて用意したもので、精巧そのもの。この準備で自分たちの技術にも磨きが掛かったといいます。

校長も風船とドライヤーで特別講義
 閉校式では、寺山校長が流体力学について特別授業
 風船とヘアドライヤーを使いながら、風の流れによって物体が引き寄せ合う性質を分かりやすく説明すると、子どもたちは興味深そうに聞き入っていました。
 寺山校長は「自然界の現象には必ず理由があります。原因を探るために、失敗を恐れずに実験や研究を繰り返すことで自然に力が身に付いていきます。いろんな人と力を合わせ、あきらめないで頑張る力を養ってください」などと子どもたちを励ましました。

製作中の電車に試乗し大喜び
 最後に、子どもたちは電気科が製作中の電車に試乗
 これは同校が毎年10月最後の週末に開催の学園祭で、校庭内を走らせる本格的な軌道列車。君島栄教諭の指導の下、
生徒15人が4月から取り掛かっているもの。
 この日は、ほぼ完成した台車に子どもたちを乗せ、人力でレールの上を走りました。


お昼はみんなで楽しく弁当を食べながらおしゃべり
お昼はみんなで楽しく弁当を食べながらおしゃべり
電気科の生徒15人が制作中の電車に試乗して大喜び
電気科の生徒15人が制作中の電車に試乗して大喜び
「液体窒素もっと知りたくなった」
 初めて参加した目崎愛里さん(武蔵野小4)は「ステンシルやLEDライトなど、やったことがないことを教えてもらい、楽しかった」、深澤幸紹くん(今成小5)は「旋盤で風鈴を削るのは初めてだったけど、思ったよりうまくできた。やって良かった」、肥留間梧くん(仙波小6)は「楽しかった。液体窒素のことがもっと知りたくなった」などと感想。

昨年に続き参加の子も大満足
 昨年に続き参加の小島梨緒さん(東小6)は「去年は蔵造りの模型とハンカチを作った。今年はLEDライトとサンドブラストに挑戦します。いろんなものが作れて楽しい」と満足そう。
 今回も兄弟で参加した野村亮輔くん(第一小6)と裕輔くん(同5)は「ふだんは鬼ごっこや缶蹴りで遊ぶのが好き。LEDライトづくりはハンダ付けが難しかった」「ブロックでいろんなものを作るのが好き。組み立てるのは難しかったけど楽しかった」などと話していました。
(写真は西小仙波の県立川越工業高校で)
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給食の食材に関心集まる
 
市学校給食センターが見学会
       2011年08月18日
給食マンと一緒に大鍋混ぜに挑戦
給食マンと一緒に大鍋混ぜに挑戦
野菜を一気にみじん切りにする機械にびっくり
野菜を一気にみじん切りにする機械にびっくり

学校給食センターを市民に公開
 福島原発の事故以来、食材に対する放射能汚染に保護者らの関心が集まる中、川越市は毎年恒例の学校給食センター見学会を開催。18日午前9時半から午後2時まで、一般市民に菅間の同センター(牛窪靖夫所長・69人)を開放して施設や日ごろの作業内容などを紹介しました。

今年は省エネで時間繰り上げ実施
 同センターの見学会は2008(平成20)年から始まり、今回が4回目
 例年は午前10時から午後3時までの開放でしたが、今年は全市を挙げての省エネ対策のため、電力使用量がピークを迎える午後2時以降を避けて開始・終了時間を早めての実施となりました。

食器が次々と自動で洗浄・乾燥されていく工程に「すっごーい」
食器が次々と自動で洗浄・乾燥されていく工程に「すっごーい」
自分たちで選んだ野菜が、子ども1日に必要な300gに届いたか計りでチェック
自分たちで選んだ野菜が、子ども1日に必要な300gに届いたか計りでチェック
4つのセンター職員らが対応
 この日は、市内に4つある学校給食センターから集まった職員や調理員ら約110人が対応。
 訪れた見学者に、食材の計量室・洗浄室・処理室や焼き物・揚げ物・釜・鍋物の調理設備、食器の洗浄・消毒機、食器保管施設、エアシャワー設備など各施設を案内しました。

自分に必要な野菜量など体感
 この日、最初に訪れたのは松郷の「風の子保育園」と「同第二保育園」の園児ら18人。他の親子連れらに交じって施設を見学しました。
 食材の計測コーナーでは、子どもが一日に必要な野菜の量(約300g)を当てるクイズに挑戦。ピーマンやニンジン、タマネギやトマトなど、自分たちで選んだ食材をトレイに取ったものを計りに載せてチェックし、自分たちが毎日食べなければいけない量を体感していました。

ほこりを一気に飛ばすエアシャワールームも体験
ほこりを一気に飛ばすエアシャワールームも体験
川越のマスキャラ「トキモ」と一緒に記念撮影
川越のマスキャラ「トキモ」と一緒に記念撮影
素早い大量調理設備にびっくり
 園児らは食材の模型が調理器から出てくる様子に興味津々で、大好きなハンバーグや卵焼きに大喜び。たくさんのおかずが素早く調理される仕組みに驚いていました。
 また、大量の食器が自動で洗浄・消毒される機械の前では、手際よく処理されていく様子に見入っていました。
 お母さんと一緒に見学した三久保町の西野さん(小4)は「見学は初めて。給食がどの様に作られているのか興味があった。思ったより大規模で、楽しかった」などと話していました。

食材について保護者から問い合わせ
 学校給食を所管する市教委学校給食課によると、震災後の計画停電の影響で3月15日から学期末まで主食と牛乳のみの限定メニューとなったほかは、調理施設等に大きな被害はありませんでした。
 また、原発事故以降は保護者から食材についての問い合わせが多く寄せられ、放射線を浴びている恐れのある食材の使用を心配する声がある一方で、「被災地を応援するために安全が確認された食材は積極的に活用すべき」といった声もあるといいます。

コメは全て川越産・牛乳は県内産
 給食の食材について、市では「産地にこだわらず、安全性が確認されたものを使っている」としており、コメは100%が川越産・牛乳は100%が県内産のものを使用。野菜は約2割を目標に川越産を使っています。

新学期から牛肉の給食使用を中止
 なお、東北地方の稲わらを食べて育った各地の牛から基準を超える放射線量が検出されたことから、市では全頭検査で安全性が確認される体制が整うまで、新学期以降の牛肉使用を全面中止(これまでは月1回程度使用)することを決めています
(写真は菅間の市学校給食センターで)
 
「あ、ハンバーグだ!」グリルから出てきた模型に大喜び
「あ、ハンバーグだ!」グリルから出てきた模型に大喜び
女の子は本物そっくりの卵焼きの模型に興味津々
女の子は本物そっくりの卵焼きの模型に興味津々
野菜洗浄シンクからミニトマトの模型をすくう園児ら
野菜洗浄シンクからミニトマトの模型をすくう園児ら
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テーマは「ともに歩む未来へ」
 
市制施行90周年記念事業実行委が発足
      2011年08月18
各種団体の代表者ら128団体の156人が出席して開かれた「市制施行90周年記念事業実行委員会」の第1回総会
各種団体の代表者ら128団体の156人が出席して開かれた「市制施行90周年記念事業実行委員会」の第1回総会

来年の市制90周年向け実行委が発足
 来年12月1日に川越が市になって以来90周年を迎えるにあたり、1年間にわたり記念事業・行事を行うための実行委員会(会長・川合善明市長)が18日に発足。午後1時半から元町の川越市役所で第1回の総会を開きました。

世代超え共に歩む未来への第一歩に
 川越市は1922(大正11)年に埼玉県で初めて市制を施行。県南西部の中心都市として発達し、2003(平成15)年には県下で初めての中核市になりました。
 90周年記念事業は、少子高齢化や人口減少社会を迎える中で快適で安心できる暮らしづくりを目指し、世代を超えて明るく元気に暮らしていくための第一歩とするためのもので、テーマは「ともに歩む未来へ かわごえ90」。

5つの基本目標で1月から1年間
 基本目標は5つの柱からなり、誰もが気軽に参加し・ふれ合う「90周年をみんなで祝おう」、これまで受け継がれ培われてきた歴史・文化・伝統を学び体験する「市の歴史や文化を知ろう」、自分が暮らす地域にふれ生活環境の向上に取り組む「快適で安心なまちを目指そう」、まちの将来や若者・子どもたちが求める未来を共に考える「市の将来について考えよう」、スポーツや芸術にふれながら心豊かに過ごす「心豊かな時を過ごそう」を中心に、来年1月1日から12月31日まで事業が進められます。
川合善明市長
川合善明市長
大野英夫副市長
大野英夫副市長
128団体の代表ら156人が出席
 この日開かれた第1回総会では、市民参加による事業を円滑に進めるために選ばれた128団体の代表者ら156人が出席。
 開会にあたり、川合市長が「実行委は市が行う事業とは別に、それぞれの人が主催者となって記念事業を企画・実施するという大変重要な役割を担っている。厳しい財政状況の中、皆で知恵を出し合って1人でも多くの市民が参加でき記憶に残る有意義な記念事業を行いたい」と挨拶。大野英夫副市長が、これまでの準備委員会の経過について報告しました。
 続いて互選により、三上喜久蔵・市議会議長、栗原博司・自治連会長、大久保敏三・商議所会頭の3人が副会長に、山田英夫・いるま野農協地域理事代表ら12人が理事に選任されました。

11月の総会以降に具体的な内容
 各実行委員は、9月20日までに各々の記念事業や行動計画書をまとめて提出。11月に開かれる理事会・総会に諮ることになっており、具体的な事業内容が明らかになるのはそれ以降になる見込みです。
 市ではあす19日まで、市内に在住・在勤・在学する市民から広く記念事業のアイデアを募集しています。
記念事業についての詳しい問い合わせは、政策企画課 広域企画担当 Tel.224-5503(直)へ。
(写真は元町の川越市役所で)
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漫画家12人が戦争体験など描く
 
日中国交回復40年記念し作品60点
        2011年08月09日〜14日
入場者の中には中学生や高校正など若者の姿も
入場者の中には中学生や高校生など若者の姿も
作品を寄せた(右上から)赤塚不二夫・山内ジョージ・高井研一郎・森田拳次・北見けんいち・上田トシコ・古谷三敏・ちばてつや・林静一・バロン吉元・山口太一・横山孝雄の皆さん
作品を寄せた(右上から)赤塚不二夫・山内ジョージ・高井研一郎・森田拳次・北見けんいち・上田トシコ・古谷三敏・ちばてつや・林静一・バロン吉元・山口太一・横山孝雄の皆さん
初日から大勢の人が訪れた展示会場
初日から大勢の人が訪れた展示会場

漫画を通じ、戦争の怖さや平和の大切さ
 幼少時代に中国で戦争を体験し、日本に引き揚げてきた経験を持つ漫画家12人の作品を通じ、風化しつつある戦争の恐ろしさや平和の大切さを伝えようという漫画展「中国からの引き揚げ〜少年たちの記憶」が、9日から郭町の川越市立美術館で始まりました。
 漫画展は入場無料で、14日(日)まで。時間は午前10時〜午後5時(最終日は午後3時まで)。

人気漫画家12人の説明付き作品60点
 展示されているのは、「中国引揚げ漫画家の会」メンバーの赤塚不二夫・上田トシコ・北見けんいち・高井研一郎・ちばてつや・林静一・バロン吉元・古谷三敏・森田拳次・山内ジョージ・山口太一・横山孝雄さん(50音順)が描いた戦争体験の作品54点と、東関東大震災の被災地を応援する作品6点の計60点。
 一枚一枚に作者などが書いた説明やコメントが添えられ、子どもの目から見た戦争や暮らし・まちの様子などが伝わってきます。

集まった実行委員らに展示作業について説明する日本中国友好協会の円山至副理事長(中央)
集まった実行委員らに展示作業について説明する日本中国友好協会の円山至副理事長(中央)
天井に届きそうな脚立に上って、慣れない作品展示作業に挑戦する実行委員ら
天井に届きそうな脚立に上って、慣れない作品展示作業に挑戦する実行委員ら
到着した作品を箱から出して準備する実行委員ら
到着した作品を箱から出して準備する実行委員ら
日中国交回復40年で全国を巡回展示
 漫画展は日本中国友好協会が国交回復40年(来年)を記念し、昨年4月から全国各地を回って開催。
 川越市はさいたま市に続き28番目(県内では2番目)で、最終的には全国50カ所以上を巡る計画。

周辺市町や各教育委、本紙などが後援
 川越での開催は「漫画展実行委員会」(木下富枝子代表・22人)が主催、市・県・市教委・県教委・周辺各市町と教育委員会・小江戸新聞社などが後援。
 実行委員会は、自らも引き上げの経験を持つという元・新宿町保育園長の木下さん(79)が、友人で作家の平松伴子さん(70)や、平松さんの夫で日本中国友好協会の埼玉支部理事も務める平松辰雄さんら22人で結成。これまで会場の手配やPR、チラシの準備などを進めてきました。

実行委員ら力合わせ不慣れな展示作業
 展示会初日の9日は、午前10時にメンバーら18人が市立美術館に集合。同協会の円山至副理事長の指示に従い、到着したばかりの作品をチェック・分類しながら会場に展示していきました。
 メンバーは美術展の準備など初めての人ばかり。天井まで届きそうな脚立に上ってワイヤーを吊り下げ、力を合わせながら昼までに一枚一枚丁寧に作品を展示していきました。

幅広い年齢層の人たちが熱心に見入る
 午後1時から始まった初日の展示会では、会場と同時に市内外から大勢の人らが入場。
 戦争を体験した人や、幼いころ両親から話を聞いたことのある人、戦争をまったく知らない世代など、幅広い年齢層の人が会場を訪れ、一枚一枚じっくりと作品に見入っていました。

「子どものころ聞いた両親の話、思い出した」
 日高市からお母さんと来たという大沢さん(中3)は「漫画と説明を見て、ちょっと怖かった」と話し、お母さんは「親も戦後生まれなので戦争についてあまり知らなかったが、大変なことがあったんだなとあらためて感じました」と話していました。
 友達と2人で来たという東中1年の福原さんと古屋さんは「戦争の絵はよく分からなかったけど、人気漫画家が描いた頑張れ東北の絵が印象的ですごく良かった」「東北のために、みんな一生懸命応援しているんだと思った」などと感想。
 寺尾から来た石川さん(59)夫妻は「中学のころまで両親から聞いていた、満州時代の話を思い出した。バロン吉元さんが描いたアジア号の絵が印象的だった」「赤塚不二夫さんの描いた子どもの手を引いて歩くお母さんの絵を見て、みんな必死に生きていたんだと思った。生前に義母から聞いた、満州から引き揚げるときにポケットをいっぱい付けたリュックを作って、いろんなものを詰めて船に乗った話を思い出した」などと話していました。

(写真は郭町の川越市立美術館で)
「中国からの引き揚げ〜少年たちの記憶」と「がんばろう東北」の主な作品(順不同・敬称略)
バロン吉元
バロン吉元
赤塚不二夫
赤塚不二夫
ちばてつや
ちばてつや
北見けんいち
北見けんいち
一枚一枚、漫画とコメントにじっくり見入る入場者
漫画とコメントに見入る入場者
横山孝雄
横山孝雄
山口太一
山口太一
林静一
林静一
高井研一郎
高井研一郎
森田拳次
森田拳次
ちばてつや
ちばてつや
山内ジョージ
山内ジョージ
上田トシコ
上田トシコ
森田拳次
森田拳次

古谷三敏
古谷三敏
所ゆきよし
所ゆきよし
クミタリュウ
クミタリュウ
会場を訪れた人の年齢層や戦争に対する思いはさまざま
会場を訪れた人の年齢層や戦争に対する思いはさまざま
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入間川氾濫で空・陸・水中で救命
 
大規模水害に備え市が水防演習
    2011年08月07
ダイバーが水中から救出した人をボートで引き上げ、救急搬送する消防隊員ら
ダイバーが水中から救出した人をボートで引き上げ、救急搬送する消防隊員ら
堤防裏面の漏水を土のうで防ぐ「月の輪」
堤防裏面の漏水を土のうで防ぐ「月の輪
堤防を越す水を防ぐ「改良積み土のう」
堤防を越す水を防ぐ「改良積み土のう
平成以降の主な市内の水害
発 生 日
原 因
被 害 場 所
H.2年11月29日 台風28号 岸町1、仙波4、木野目、砂新田1、寺尾
H.3年9月19日 台風18号 岸町1、砂、木野目
H8年9月22日 台風17号 岸町1、砂新田、砂、木野目、上新河岸など
H10年8月6日 大雨 連雀町、中原町、松江町、小仙波町2、仲町、久保町
H10年8月28日 集中豪雨 岸町1・2、砂、下新河岸、南大塚、牛子、木野目など
H10年9月15日 台風5号 岸町1、砂、南田島、寺尾、上新河岸など
H11年8月14日 集中豪雨 岸町1・2・3、古谷上、木野目、砂、寺尾
H11年8月24日 集中豪雨 岸町2・3、砂、旭町3、砂新田1
H12年7月7日 台風3号 寺尾、扇河岸、岸町1、府川、砂新田上、木野目、南田島
H12年9月11日 台風14号 岸町1、小仙波町4、砂新田、砂、扇河岸など
H20年8月28日 集中豪雨 旭町1・2・3、岸町1・3、小仙波町2、寿町1、中原町1・2、木野目、南田島、寺尾、霞ヶ関東5
大規模水害に備え、300人超が参加
 川越市と川越地区消防本部は7日午前8時半から入間川河川敷の上戸運動公園(上戸小前)で、水防団員や消防局員・市防災幹部や市議ら300人以上が参加し、大規模な水害発生に備えた水防演習を行いました

川に囲まれた川越、2年に1回演習
 川越市は入間川や荒川など、市の西・北・東側を大きな河川に囲まれており、台風やゲリラ豪雨など水害に対する警戒は不可欠。
 平成に入ってからも、台風や集中豪雨により床上・床下浸水や道路冠水など、11回の水害(別表参照)が発生しています。
 市では住民の安全を守り、水防に対する関心を深めてもらおうと、2年に1回この時期に演習を開催
しています。

新潟・福島の大災害、記憶に新しく
 演習は大型で強い台風が県下を襲い、荒川や入間川の水位が上昇して氾濫の危険な状態に陥ったと想定して実施。
 先月、台風6号により新潟・福島地方が観測史上最大の集中豪雨により甚大な被害がもたらされたばかりとあって、訓練も実践さながらに熱のこもったものとなりました。

実践さながら、氾濫未然に防ぐ
 演習では、参加した市内12の水防団280人のうち154人が、日ごろの訓練成果を披露。
 情報を受けた本部からの指令により、流水をせき止める「土のう作り」、水に流されないよう支えとして打つ「竹とげ・杭ごしらえ」、ロープで繫いだ樹木で水流を弱める「木流し」、堤防表面をシートなどで保護する「表むしろ張り」、竹を組んで堤防が流されないようにする「五徳縫い」、堤防裏面の漏水を止める「月の輪」、堤防を越す水を防ぐ「改良積み土のう
など、氾濫を未然に防ぐ工法が繰り広げられました。

溺れた人をロープで引き上げ救出する県防災ヘリ
溺れた人をロープで引き上げ救出する県防災ヘリ
遠巻きに演習を見学する市民の姿も
遠巻きに演習を見学する市民の姿も
川合善明市長
川合善明市長
大野英夫副市長
大野英夫副市長
ヘリやボート、ダイバーら
空・陸・水中から救命訓練
 続く水難救助訓練では、消防局員らが川で溺れた人や中州に取り残された人らを救出。
 中州に打ち込んだロープをたどってボートで助けたり、ダイバーが潜って救出した人をボートに引き上げて救急搬送、県防災ヘリで水面から溺れた人を救出する様子などが繰り広げられました。

炎天下、消防団員ら汗だく
 この日は日差しが照りつけ、最高気温が34.9℃を観測する真夏日となりましたが、参加した水防団員らは汗だくになりながらも統制の取れた手際を披露。
 演習後、水防管理者の川合善明市長は「演習は大変良好だった。実践さながらの活動を見て心強く感じた。今後とも技術の向上・心身の修練に精進し、市民の安心安全のために活動していただきたい」などと話していました。

(写真は入間川河川敷の上戸運動公園で)
支えとなる杭を削る「竹とげ・杭ごしらえ」
支えとなる杭を削る「竹とげ・杭ごしらえ
袋に砂を詰める「土のう作り」
袋に砂を詰める「土のう作り
竹を組んで堤防の流出を防ぐ「五徳縫い」
竹を組んで堤防の流出を防ぐ「五徳縫い
堤防をシートで保護する「表むしろ張り」
堤防をシートで保護する「表むしろ張り
入間川河川敷で、ロープで支えた樹木で川の流れを緩める「木流し」を演習する水防団員ら
入間川河川敷で、ロープで支えた樹木で川の流れを緩める「木流し」を演習する水防団員ら
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福島・茨城の花火など5000発が華
 
伊佐沼で第21回「小江戸川越花火大会」
     2011年08月06
福島・茨城の300発を含む5000発の花火が伊佐沼の水面や夜空を彩る
福島・茨城の300発を含む5000発の花火が伊佐沼の水面や夜空を彩る
5000発の花火に11万人
 夏の風物詩「小江戸川越花火大会」が6日午後7時半から伊佐沼公園で開催。
 市民や観光客など約11万人(主催者調べ、前回3万5,000人減)が約2時間にわたって水面や夜空を彩る5,000発の花火に酔いました


市財政難で2年ぶりの開催
 小江戸川越花火大会は、小江戸川越観光推進協議会(会長・川合善明市長)が主催。市や川越商議所・小江戸川越観光協会が講演し、毎年この時期に、隔年で安比奈親水公園と伊佐沼に会場を変えて開催。
 昨年は市の財政難から開催を見送ったため、第21回大会は2年ぶりの開催となっただけに、市民らも心待ちにしていました。

「川越から元気を発信!」
 今回は「川越から元気を発信!」をメーンテーマに、東日本大震災の被災地復興を願って開催。
 福島・茨城両県で作られた大小のスターマイン300発を購入して打ち上げたほか、市内に避難している被災地の人ら270人を元気付けるために招待しました。

今年から有料観覧席など用意
 また、今回初めて小江戸川越観光協会が有料(1,000円)の観覧席1,500席を用意。料金のうち5%にあたる7万5,000円を義援金として被災地に寄付。
 市民の一言が添えられた「メッセージ花火」も初めて公募。1発1万5,000円の料金のうち1割が義援金に充てられ、集まった24発分の3万6,000円も日本赤十字を通じて被災地の義援金として送られることになっています。

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今回は花火の点灯式は行われず、開会は川合善明市長(中央)と三上喜久蔵議長(左)、大久保敏三・大久保敏三会頭会頭(右)の挨拶のみ=伊佐沼公園で
協賛金は2割減の620万円
 花火大会は1回の開催に約2,000万円掛かるため昨年は中止されましたが、今回、企業や団体から寄せられた協賛金は80団体から約620万円。平年の77%にとどまりました。

点灯式や民踊大会は中止に
 今回は節電に配慮し、恒例の民踊大会も中止。開会式では花火の点灯式も行われず、川合善明市長、三上喜久蔵議長、大久保敏三・商議所会頭の挨拶のみに。
 大会は「ガンバレ東日本!!」「小江戸を彩るパステルカラーの舞」「水中花」「小江戸水中音楽祭」の4部構成。
 この日は開会直前にぱらついた小雨もやみ、月も顔をのぞかせるほどに回復しましたが、気温は28℃を超すなど蒸し暑い夜に。集まった親子連れや若者らは、会場となった伊佐沼を取り囲むように座り、威勢の良い音とともに色とりどりの花火が打ち上げられると、改修されたばかりの伊佐沼の湖面や夜空を彩るたびに歓声を上げていました。

「間近に見られて、すごい!」
 浴衣に身を包み、同期入社の友達ら4人で日高市や府中市などから来たという瀬涯さん(24)らは「川越の花火大会は初めてだけど、良かった」「音楽の花火とか、すごかった」「こんなに間近で見られるところは少ないので」「来年の別会場のも見てみたい」などと話していました。

豊かな自然残る伊佐沼が舞台
 今回会場となった伊佐沼には「伊佐沼の蓮(はす)を咲かそう会」(三上正春会長・約100人)らの活動で毎年この時期にハスの花が満開となるほか、水辺にはさまざまな水鳥が飛来。タナゴやカラスガイ、シジミなど希少な生物が生息する自然豊かな場所として市民らから愛されています。
 週2回はウオーキングで伊佐沼を1周するという川合市長も「週末、夕方ごろ歩いているとカワセミも見掛けるんですよ」などと話していました。

(写真は伊佐沼周辺で)
ステージでは芸能人や市民グループによるステージも=えすぽわーる伊佐沼で
ステージでは芸能人や市民グループによるステージも=えすぽわーる伊佐沼で
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女性管理職や委員増が課題
 
24女性団体の代表とタウンミーティング
      2011年08月04
市内24の女性団体代表らを集めて開かれた第4回「川合市長と語り合うタウンミーティング」
市内24の女性団体代表らを集めて開かれた第4回「川合市長と語り合うタウンミーティング」
男女共同参画の現状と将来について、さまざまな角度から意見・質問する参加者
男女共同参画の現状と将来について、さまざまな角度から意見・質問する参加者
質問に答える川合善明市長
質問に答える川合善明市長

24の女性団体代表らが質問・意見
 さまざまな角度から市民の声を直接聴くことで市政運営に活かそうという「川合市長と語り合うタウンミーティング」が、4日午後3時から元町の川越市役所で開かれました。
 今年度は職業・分野別に開催。4回目となる今回は、市女性団体連絡協議会(26団体)と市女性ネットワークに所属する24団体の代表ら25人が出席し、「男女共同参画の現状と将来について」のテーマを中心に、自由に意見や質問が出されました。


尾崎利則・市民部長(左)と渡邊久美子・市民部参事
尾崎利則・市民部長(左)と渡邊久美子・市民部参事
市長・副市長や市民部長らが回答
 市側は川合市長のほか、宍戸信敏副市長、植松久生・市長秘書、尾崎利則・市民部長、渡邊久美子・市民部参事らが出席。専門分野で市長の答えを補足しました。

「シャトルバス廃止しないで」
 参加者の「シャトルバスは便利なので廃止しないでほしい」「午前8時台にも運行して」などの要望については、市長が「現在、路線の見直しをやっているところで、皆さんの意見や要望をなるべく取り入れていきたい」と回答。尾崎市民部長が「経費は掛かっても、利用者の多い路線を廃止することはないので安心してください」」などと補足しました。

出席団体・グループ
インターナショナル・フェローシップ
エコクラブ
ガールスカウト川越
勘寿輝舞踏教室
新・川越おやこ劇場
市交通安全母の会
市手輪の会
市食生活改善推進員協議会
川越友の会
川越美人俱楽部
川越法人会女性部
きんもくせい
芸術福祉振興機構グレイス・ソサエティ
小江戸折り紙研究会
国際ソロプチミスト埼玉
臍帯血バンクを支える会ライフサポート川越
新日本婦人の会川越支部
生活文化クラブ
母と子どもの学校・ゆーと
市退職女性校長会・むらさきの会
萌木クラブ
やまぼうし読書会
和道文化クラブ
市女性ネットワーク
宍戸信敏副市長(右)と植松久生・市長秘書
宍戸信敏副市長(右)と植松久生・市長秘書
「なぜ女性管理職が少ないのか?」
 今回は複数の参加者から「男女共同参画会議の委員に女性がほとんどいないのはなぜか?」「クォータ制(政策決定の場で、男女の比率に偏りがないようにする仕組み)についての展望は?」など女性管理職の登用について質問が。
 市長は「川越市は係長クラスまでは県平均より女性の割合が高いが、課長級以上は少ない。裾野を広げながら、女性の管理職登用を進めていきたい」とし、「職員の中には責任ある立場より自由な立場にいたいという声も聞かれ、意識を変えていくことも必要だと思う。市議会も女性が4分の1を占めるまでになっており、職員もできるだけ早くそのレベルに持っていきたい」と答えました。


土曜休校で情操教育の時間取れず
 「子どもたちの演劇鑑賞の授業がなくなってしまったが?」については、宍戸副市長が「私も県教委にいたが、子どものころに映画や演劇を観て感動したことを覚えている。今は学校も土曜休みになって授業時間が取れなくなっており、情操教育をどうやって充実させていくかが課題だと思っている」と答えました。

こどもの城は夏休み後にリニューアル
 「川越市の児童館は他市に比べて見劣りする」「児童館を幼児から小学生まで皆で有効に利用できる施設に充実させてほしい」などの声には、川合市長が「県内の主だった市には児童館が2桁くらいあるが、川越には3〜4館しかなく、厳しい財政の中でも何とかやっていきたいとは思っている」と回答。尾崎市民部長が「こどもの城は夏休み後に数千万円掛けてリニューアル(注)するので期待してください」と補足しました。
注) 約4,600万円掛け、9月から外装・内装の塗り替え、トイレや床材・照明などを改装し、年内に明るく楽しい雰囲気に一新する計画。

いままでで最多の提言・提案が
 このほか、「市は学校給食の安全性をもっと周知すべき」「市内に再びキャンプ場を」「高齢者による育児ボランティア制度を」「子育てに希望が持てる施策を」「防災無線が聞こえず不安」「国指定の河越館跡が雑草だらけだが、河越茶の栽培など有効活用を」などの意見・要望が出されました。
 会議後、川合市長は本紙取材に「今までのタウンミーティングで一番、提言・提案が多かった。女性管理職や委員会・審議会の女性委員を、どう増やしていくかが課題だと思う」などと話していました。

(写真は元町の川越市役所で)
女性の立場から市政運営について意見・質問する参加者
女性の立場から市政運営について意見・質問する参加者
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埼玉県知事選
上田清司氏が大差で三選
 
投票率は全国の過去最低24.89%
を記録     2011年07月31
三選を果たしたした上田清司氏
三選を果たしたした上田清司氏
県知事選の開票結果
候補者氏名
党派など
市内得票数
県内得票数
1
上 田 き よ し
無所属・現・63
50,085
1,191,071
2
  原 冨 さ と る
無所属・新・63
7,723
171,750
3
 たけだ のぶひろ
無所属・新・57
2,308
50,252
結了は市内・県内ともに31日午後10時33分
市内投票率
県内投票率
22.45%
ー2.26pt
25.31%
ー3.04pt
21.86%
ー1.48pt
24.47%
ー2.51pt
22.16%
ー1.87pt
24.89%
ー2.78pt

現職の上田清司氏が三選
 任期満了に伴う埼玉県知事選は31日投開票され、現職の上田清司氏(無所属・63)が119万1,071票を獲得して再選(3期目)を果たしました。

84%の票集め、新人の挑戦に圧勝
 今回の選挙では、現職の上田氏に共産党が推薦する元県労連議長の原冨悟氏(無所属・新・63)と、元高校教諭の武田信弘氏(無所属・新・57)が挑戦。
 上田氏は、民主・自民・公明各党の県組織が支援。全体の84.29%の票を集め、次点の原冨悟氏に100万票以上の大差を付けての当選となりました。

市内56カ所の投票所から集められ、一斉に開票される投票箱=午後9時、下老袋の市総合体育館で
市内56カ所の投票所から集められ、一斉に開票される投票箱=午後9時、下老袋の市総合体育館で
投票率は全国の過去最低を記録
 今回の選挙は、知事を二期務めた上田氏の知名度に対し、無名に近い新人2人の挑戦とあって、有権者の関心もいまひとつ。
 県全体の投票率は24.89%(男25.31%・女24.47%)と、前回(2007年)の27.67%(男28.35%・女26.98%)に比べ、2.78ポイント低下。1981(昭和56)年に行われた千葉県知事選の記録25.38%を抜いて、全国で過去最低の投票率となりました。
 当日有権者数は577万9,044人(男289万3,562人・女288万5,482人)で、投票者数は143万8,467人(男73万2,289人・女70万6,178人)。
 投票総数のうち、2万5,394票(約1.77%)が無効票で、得票総数は141万3,073票でした。

市内投票率は1.87pt減の22.16%
 川越市内の投票率は22.16%(男22.45%・女21.86%)と、前回(2007年)の24.03%(男24.71%・女23.34%)に比べ、1.87ポイント下がりました。
 当日有権者数は27万5,994人(男13万8,269人・女13万7,725人)で、投票者数は6万1,147人(男3万1,047人・女3万100人)。
 投票総数のうち、1,031票(約1.69%)が無効票で、得票総数は6万116票でした。


川越市が県内で最も遅く結了
 下老袋の市総合体育館では市職員197人が開票作業にあたり、市内56カ所の投票所から集められた投票箱を午後9時に一斉開封。
 5台の自動仕分け機を使いながら票を数えましたが、県内で最も遅い午後10時33分の結了となりました。
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自粛後初の大祭に8万5,000人
 
第30回「川越百万灯夏まつり」始まる
      2011年07月30〜31
大勢のカメラマンや観光客に囲まれて、浴衣姿で打ち水をする子どもたちら=幸町の埼玉りそな銀行大勢のカメラマンや観光客に囲まれて、着物姿で打ち水をする子どもたちら=幸町の埼玉りそな銀行前で前で
大勢のカメラマンや観光客に囲まれて、着物姿で打ち水をする子どもたちら=幸町の埼玉りそな銀行前で

初日は市内外から8万5,000人
 小江戸川越の夏の風物詩「百万灯夏まつり」(川越商議所・市などで組織する同実行委主催)が30日から始まり、「手作り御輿パレード」など中心市街地の各所でさまざまなイベントが繰り広げられ、初日だけで市内外の親子連れら約8万5,000人(主催者調べ)が訪れました。
 まつりは31日まで開かれ、午後2時から7時半までは交通規制が敷かれて初日に続いて歩行者天国となります。

由来は川越城主しのぶ提灯祭り
 「百万灯夏まつり」は約160年前、川越城主であった松平斉典(なりつね)をしのんで町民が提灯を飾ったのが始まりとされ、1982(昭和57)年に市政施行60周年を記念して現在の祭りになって以来、今年で30回目を迎えます。

開会式で「川越着物の日」発足を宣言
開会式で「川越着物の日」発足を宣言
川合善明市長
川合善明市長
大久保敏三・川越商議所会頭
大久保敏三会頭
塩川修・副知事
塩川修・副知事
三上喜久蔵・市議会議長
三上喜久蔵・議長
小宮山泰子・衆院議員
小宮山泰子・衆院議員
山根隆治・参院議員
山根隆治・参院議員
歩行者天国となった開会式場周辺を受け尽くす人たち=新富町の本川越駅前広場で
歩行者天国となった開会式場周辺を受け尽くす人たち=新富町の本川越駅前広場で
今年のテーマは節電と震災復興
 川越市では3月11日の東日本大震災以来、毎年恒例の「小江戸川越春まつり」など大きな祭りイベントを自粛してきており、今回は節電と震災復興をメーンテーマに開かれました。
 開会式に先立ち、午後2時20分から幸町の埼玉りそな銀行前で第6回「小江戸川越打ち水風情」(市内4ロータリークラブ主催)を開催。着物姿の子どもたちに交じって、川合善明市長や大野英夫・宍戸信敏の両副市長、大久保敏三・商議所会頭らが打ち水で街なかに涼を呼び込みました。
 市内を流れる新河岸川から取水した水を手桶に準備。参加者が一斉にまいた結果、44.4℃あった路面温度が39.6℃まで4.8℃も下がりました。

開会式で「川越着物の日」発足を宣言
 午後3時から新富町の本川越駅前広場で開かれた開会式では、実行委名誉会長の川合市長や、会長の大久保商議所会頭らが挨拶。
 あすの県知事選投票日を控えて欠席した知事の代わりに塩川修副知事が祝辞を述べたほか、三上喜久蔵議長や小宮山泰子・衆院議員、山根隆治参院議員が来賓として挨拶。各種団体の代表らや地元県議・市議らも顔を揃えました。
 式典では、この日から毎月18日を市として「川越着物の日」とすることが宣言され、川合市長が「川越には着物姿が大変似合うと思う。これで川越にまた一つ名物が増えるのではないかと期待しています。来月の花火大会には皆さんぜひ着物姿で参加してください」などと話しました。

県警音楽隊やカラーガード隊などが市内をパレード
県警音楽隊やカラーガード隊などが市内をパレード
小江戸蔵里では子どもたちが居囃子を披露=新富町で
小江戸蔵里では子どもたちが居囃子を披露=新富町で
市内12の囃子連が交代で居囃子や舞いを披露=幸町で
市内12の囃子連が交代で居囃子や舞いを披露=幸町で
パレードや手作り御輿
15基などが中心街練る
 開会式に続き、県警音楽隊やカラーガード隊・交通安全母のパレード会などが札の辻交差点に向かってパレード。
 新富町の市産業観光館「小江戸蔵里」で新富町1丁目囃子連(土金昭彦会長)による居囃子が披露されたほか、市囃子連(細野稔会長・37団体)の12の囃子連が居囃子やお祭り屋台で市内を練り、舞いや囃子で訪れた人らを魅了しました。

 午後4時からは、川越市年会議所や丸広百貨店など市内5つの企業や団体も加わり、総勢410人による15基の手作り御輿が仲町交差点〜連雀町〜川越商議所を練り歩きました。

79歳の男性が熱中症で
救急搬送される場面も
 この日は未明の雨も上がり、時おり日も差す好天に。
熱中症で倒れ、79歳の男性が救急搬送される場面も=仲町の市観光案内所前で
熱中症で倒れ、79歳男性が救急搬送される場面も=仲町の市観光案内所前で
 最高気温も29.1℃と真夏日の基準には達しませんでしたが蒸し暑く、午後4時すぎには仲町の市観光案内所前で79歳の男性が熱中症のため倒れ、市内の病院に救急搬送される場面も。

被災地の祖母らも祭りを見物
 8歳の女の子と11歳の男の子を連れ、祭りを見物した郭町の八木さん(70歳代・女性)は「屋台もたくさん出て、孫たちが喜ぶので毎年連れてきています」と話し、4歳の男の子と6歳の女の子を連れ、ふじみ野市から祭りに訪れた若夫婦は「祭り見物は4回目で、毎年楽しみにしています」などと話していました。
川越まつりさながらに祭り屋台を引いて市内を練る子どもたち=仲町で
川越まつりさながらに祭り屋台を引いて市内を練る子どもたち=仲町で
 また、祭りには福島県南相馬市から市内の親戚の家に身を寄せている祖母と孫の姿も。「活気ある祭りを見て元気が出ました。福島のまちも早く復興して、ふるさとの祭りも早く行えるようになればいいのに」などと話していました。

2日目は時代行列や
火縄銃鉄砲隊演舞も
 あす31日は、川越藩火縄銃鉄砲隊の演舞や連雀町の音楽ステージ、和太鼓フェスティバル、川越藩時代行列などが繰り広げられる予定です。
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10事業中「廃止」「改善」が4つずつ
 
昨年に続き川越市が公開事業点検
       2011年07月23日
市民が見守る中、質疑の末に判定の札を掲げる点検人
市民が見守る中、質疑の末に判定の札を掲げる点検人

公開の場で10の事業を点検
 国の事業仕分けに倣い、公開の場で事業を見直すことで行政の無駄を省こうという「川越市公開事業点検」が、23日午前9時半から午後3時45分まで小ヶ谷の市総合保健センターで開催。
 10事業のうち4事業が「廃止すべき」、4事業が「要改善」、2事業が「国・県が実施すべき」と判定されました。


川合市長や大野副市長ら(右後方)が傍聴する中、点検人の質問に答える市の担当部課長ら
川合市長や大野副市長ら(右後方)が傍聴する中、点検人の質問に答える市の担当部課長ら
12人が2会場に分かれて質疑
 公開事業点検は昨年に続き2回目。今回は対象の事業数が前回より2つ増えたため、5事業ずつ2会場に分けて点検。
 各質疑の冒頭、事業を担当する部署の職員が事業内容について説明し、点検人の質問に対して職員が回答する形式で進行。休憩を挟みながら各項目45分ずつ話し合われました。(会場で配布された公開事業点検の資料はこちら)
 今回は、淑徳大コミュニティー政策学部の石川久教授、跡見学園女子大マネジメント学部の長野基講師、尚美学園大総合政策学部の真下英二准教授、三郷市企画部企画総務部の田中富雄部長の4人が交代でコーディネーターを務め、点検人10人
(うち2人はコーディネーター兼務)が6人と4人に分かれて質疑。市民公募には4人が決まっていましたが、この日出席したのは3人でした。

今回出席した点検人の顔ぶれ
氏 名
所 属 な ど
備 考
石川 久
淑徳大コミュニティー 政策学部教授 コーディネーター・点検人
長野 基
跡見学園女子大 マネジメント学部講師 コーディネーター・点検人
真下 英二
尚美学園大 総合政策学部准教授 コーディネーター・点検人
田中 富雄
三郷市 企画部企画総務部長 コーディネーター・点検人
林 誠
所沢市 政策企画課主幹
点検人
橋本 久
和光市 企画部次長
点検人
小関 修
ふじみ野市 総合政策部財政課長
点検人
肥沼 位昌
所沢市 政策企画課副主幹
点検人
中島 雄一
富士見市 政策企画課主査
点検人
小林 英男
市民公募
市民点検人
齋藤 弘一
市民公募
市民点検人
山下 良博
市民公募
市民点検人
3項目で全会一致の判定結果が
3項目で全会一致の判定結果が
傍聴者は前回の半分以下に減少
 この日は両会場合わせ、市民ら79人(男性64人・女性15人)が各会場を行き来しながら傍聴。
 内訳は市内67人・市外12人で、前回の168人に対し89人減少。取り組みとしての事業仕分けの新鮮さが薄らいだこともあってか、半分以下の参加となりました。
 また、36人いる市議のうち約10人が市民に交じって傍聴していました。

3事業で判定が同数に
 今回取り上げられた事業と判定結果は、「広報川越発行事務」が「要改善」、「スズメバチの巣の除去補助金事業」が「廃止すべき」、「例規管理事務(条例や規則集の印刷代)」が「要改善」、「かわごえ環境推進員制度」が「要改善」、「生活情報センター運営管理」が「要改善」、「かわごえ異業種体験研修」が「国・県で実施すべき」、「川越シティカレッジ講座」が「廃止すべき」、「事業広報誌発行事務(上下水道局だより・市教委だより)」が「廃止すべき」、「介護サービス利用者負担軽減」が「国・県で実施すべき」、「公園管理事務(初雁市民プール運営管理)」が「廃止すべき」と判定されました。
 判定が同数だったケースでは、司会を務めたコーディネーターが1票を投じて評定を下しました。(主な質疑のやりとりは下表のとおり)


「廃止の判定を前向きの材料に」
 閉会式で、参加した点検人からは「論点がはっきりした事業が多かった」「きちんと議論することでコンセンサスが得られた」「質問に答えられるよう、基礎的なデータを用意しておいてほしい」「廃止の判定は、新しいものを作っていくための前向きの材料と捉えてほしい」「市民のニーズを的確に捉えて施策にあたってほしい」「結論に至った質疑の過程も重視してほしい」などの意見が聞かれました。

川合善明市長
川合善明市長
生活弱者に厳しい見直し項目も
 今回事業点検に選ばれた項目は庁内の検討だけでは思い切った改革が難しいものや、既得権益の洗い出しなど公開の場にさらすことで無駄を省こうというものが目立つ一方、昨年に高齢者介護手当を廃止した介護サービスに再びメスを入れるなど、厳しい財政下で生活弱者にまで影響が及ぶものも。
 終日点検の様子を傍聴した川合善明市長は、本紙取材に「点検対象は、政策財政部が荒選びした約20項目の中から最終的に私が選んだ。特に介護保険の重たい問題は、皆さんがどう判定されるか関心があった」などと話していました。
 市では「点検の結果は最終判断ではなく、きょうの判定結果をふまえて市としての最終結果をとりまとめ、後日公表したい」としています。
(写真は小ヶ谷の市総合保健センターで)
各種事業に対する主な質問と点検結果 (要約)
点検対象の事業項目
点検人からの質問
市担当者の回答
点検結果
点検人の意見
「広報川越」発行事務
(広報室)
1部あたりの編集経費(印刷・リース料)を11.25円で仕上げているものを、30〜36円も掛けて配布している。発行回数を減らしたりネットやメール配信を併用してはどうか? 配布コスト削減のために発行回数を月1回に減らすと、情報量や鮮度など問題が出てくる可能性がある。ネット配信の併用など研究していきたい
改善すべき
(全6票)
将来的には電子化してコスト削減を
担当職員(5人)の残業が1人平均70〜80時間と多いが、外注してはどうか? 取材・執筆・編集まで職員で行っており、休日出勤も多い。デザイン・校正などの編集部門を切り離せないか検討中 アウトソーシングすることで品質も向上すると思う
配布に3日間もかかっており、新聞折り込みの検討は? 発行日前に配られる家もあり問題ない。折り込み方式は新聞を購読しない家が増えており、届かない家庭も 配布委託を一本化し効率化を
随意契約で配布委託しており、手数料に差もあるようだが? 委託する団体や配布地域の人口密度などにより手数料に差を付けているが、見直していきたい 業務委託が既得権益化されており、見直すべき
経費削減のため、有料広告を掲載してはどうか? 検討していきたい  
スズメバチの巣除去補助事業
(保健医療部 食品環境衛生課)
市が駆除しなければならない法的な根拠は? 明文化されたものはない
廃止すべき
(廃止3票、
改善1票)
市が補助する必要はないのでは
補助金額を7,000円とした理由は? 駆除費用の半額を目安に、2000年に5,000円、2002年に1万円、2006年に8,000円、2010年に7,000円へと改訂してきた 補助金交付でなく、危険性の周知を徹底すべき
駆除費用の半額を目安に補助金額を決めているというが、実際に掛かる駆除費用は? 業者によって7,000円〜38,000円と差があり、一概には言えない 市民の相談に対し、業者を紹介するだけでいい
市は紹介する業者を定めているのか? 市が把握している市内10社・市外4社の中から紹介している
事業費の5倍以上の人件費が掛かっているが、なぜか? 他の事業も担当している職員の平均的な人件費から算出したため 市民の安心・安全のために制度は大切だが、事後申請で人件費を削減すべき
駆除の事後申請にすれば、現地視察するなどの職員の人件費が節約できるのでは? 本当にスズメバチの巣なのか確認する必要がある場合は現地視察している
例規管理事務(条例・規則集の印刷代)
(総務部 総務課)
印刷代の単価契約を見直すべきでは? 同一業者と随意契約しているが、問題意識も持っている。単価は若干見直している
改善すべき
(全6票)
紙ベースの必要性は少ない。電子化のメリットをもっと活かすべき
電子化されているのに約750万円(事業費の約半分)も掛けて印刷し、庁内や外部団体に300部以上も配布する必要があるのか? 印刷部数は年々見直しながら減らしてきているが、原版作成費用が掛かるため部数減による経費削減効果は少ない。電子化しても紙媒体は必要
ふじみ野市では紙媒体を廃止しているが、職員も市民も不自由はない。他市の状況は? 昨年3月現在で県内40市中、25市で印刷物を発行、15市が電子データのみという状況
印刷物としての例規集を携帯しなければいけない場面は? LANが配置されていない場所や、窓口で市民に説明する場合など 必要部分だけ印字すればいい
改正ごとに製本せず、年度版にすれば経費が削減できるのでは?   修正個所だけ印刷すればいい
停電時に必要と言うが、川越市はそんなに脆弱な組織なのか? 計画停電の際には職員一人ひとりのパソコンが停止して見ることができなかった 停電でも動くノートパソコンの利用を
かわごえ環境推進員制度
(環境部 資源循環推進課)
数字に表れる事業効果は? 各地域で事情や活動内容が異なり、数値化しにくい
改善すべき
(全4票)
報償に見合う活動内容が市民から見えない
市民から見える事業効果は? 布類の拠点回収のほか、ごみの相談など市との窓口として機能。地域の環境についてリーダー的役割
自治会単位で委嘱するならば、あえて報償費を支払う必要はないのでは? かつての衛生委員制度を合体させた際に、業務の大変さを考慮して報償費の制度を残したもの 推進員以外でも環境保全活動している人はおり、あえて謝礼は不要
かわごえ環境ネットとの関わりは? 連携することはあるが、別の団体として活動が異なる
環境保護や省エネ啓発など具体的な活動は? ごみの分別指導など、地域と行政ののパイプ役を担ってもらっている 推進員の活動・位置付けが不明確。自治会に属さない市民にも周知が必要
課題や廃止・縮小した場合の具体的な影響は? 推進員によって意識や活動実態に個人差がある。市とのパイプに影響
生活情報センター運営管理
(市民部 広聴課)
利用に便利な駅前に間借りしているわりには、相談件数が少ないのでは? 内容の複雑化で1件あたりの相談時間が長くなり、処理件数が減ってきている。西口の県消費生活支援センター川越も利用しているとみられる
改善すべき
(改善5票、
廃止1票)
家賃が高いために1件あたり約20万円のコストを掛けて解決していることになり、掛かり過ぎ。アトレ内にある必要はない
センターの家賃(年間約1,04万円)に経費が掛かり過ぎでは?
市が絡んだ再開発ビルという事もあり、市民の利便性を考えて川越駅前のアトレに開設したが、一等地のため家賃は高い
貸し出ししているコミュニティールームは、公民館などに移管してもいいのでは?
応談体制が十分でないのでは? スペースが限られており、増員できない 立地を見直し、十分な応談体制を
スペースを理由に相談体制の充実が図れないのはおかしいのでは? 今後検討したい
解決困難だった主な相談事案は? 独居高齢者に対して物品を売りつけてローンで契約させられた事案や、結婚に伴う名義変更で保険会社によって勝手に補償内容が変えられた事案など、解決に約2カ月かかった 商品トラブルなど消費者を守る法律もあり、市が関与する必要がないものは他の解決法に委ねるべき
それらは市の相談員が関わる事案なのか? 警察に持ち込むべきでは? 住民福祉の観点から、欺されやすい人たちの安全を守るために必要。犯罪が立証されないと警察で対応できない
かわごえ異業種体験研修
(学校教育部 学校管理課)
教員の異業種研修は市がやらなくてはいけないのか? 中核市の川越市では「市が行うこと」となっている
国・県で実施すべき
(国・県で実施すべき2票、改善すべき1票、継続すべき1票)
県教委でやるべき事業
市の予算で研修を受けても市外に転任するケースもあり、もったいないのでは? 教員の服務管理は市に、採用・人事は県に権限があるため、市外への異動は仕方がない
研修を県の予算でやれば各市町村で効果が共有できるのでは? 県の研修もあるが、川越は市独自で組めるので融通や小回りが利く
研修対象が毎年10人までとなっている根拠は? 研修にあてている夏休み中は部活動や家庭訪問など忙しく、人数を増やすのは難しい 積極的に手が挙がる仕組みを
5日間の研修で具体的な成果は? 意識改革や接遇姿勢などで効果がある 少ない予算の割に効果は上がっており、更に仕組みの研究を
何割ぐらいの教員が研修を受けることになるのか? 小中学校の教員約1,000人中、これまでに7.6%にあたる76人が研修を受けた
受け入れ企業の声や、新たな研修場所の開拓は? 受け入れ企業は現在9カ所あるが、良い評価をもらっている。新規開拓は難しい
川越シティカレッジ講座
(文化スポーツ部 文化振興課)
市立大学設置事業が廃止された後、シティーカレッジ事業の存続検証は? 廃止も検討したが、大学との連携も重視して生涯学習の場として残した
廃止すべき
(廃止すべき3票、改善すべき2票、民営化すべき1票)
1%以下の市民のために、市が1人あたり約4万円を払ってやっていることになり、事業に疑問を感じる
大学との連携を講座の目的にするのは、おかしいのでは? 講座運営の打合せなどを通じ、大学との連携が図れることは重要
厳しい財政下で、年間993万円掛ける費用対効果は? 効果が数値化しにくい事業だが、市民の向学心に応えるほか、大学と市が連携する体制が整った成果などが挙げられる
各大学のオープンカレッジとの違いは? 大学の講座は受講料が約1万5,000円と高額で、市民が申し込みにくい 市がやるべき事業ではない。大学主体で
講座回数がここ数年減少しているが、理由は? 大学経営が厳しく、年間2回の協力が年1回に減ったため 生涯学習としての意味はあるが、大学の都合でテーマが決まるなど問題もある。市民講座全体を見直していくべき
テーマが専門的過ぎて一般向けではないのでは? 他の市民講座と重複しない内容で、最先端のテーマを選んでいる
市民のニーズに応えていないのではないか? 持ち回りで講師を頼んでおり、必ずしも市民のニーズに合っていない部分もある
受講者アンケートを数値化・分析し、次回に活かすべきでは?
事業広報誌発行事務(上下水道局だより・市教委だより)
(経営管理部 経営管理課・教育総務部 教育総務課)
上下水道局だよりの反応は? アンケート回答の約半数が「読んでいる」と答えている
廃止すべき
(廃止すべき2票、改善すべき2票と同数のため、コーディネーター評決で廃止とした)
広報川越を充実させ、情報発信の統合を
市教委だよりの反応は? 2005年のアンケート回答では小学生の53.4%が、中学生の44.3%が、保護者の約9割が「読んでいる」と答えている
広報川越に掲載するのでは駄目なのか? 緊急性の高いものや重要なものは広報川越にも掲載しているが、スペースに限りがある
地域との連携が重要視される中、読者対象を絞らない情報発信が必要なのでは? 指摘の通りで、紙媒体やネットを通して広く周知していきたい
市民の関心より市が伝えたい内容を重視していないか? 市民の関心がありそうなテーマを時折特集している 掲載すべき内容を見直すべき
介護サービス利用者負担軽減
(福祉部 介護保険課)
市としては助成制度をもっと活用してほしいという方針か? 介護保険制度の趣旨から、低所得者であってもサービスがきちんと受けられるように実施している
国・県で実施すべき
(国・県で実施すべき2票、改善すべき2票、廃止すべき1票、継続すべき1票。コーディネーター評決で国・県で実施すべきとした)
介護支援は市民が平等に受けられるべきもの
扶助費の経常収支比率を下げなければいけない中、対象者(市民税非課税世帯)は増えていくのでは? 助成対象者は増加していくものとみられ、扶助費の抑制という相反する課題にどう対処するかは検討中 こうした支援策は国や県が制度として行うべきで、その実現に向けて市として動いてもらいたい
助成総額が前年度に比べ約4割増加しているが、今後の見通しは? 平成24年度は8,611万3,289円、28年度には1億5,663万8,968円に上るとみられる
中核市の約半分では助成制度を行っていないが、市の一般財源から支出して行うべきなのか? 介護保険上の問題点もあり、低所得者にとって多くの負担が掛かる仕組みを、市としてどうするかが問題
将来行き詰まることが予想される制度の見直し案は? 所得に応じた利用者負担割合を増やしていくことで給付費の全体量を増やしていくことは可能。市では低所得者の枠組みは変えられないが、乗率を若干見直すことはできる 現実的には乗率を見直すなどの改善が必要になるのでは
公園管理事務(初雁公園市民プール運営管理)
(都市計画部 公園整備課)
施設が老朽化しているが、今後の修繕に必要な費用見込みは? 防水シートの全面張り替えに約4,000万円、プールサイドの改修に約2,200万円が見込まれるほか、ロッカーの交換や壁の塗り替えなども必要
廃止すべき
(廃止すべき2票、改善すべき2票と同数のため、コーディネーター評決で廃止とした)
財政難の中で、老朽化したプールの存続より優先すべき政策課題があるはず
今後、集客増は見込めるのか? 現状維持・プラスアルファをと考えている
学校プールの一般開放状況は? 現在、霞ヶ関北小のプールを6月25日から9月4日まで一般公開 既存の施設をもっと活用してはどうか
市総合福祉施設「オアシス」にある温水プールの一般開放は? 午前10時から午後3時までは高齢者や障害者が利用、3時半から8時半までは一般に開放している
2時間の利用料金制を取っている理由は? 時間制限を設けているのは県内で川越だけだが、過去の見直し検討でも現状維持とされた。水上公園プールのような娯楽設備もなく、長時間利用する人は少ない 収益の改善策がないのなら廃止し、将来できるなぐわし温水プールに役割を交代しては
サービス向上のための取り組みは? 衛生管理を第一のサービスと考えている
時代の変化に伴い、需要に変化は? 利用料金も安く、子どもでも安心して利用できるなど固定需要はある
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親子連れら4,704人が避暑
 
川越水上公園プールがオープン
        2011年07月16
噴水の水を浴び、浮き輪やボールなどで遊ぶ家族連れら=チビッコプールで
噴水の水を浴び、浮き輪やボールなどで遊ぶ家族連れら=チビッコプールで
昨日に次ぐ36.2℃の暑さ記録
 最高気温36.2℃(午後0時59分)と昨日に次ぐ暑さとなった16日、池辺の川越水上公園プール(鳥海雅敏所長)がオープン。
 県内外から若者や親子連れらが訪れて水と戯れ、暑さをしのいでいました。

流水プールなど9種類が人気
 同園は(財)埼玉県公園緑地協会が管理・運営。
 チビッコプール・流水プール・波のプールなど、幼児から大人まで楽しめる9種類があり、中でも県内で最も長い148mのチューブ内を一気に滑り降りるアクアスネークや、8mの高さから巨大な岩の間を滑り降りるベンチャースライダーなどが人気です。

県内外から昨年2倍の4,704人
 オープン初日の入場者数は4,704人(前年比2,322人増)と、昨年の約1.97倍に。午前9時の開門を待って、色とりどりの浮き輪片手に、お目当てのプールに向かっていました。
 同園では今年、昨年より約30人多い81人の職員・アルバイトらを配置。土・日・祝日はこの態勢で、プールの監視など安全管理にあたることにしています。

今年から入れ墨の入場を禁止
 同園では入場者の安全を確保するため、今年から暴力団関係者や入れ墨のある人の入場を完全にシャットアウト。
 この日も警察官約10人がゲート前でチェックしながら、最近増えているひったくりや振り込め詐欺など、防犯を訴えました。

色とりどりの浮き輪を手にお目当てのプールへ向かう子どもたち
色とりどりの浮き輪を手にお目当てのプールへ向かう子どもたち
「広々としていて気持ちが良い」
 1歳と3歳の女の子を連れ、車で練馬区から来たという山口さん夫妻は「いつもは豊島園に行っているんですが、今回初めて来ました。広々としていて気持ちが良いですね」などと話していました。

和太鼓演奏やゴカイジャーショーも
 プールの開園は8月31日までで、開園時間は午前9時から午後6時まで(8月17日以降は午後5時まで)。 園内ではアクアビクス教室(無料)やスキン・スクーバダイビング教室(有料)もあるほか、あす17日は午前9時からと10時から城西大付属川越中学・高校の和太鼓クラブ「けやき」の演奏、8月19日午前11時からと午後3時からは「ゴカイジャーショー」も予定されています。
 入園料は大人700円・小中学生は200円で、大人2人・子ども2人が入園できるファミリー券は1,600円。
駐車料金は大型1,200円・普通800円。
(写真は池辺の川越水上公園プールで)
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今年は既に8人が死亡
 
夏の交通事故防止運動始まる
          2011年07月15
約200人が参加して開かれた「夏の交通事故防止運動」開会式
約200人が参加して開かれた「夏の交通事故防止運動」開会式
道行く人やバス待ちの市民に交通事故防止を訴える川合市長(右)ら交通安全指導員
道行く人やバス待ちの市民に交通事故防止を訴える川合市長(右)ら交通安全指導員

県警音楽隊(後方)が演奏する中、華やかなフラッグ演技を披露するカラーガード隊

24日までの交通事故防止運動始まる
 子どもたちの夏休みを前に15日から「夏の交通事故防止運動」が始まり、午前11時から新富町の本川越駅前広場で開始式と「高齢者の事故防止と自転車マナーの向上街頭キャンペーン」が繰り広げられました。運動は24日まで。

川合善明市長
川合善明市長
「今年は既に8人が交通事故で死亡」
 開始式には市の関係者や川越警察・消防、自治連、鉄道関係者、交通安全母の会、PTA連合会、子ども会育成団体、交通安全の各種団体団体などから約200人が出席。
 市交通安全推進協議会の会長を務める川合善明市長が「今年は交通事故による死亡者が既に8人に上るなど、大変厳しい状況。いろいろな運動を通じて、少しでも事故や犠牲者を減らしていきたい」と挨拶。

渡部眞一郎・警察署長
渡部眞一郎・警察署長
「うち5人が高齢者、自転車がらみが25%」
 渡部眞一郎・川越警察署長が「8人の犠牲者のうち5人が高齢者で、その多くの人が老人クラブなどのコミュニティーに入っておらず交通安全教育を受ける機会が少ない方々。こういう人たちをどの様に守っていくかが重要な鍵」と話し、「人身事故は14日現在で994件と昨年同期より145件減、負傷者は186人で13.5%減っている。人身事故の65%は前方不注意が原因で、25%は自転車が関係する事故。自転車や高齢者など交通弱者を見たらスピードを抑えることが事故防止の要です」などと訴えました。

栗原博司自治連会長
栗原博司自治連会長
この夏最高気温「暑いときは集中力が欠けがち」
 この日は真夏の日差しが照りつけ、この夏最も高い最高気温36.4℃まで上昇。(午後1時29分、さいたま市で観測。午前11時台は33〜34℃)
 栗原博司・自治連会長も閉会の言葉で「暑いときは集中力が欠けてしまいがち。そういうときは運転や外出をなるべく控えて、熱中症にも十分気を付けて交通安全にご協力を」と注意を呼び掛けました。

道行く人らに交通事故防止訴え
 式典では、東邦音大金管楽アンサンブルグループによる五重奏や、県警音楽隊の演奏に合わせてカラーガード隊が見事なフラッグ演技を披露。
 演奏が流れる中、川合市長や渡部署長・交通安全指導員らが道行く人やバス待ちをする市民などに、夜間反射たすきやマスコット、2色ボールペンやステッカー、熱冷ましシートなどの啓発グッズを配りながら事故防止を訴えました。

(写真は新富町の本川越駅前広場で)
交通安全母の会など女性も大勢参加
交通安全母の会など女性も大勢参加
交通事故防止の呼び掛けで配られた啓発グッズ
交通事故防止の呼び掛けで配られた啓発グッズ
式典では東邦音大金管楽アンサンブルグループによる五重奏も
式典では東邦音大金管楽アンサンブルグループによる五重奏も
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西郵便局まで開通は4〜5年後
 
東武東上線またぐ北環状線の橋梁を設置
    2011年07月15
地上約10mで、東武東上線をまたぐ橋梁を1分間に1mずつ送り出しながら架けていく作業員ら=午前1時40分ごろ
地上約10mで、東武東上線をまたぐ橋梁を1分間に1mずつ送り出しながら架けていく作業員ら=午前1時40分ごろ
図の左方向から手延べ機(緑色の冊構造体)に接続した橋梁本体を送り出し、北側の橋脚から南側の橋脚に渡していく
図の左方向から手延べ機(緑色の冊構造体)に接続した橋梁本体を送り出し、北側の橋脚から南側の橋脚に渡していく

線路上から橋梁敷設の様子を見守る工事関係者
線路上から橋梁敷設の様子を見守る工事関係者
鋼鉄製の橋梁の中には道路の雨水配水管が通る
鋼鉄製の橋梁の中には道路の雨水配水管が通る
川越北環状線の全体図と今回の架橋工事区間
川越北環状線の全体図と今回の架橋工事区間
北環状線の難所・鉄道またぐ橋架ける
 県道川越北環状線の工事で難所の一つとも言える、東武東上線をまたぐ部分(今成3丁目)の架橋工事が13日から15日の未明、鉄道の送電が止められた時間に行われました

深夜2時間、3日かがりの手延べ工法
 道路に架ける橋梁とは異なり、完成した橋梁(きょうりょう)をよそから運び、通行止めしてクレーンで吊って橋脚に乗せるのではなく、現場で組み立てた橋梁を線路をまたぐように一方から徐々に送り出して渡す「手延べ工法」が取られました。
 このため、作業は終電後1時間から始発前1時間までの、送電が止められた午前1時半前後から3時半前後の約2時間が勝負。

1分間に1mずつ3回で橋梁送り出し
 今回架けられた橋梁は幅22.8m・長さ46mの鋼鉄のかたまりで、総重量は約260t。作業にあたったのは、東武谷内田建設の社員ら約40人。
 地上約10mに組まれたやぐらの上に8本のレールを敷き、線路両脇に建った2本の橋脚の間(36m)を、台車に載せた鋼鉄製の橋梁を北から南へ1分間に1mずつ、台車をずらすために3回に分けて少しずつ油圧ジャッキで送り出していきました。
 この工法のため、深夜の作業でもほとんど騒音はありませんせした。

東武線の上だけで工事は10カ月
 初日には、緑色の骨組みのみで70tと比較的軽い手延べ機を渡し、2日目に手延べ機に導かれた橋梁(総重量310t以上)を延ばしていきました。この日渡したのは約20mで、最終日に残りを渡して架橋は完了。
 工事は昨年12月に橋梁の製作を始めてから9月末の現場の作業所撤去まで10カ月間を要するものとなっています。

供用開始は3〜4年遅れる可能性
 北環状線は現在、山田の給食センター付近から石原町の星野学園付近まで約3kmが供用開始されていますが、今成3丁目から小室の川越西郵便局までの橋梁工事区間(600m)の用地取得率は現在約98%で、数軒の地権者と交渉が続けられている状況。予定されている橋脚も2本がまだ未着工のままです。
1分間に1mずつ、3回に分けて送り出される総重量310t以上の橋梁
1分間に1mずつ、3回に分けて送り出される総重量310t以上の橋梁
 残るJR川越線の架橋工事は来年度以降、県道川越日高線の架橋工事はさらに先となることが予想され、当初2012(平成24)年度末に供用開始の予定は大幅にずれ込む模様。
 県川越県土整備事務所では「用地取得や予算の関係から、川越西郵便局までの供用開始は、平成27(2015)年度か平成28(2016)年度中になる可能性がある」などと話しています。

市街地の渋滞緩和効果に影響
 北環状線の完成は一番街など中心市街地の渋滞緩和効果にも期待か掛かっているだけに、工期の延長は影響も大。市としては、市街地の交差点改良など別の形での渋滞緩和策の推進が求められています。
(写真は今成3丁目で)
送り出しの度に支え部分をチェックする作業員ら
送り出しの度に支え部分をチェックする作業員ら
8基の油圧ポンプで橋梁を持ち上げる作業員ら
8基の油圧ポンプで橋梁を持ち上げる作業員ら
東武東上線(写真左下)の送電が止まっている深夜の2時間に、地上約10mの現場で架橋の手延べ工事を進める作業員ら
東武東上線(写真左下)の送電が止まっている深夜の2時間に、地上約10mの現場で架橋の手延べ工事を進める作業員ら
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忍者装束やおもちゃ手作り
 
16日に小江戸蔵里であそびの学校
      2011年07月14
和紙や端切れ、竹などシンプルな材料で様々な人形が
和紙や端切れ、竹などシンプルな材料で様々な人形が
入間川の河川敷に集まり、手作りおもちゃづくりの練習をする「川越あそびの学校」の斉藤代表(右)ら=的場の八瀬大橋下で
入間川の河川敷に集まり、手作りおもちゃづくりの練習をする「川越あそびの学校」の斉藤代表(右)ら=的場の八瀬大橋下で

小江戸蔵里で手作り遊び
 新富町の観光スポット「小江戸・蔵里(くらり)」を運営する「まちづくり川越」(大久保敏三社長)は16日(土)午前11時から、手作り遊び体験「蔵里で作ってあそぼう」を企画。
 子どもから大人まで、忍者の衣装をまとっての「忍者の学校」や、和紙を使った人形づくり・水鉄砲づくりなどを無料で楽しんでもらうことにしています。

他のメンバーが作った作品を見ながら、手作りのカレーで昼食
他のメンバーが作った作品を見ながら、手作りのカレーで昼食
16日のイベントを知らせるチラシと和紙を使った六地蔵
16日のイベントを知らせるチラシと和紙を使った六地蔵
「川越あそびの学校」が企画
 この催しは、昔の遊び方指導を通じて川越を活性化しようと40年以上活動を続けている市民グループ「川越あそびの学校」(齊藤留治代表)が企画。まちづくり川越に開催を持ち掛けたもの。

河川敷に集まり事前の練習
 9日には月例会を兼ねて「遊びの学校」のメンバーのうち8人(男性3人・女性5人)が集まり、入間川の八瀬大橋のたもとで和紙を使った素朴な手作りおもちゃづくりを練習。他のメンバーが作った作品を並べて参考にしながら、自分が作ったことのないおもちゃに挑戦していました。
 書き損じた墨絵の半紙をちぎり、折ったり丸めたりしながらキノコを形作り、火であぶって焦げ目を付けることで"シイタケ"が完成。
 細長くちぎった和紙や着物の端切れを使って次々と人形を作り上げていきました。

布4枚で子ども1人分の忍者衣裳
 斉藤代表は「120cm×38cmの黒い布4枚を使って、即席で子ども1人分の忍者装束が作れるんです。当日は何人分か用意して子どもたちに着てもらいたい。手作りの手裏剣なども作れば、すっかり忍者気分になれるはず」などと話しています。
 詳しい問い合わせはTel.049-222-8888へ。

(写真は的場の入間川・八瀬大橋下で)
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「施設設計前に市民の声聴いて」
 
タウンミーティングでスポーツ振興の声
     2011年07月12
体育関係者から川越市のスポーツ振興について意見を聞く川合善明市長(中央)ら
体育関係者から川越市のスポーツ振興について意見を聞く川合善明市長(中央)ら
川越市のスポーツ振興について意見・要望などを話す参加者
川越市のスポーツ振興について意見・要望などを話す参加者
それぞれの立場から川越市のスポーツ振興について意見・要望などを話す参加者

市民の意見や質問に答える川合善明市長
市民の意見や質問に答える川合善明市長
体育関係者からスポーツ振興に意見
 じかに市民の声を聴いて市政運営に活かそうという「川合市長と語り合うタウンミーティング」が、12日午後6時から元町の川越市役所で開かれました。
 今年度も前年度に続き、職業・分野別に関係する市民の代表を招いて開かれており、この日は2回目
 市体育協会から10人・体育指導員9人・スポーツ少年団の代表5人・女性スポーツ団体連絡協から5人の計29人が出席し、「川越市のスポーツ振興」について話し合いました。

なぐわし公園にプール6コース以上
 「市内にはオアシスにしか屋内プールがなく、増やしてほしい」の声には、市長が「なぐわし公園に有料の温水プールを計画している」と回答。
 尾崎市民部長が「深さ1.2mの温水25mプール6コース、深さ20〜50cmの幼児用プール、健康増進プール、歩行浴・ジェット水流などを計画しており、利用料は500円で幼児は無料、小中学生と障害者は半額を予定しています」と補足しました。

女性の出席者からも意見が
女性の出席者からも意見が
「設計前から市民の声を聴いて」
 新設が予定されている市民体育館については、参加者から「せっかく造っても使い勝手が悪いと有効に利用されず、血税がもったいない。造り始めてからの変更は難しいので、設計前から市民の声を聴いて建設するシステムを確立してほしい」の声が。
 市長が「時期は明言できないが、県の保健所跡地(宮元町33-1)を利用して建設したいと考えている」と答え、木島文化スポーツ部長が「今年1年かけて基本設計を行う予定なので、皆さんの意見を聞かせてほしい。保健所跡地だけでは駐車場が43台分しかないので、別途確保しなければと考えている」などと説明しました。

「武道場は設備・安全性に問題が」
 3月の東日本大震災で天井照明などが落ちた市総合体育館についての意見も出され、「武道館は施設も安全性も十分ではなく、大会も開けない。建て替えや新設を」の声には、市長が「武道館の耐震性に問題があると報告を受けているが、補強工事を行うと狭くなって使い勝手が悪くなってしまう。現在の建物を壊すか残すか決めかねている」と答えました。

宍戸信敏副市長
宍戸信敏副市長
木島宣之・文化スポーツ部長
木島宣之・文化スポーツ部長
「財政難で施設の建設は大丈夫?」
 「財政が厳しいと聞くが、体育施設の建設は大丈夫なのか」の質問には木島部長が「景気の良いときには75億ぐらいあった法人市民税が昨年は35億ぐらいに減っており、新たな施設をいつ造れるかは財政状況を総合的に判断していかなければならない」と回答。
 川合市長が「大きい事業は借金で賄う考え方もあるので」と建設の可能性にふれ、宍戸副市長が「一般的に、どこの自治体でも大きなものを造るときには約75%が借金で、残りを補助金や自主財源で行うのが普通。道路や河川など何世代にもわたって利用する施設の建設費は後の世代も負担するという考え方だが、計画的にやらないと」などと補足しました。

「市に埋蔵金はないのか?」
 「市に埋蔵金はないのか」の質問には、市長が「埋蔵金ではなくて財政調整基金が貯金にあたるが、昨年度までは7億円ぐらいしかなく、川越市の規模だと最低30億円は必要とされている。国の地方交付税をつぎ込んで20億円程度にしたが、まだ足りない。市庁舎の建て替えにも100億円は必要で、半分は自主財源でと考えて市長就任から毎年5億円の計画で積立を始めたが、初年度が1億円で次年度からは5,000万円ずつしか積めておらず、100年経っても市庁舎が建て替えられない状況」などと苦しい台所事情を説明しました

「スポーツ入学に優先枠を」
 「市立川越高校は大学構想や中学校の併設案などが出されてきたが、スポーツの特色が薄らいできている。今後どのように向かっていく方針なのか」の質問には、市長が「スポーツ枠で良い生徒がとれれば一番良いのだが、県教委の方針でできないことになっている。市内からの選抜では加味することができるので、スポーツに長けた人に優先枠を設けられればと思う」などと回答。

要望も厳しい財政状況を配慮
 このほか、「生涯スポーツと健康づくりの活動を一体化できないか」「予算があまり掛からない卓球台を、各地域の公民館に設置して」「施設使用料を安くして」「高齢者などに空き教室の開放を」「廃校など、スポーツ参加者の宿泊施設に利用できないか」などの意見・要望が出されましたが、全体的に市の厳しい財政状況を配慮しながらの発言が目立ちました。
 会議後、川合市長は本紙の「一番印象に残った質問や課題と感じた意見は」の質問に「貴重な意見がいろいろ聴けた。唯一の市立高である川越高校を、いろいろな面でどうやって伸ばすかが課題だと感じている」などと話していました。
(写真は元町の川越市役所で)
川越市のスポーツ振興について意見・要望などを話す参加者
それぞれの立場から川越市のスポーツ振興について意見・要望などを話す参加者
体育・スポーツ団体の代表らを集めたタウンミーティングで挨拶する川合善明市長(左中央)
体育・スポーツ団体の代表らを集めたタウンミーティングで挨拶する川合善明市長(左中央)
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「きっかけ作り緑増やしたい」
 
かほく運動公園で緑と花まつり
      2011年07月09
子どもたちと記念植樹する川合善明市長(左)と三上喜久蔵議長(右)
子どもたちと記念植樹する川合善明市長(左)と三上喜久蔵議長(右)
ブルーベリーなど5種類の苗を配布
ブルーベリーなど5種類の苗を配布

苗木配布や記念植樹で緑化推進
 今年4月に開園した霞ヶ関北のかほく運動公園で9日、「緑と花まつり」が開かれ、地元住民ら約800人が参加して苗木の配布や記念植樹などが行われました。

開会式で挨拶する川合善明市長(左)。この日は公園実現に尽力した地元市議ら11人も出席
開会式で挨拶する川合善明市長(左)。この日は地元市議ら11人も出席
地元市議らも公園の実現祝う
 これは、同園の開園を祝うとともに市街地を緑と花があふれるまちにし、地域の子どもたちや市民のコミュニケーションを図ろうと、市都市計画部公園整備課が企画。
 午前10時から開かれた開会式では、川合善明市長や三上喜久蔵議長が挨拶。
 この日は、かほく運動公園の実現に尽力してきた地元市議ら11人も出席。一時は民間に売却されかけて実現が危ぶまれるなどした経緯もあって、住民と共に悲願達成を祝いました。

市長や子どもたち、住民らが植樹
 続いて公園入口駐車場付近2カ所で記念植樹が行われ、川合市長や三上議長と共に地元の小中学生100人・周辺住民ら100人によって、シラカシ・メランポジウム・ブルーサルビア・ニチニチソウ・マリーゴールド・ベゴニアの苗木約1,500株が植えられました。
参加した市民に苗木を手渡す川合市長(左)や古木の会などのメンバーら
参加した市民に苗木を手渡す川合市長(左)や古木の会などのメンバーら


29年間で6万9,000株配布
 また、川合市長や市民グループ「巨樹古木の会(金子晃会長・約70人)」「緑のサポーター(同・約40人)」のメンバー6人により、この日参加した市民らにブルーベリーやヤマブキ、ツバメガシやモッコウバラ、ベニバナユキヤナギの苗木約150株と、資源化センターでリサイクルされた腐葉土「肥え土」が配られました。
 緑の苗木配布は1983(昭和58)年に始まって以来、29年間で約6万9,000株が配られてきました。

乗馬体験やクイズ・模擬店も
 会場ではガーデニング教室や体験乗馬、竹細工やクイズコーナー、市障害者福祉施設連絡協の加盟団体による模擬店なども数多く出店し、訪れた家族連れらが思い思いに楽しんでいました。
 2歳と3歳の男の子、7歳の女の子と義母らと一緒に参加した霞ヶ関北の前田さんは「ヤマブキとユキヤナギの苗をもらったので、庭に植えたいと思います。気軽に利用できるこういう公園ができてうれしい」などと話していました。
 川合市長は本紙取材に「公園のオープンなどを契機にしたり、いろんなイベントを使うなどして市街地にも花や緑を増やしていきたいと考えています」と話していました。

(写真は霞ヶ関北のかすみ運動公園で)
資源化センターのリサイクル腐葉土「肥え土」も配布
資源化センターのリサイクル腐葉土「肥え土」も配布
運動公園グラウンドではポニーの乗馬体験も
運動公園グラウンドではポニーの乗馬体験も
障害者福祉施設連絡協加盟団体による模擬店も数多く出店
障害者福祉施設連絡協加盟団体による模擬店も数多く出店
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前年比8日、平年比12日早い記録
 
川越市など関東信越・北陸・九州地方が梅雨明け
      2011年07月09
涼を求め、水辺で遊ぶ子どもたち=安比奈親水公園の入間川で
涼を求め、水辺で遊ぶ子どもたち=安比奈親水公園の入間川で
前年比8日、平年比12日早い梅雨明け
 気象庁は9日、川越地方を含む関東甲信・北陸・九州北部地方が梅雨明けしたとみられると発表しました。
 これは前年より8日早く、平年より12日早い梅雨明け。5月27日の梅雨入り以来、観測された降水量は平年より49.9ミリ多い259.5ミリでした。

川越地方はこの夏3番目の暑さ
 9日の川越地方は正午前から直射日光が照り付け、午後2時17分には最高気温が平年より6.0℃高い34.7℃まで上昇。6月29日(35.3℃)・7月4日(35.0℃)に次ぐ、この夏3番目の暑さとなりました。
(注:熊谷地方気象台は川越市内に観測点がないため、データはすべて隣接するさいたま市のもの)

市内各地の水辺で涼求める人が
 この暑さの中、市内各地では涼を求めて水辺で過ごす家族連れらの姿が。安比奈新田の安比奈親水公園内を流れる入間川ではキャンプをしたり浅瀬に入って遊ぶ子どもたちも。
 鶴ヶ島市から来たという佐藤さんは「八王子から帰省している3歳と9歳の孫を連れて遊びにきました。水がきれいで、浅瀬で安心して遊ばせられます」などと話していました。
 熊谷地方気象台では「16日ごろまでは高気圧に覆われ晴れまたは曇りの日が続き、今年の夏は気温も高めで推移するものとみられる」と話しています。
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「まちづくり一体の鉄道施設整備を」
 
東武東上線改善対策協議会と総会
     2011年07月08日
協議会を前に開かれた東武沿線改善対策協の総会(協議会は非公開)
協議会を前に開かれた東武沿線改善対策協の総会(協議会は非公開)

沿線9市町の首長らが出席
 東武東上線について、住民を代表して沿線各市町の首長らと東武鉄道(株)の関係者が話し合う「東武東上線改善対策協議会」(会長:川合善明・川越市長)と総会が、8日午後2時から脇田町の川越東武ホテルで開かれました。
川合善明・協議会長
川合善明・協議会長
北村学・県企画財政部交通政策課主幹
北村学・県企画財政部交通政策課主幹
根岸督好・川越市都市計画参事
根岸督好・川越市都市計画参事
協力して住民の利便性や地域発展
 協議会は、沿線の和光市・朝霞市・新座市・志木市・富士見市・三芳町・ふじみ野市・川越市・川島町の各市町長らで組織。
 1987(昭和62)年の発足以来、東上線を管理運営する東武鉄道(株)との話し合いや協力を通じ、列車や駅舎・踏切などを利用する市民の利便性向上や安全性の確保、沿線の地域発展などを目指しています。


協議会は非公開、要望の多くは再出
 この日の協議会には、県企画財政部交通政策課の北村学主幹や、各自治体の首長・関係部署の代表ら25人、東武鉄道の関係者9人の計34人が出席。
 協議会そのものは非公開のため会議の模様は不明ですが、提供された資料によると今年度の要望内容は別表のとおり。多くは今年1月18日に要望として出されたものと重複しています。
 川越市が独自に要望しているものは、新河岸駅の反対口開設や川越市駅の跨線橋・階段・ホーム拡幅、橋上駅舎化や東西自由通路の設置・駅前広場整備など駅周辺整備に関するもの。

駅舎改造など自治体負担が必須の要望も
 駅舎改造など、費用が掛かる施設改善の中には自治体が負担しなければ進まないものも多くあり、要望書では「沿線地域の活性化や沿線イメージの向上を図るためには、鉄道施設整備をまちづくりと一体的に行う必要がある」としています。

トイレバリアフリー化は改善
 協議会で1月に要望した「トイレの改善」は、4月25日に川越市駅のトイレがバリアフリー化され、すべてが改善。「川越市駅の橋上駅舎化・東西自由通路の設置」「複々線化」「音声誘導装置」「授乳室設置」については「実現困難」「計画にない」などの回答が1月に東武鉄道から返されています。

「新河岸駅については市と協議中」
 また、「新河岸駅橋上化・自由通路の整備」については「川越市と協議中」とし、全体としての「連続立体交差化」「エレベーター・エスカレーター・スロープ等の設置」「券売機の改善」「点字案内板」「多国語案内」「自転車駐車場」「踏切対策」については「自治体などと協力し改善を図っていく」「可能な限り実施していく」などとしています。
 これらの要望は今回も再び出されており、同協議会では「今回の要望に対する正式な回答が出された時点で、市のホームページなどを通じて公表したい」としています。
(写真は脇田町の川越東武ホテルで)
東武鉄道に対する今年度の新たな要望内容 (再出)は今年1月18日に要望した内容と同一のもの
要 望 項 目
具 体 的 な 要 望 内 容
1.輸送力増強および輸送改善を 1.連続立体化等による志木駅以北の複々線化(再出
2.電力使用量制限の中での運行区間の確保および安定的な運行本数
2.バリアフリーやユニバーサルデザインを考慮した駅づくりを 1.エレベーターおよびエスカレーターの設置(再出
2.車椅子でも買える券売機スペースの改善(再出
3.視覚障害者等に配慮した音声誘導装置や構内案内刑事等の設置・改善(再出
4.授乳室の設置や空き部屋・ついたて等を活用した授乳の対応(再出
3.利用者の利便性・安全性・快適性が向上するよう駅施設をはじめとした設備の改善を 1.駅構内各種表示の多言語や絵文字による表記(再出
2.各駅名の後への番号表示(再出
3.可動式ホーム柵の設置(再出
4.和光市駅における電車発車音の変更(再出
5.新河岸駅の反対口開設(再出
6.橋上駅舎化や東西自由通路の設置、駅前広場の整備等、川越市駅周辺整備、および川越市駅の跨線橋・階段・ホームの拡幅(再出
7.緊急停止ボタンの設置位置や使用方法の周知
8.駅ホームに待合室の設置
9.節電対策のため一時的に休止するエスカレーターの全面使用再開
4.放置自転車対策、踏切対策を 1.鉄道敷・駅舎用地を活用するなど、自転車駐車場整備への協力(再出
2.地域の実情に応じた踏切対策の実施
 ア.交通渋滞緩和のため、踏切遮断時間の短縮(再出
 イ.遮断時間が長い踏切の歩行者横断防止策の検討・実施(再出
 ウ.歩行者等の安全確保のため、踏切の路面標示による歩車道分離
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「虐待は悲惨、何とか無くしたい」
 
 川越市が県内初の児童虐待防止SOSセンター
    2011年07月03
マスコットキャラクターの「ときも」や「コバトン」と一緒に「児童虐待防止SOSセンター」の利用を呼び掛ける川合市長ら
マスコットキャラクターの「ときも」や「コバトン」と一緒に「児童虐待防止SOSセンター」の利用を呼び掛ける川合市長ら
県内初の児童虐待防止SOSセンター
 子どもを虐待から守ろうと、川越市は1日から県内初の「児童虐待防止SOSセンター」を設置。3日午後2時半ごろから新富町のクレアモールで、市職員ら15人がセンターの利用を呼び掛けるキャンペーンを繰り広げました。

児童虐待防止SOSセンターの利用を呼び掛けるため配られたチラシや啓発グッズ
児童虐待防止SOSセンターの利用を呼び掛けるため配られたチラシや啓発グッズ
匿名・秘密厳守・フリーダイヤルで対応
 同センターは、児童虐待の早期発見・迅速な対応・適切に支援するため、市役所子育て支援課内に設置。平日午前8時半から午後6時15分まで、フリーダイヤル0120-283-505で担当職員が対応。
 「子どもをたたいてしまう」「ひどいことを言ってしまう」「可愛くない」など子育ての悩みや、「あの子は虐待されているのでは」などの通報について匿名・秘密厳守で相談に応じるというもの。
 ファクスの場合は0120-283-565、メールの場合はkosodateshien@city.kawagoe.saitama.jpへ。

オレンジTシャツで利用呼び掛け
 キャンペーンには、同センター設置を選挙公約に掲げていた川合善明市長も参加。児童虐待防止の全国的な取り組み「オレンジリボン運動」にちなんでオレンジ色に染め上げ「STOP! 児童虐待」の文字が入った特製Tシャツ姿で、小川倫勝・福祉部長ら職員12人やマスコットキャラクターの「ときも」「コバトン」と一緒に、道行く人ら約2,000人に同センターの利用を呼び掛けました。

川合市長も統一キャンペーンカラーのオレンジ色特製Tシャツ姿で呼び掛け
川合市長も統一キャンペーンカラーのオレンジ色特製Tシャツ姿で呼び掛け
真夏日に着ぐるみも活躍
 この日は直射日光こそありませんでしたが、午後2時すぎの気温は32.3℃に。着ぐるみの「ときも」たちも休憩を入れながら活躍。子どもたちの相手をしながらキャンペーンを盛り上げました。

「行政も弾力的に対応」
 川合市長も約1時間にわたり、買い物に訪れた親子連れらと言葉を交わしながらキャンペーン。
 本紙取材に「子どもが虐待されるのは悲惨なこと。何とか無くしていかなければならない」とし、個人の家庭事情に対し、行政の介入に限界があることについては「何件も通報があるようなケースでは、大家さんに協力してもらって鍵を開けてもらうなど、弾力的な運用で最悪の状況が回避できればいいと思う」などと話していました。 
(写真は新富町のクレアモールで)
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「大好きなものを早く見つけて」
 
子ども大学かわごえ入学式で的川教授が講義
          2011年06月25
設立4年目を迎え、定員を超えた入学希望者285人から抽選で選ばれた170人が出席した入学式
設立4年目を迎え、定員を超えた入学希望者285人から抽選で選ばれた170人が出席した入学式
的川教授が「はやぶさ」のプロジェクト話す
 「なぜ・どうして?」といった素朴な疑問から学ぶ喜びや楽しさを知ってもらおうという「子ども大学かわごえ」の第4期入学式が、25日午後1時から豊田町の尚美学園大川越キャンパスで開催。
 今年度初めての授業として、宇宙航空研究開発機構「JAXA」の的川泰宣名誉教授(69)が約2時間にわたり、小惑星探査機「はやぶさ」のプロジェクトについて話しました。

望月修学長
望月修学長
酒井一郎理事長
酒井一郎理事長
川合善明市長
川合善明市長
新井周平・鶴ヶ島市教育長
新井周平・鶴ヶ島市教育長
過去最高の入学希望285人から170人抽選
 今年度は過去最高の入学希望者285人の中から、抽選で170人が入学。この日は、児童168人・保護者123人・来賓ら30人が式典に出席しました。

「深く考え、新しいことを考えつく大人に」
 入学式では、今年度から理事長に就任した酒井一郎さんと、学長に就任した東洋大理工学部教授の望月修さんが挨拶。来賓として川合善明市長と新井周平・鶴ヶ島市教育長が祝辞を述べました。
 川合市長は「私が子どもだったら子ども大学に入り、普段思っている疑問をどんどんぶつけてみたい。皆さんも知識を求める気持ちや感じる心を磨き、深く考えることや新しいことを考えつく大人になってください」などと話しました。

「人は小学5年生のときに一番変わる」
 講義に先立ち、工学博士でNPO法人「子ども・宇宙・未来の会 KU-MA」の会長も務める的川さんは「人は小学5年生のときに一番大きく変わるといわれています。人生の基本となるこの大切なときに、どんな経験をするかが重要。20年後・30年後の国の力を決めることにつながります」と話し、「毎日を知的な経験を重ね、思い切り遊ぶことで感じた疑問を追及し、好奇心を育ててください」と子どもたちにエールを送りました。

たくさんの写真を使い、「はやぶさ」のプロジェクトについて分かりやすく話す的川泰宣さん
たくさんの写真を使い、「はやぶさ」のプロジェクトについて分かりやすく話す的川泰宣さん
ピンチ克服や思いなど裏話交え紹介
 的川さんは2003年の打ち上げから昨年6月に奇跡の生還を果たした小惑星探査機「はやぶさ」の7年間に及ぶプロジェクトについて、たくさんの写真を使って分かりやすく紹介。
 何度も遭遇した故障やピンチをいかに乗り越えてきたか、プロジェクトに関わった人たちの思いはどうだったのかなど、数々のエピソードや裏話も交えて話しました。


故障が"生んだ"貴重な小惑星の画像
 的川さんは、3億kmも離れたところにいる「はやぶさ」は地球からの指示がなくても飛べるコンピューターによる自立航行の能力を持たせたことについて説明。
 姿勢制御のシステムが故障したために急きょ地球から着陸を制御する必要が生じ、スタッフが訓練する20日間に小惑星「いとかわ」の貴重な詳細画像が記録できた"けがの功名"について話しました。

「大好きなものを早く見つけて」
 また、度重なる故障の末に一旦は計画を断念した際、エンジンの責任者がチームに内緒で打ち上げ直前に施していた回路改造が地球への帰還に結び付いたことについてふれ、「無断で改造するのは重大なルール違反だが『はやぶさ』を救った。皆さんは将来いろんな職業に就いて同じような選択を迫られることがあると思うが、一番良い方法を自分の頭で一生懸命考えて結論を出し、それを勇気を持ってやることが大事だと思う」などと話しました。
 最後に的川さんは「大好きなものに対しては、人は最後まで一生懸命になれる。はやぶさのチームは諦めなかった。一生懸命になると、大切な発見を必ずします。皆さんも大好きなものを早く見つけてほしい」と訴えました。

子どもたちから次々に質問が
 質問の時間には、子どもたちが次々と挙手。「はやぶさのスピードは?」「大気圏突入の温度は?」「名前をはやぶさにした理由は?」「キセノンって何ですか?」「カプセルに地球の物質が紛れ込んだ可能性は?」などに、的川さんは一つひとつ丁寧に答えていました。
 講義後、的川さんは小江戸新聞の取材に「意欲的な子どもたちが揃っており、質問もたくさん出るなど反応がとても良かった」などと話していました。
 上尾市から入学した水井君(6年)は「はやぶさが幾つものトラブルを乗り越えたエピソードや、裏の話がいろいろ聞けて面白かった」と話していました。また、霞ヶ関東の鈴木君(4年)は「8月にある銀行の話や造幣局の見学が楽しみ」などと今後の授業も待ち望んでいました。
(写真は豊田町の尚美学園大・川越キャンパスで)

子どもたちから次々に投げ掛けられる疑問や質問に丁寧に答える的川さん
子どもたちから次々に投げ掛けられる疑問や質問に丁寧に答える的川さん
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市長が上程議案を撤回
 
市道認定で産業建設委の同意得られず
    2011年06月15
市道認定が問題となった道路が建設される代替地=砂地内で
市道認定が問題となった道路が建設される代替地=砂地内で

川合善明市長
川合善明市長
市長上程議案の撤回は3年ぶりの事態
 川合善明市長は15日、現在開かれている市議会6月定例会に上程(諮ること)していた道路線の市道認定について、議案第36号と37号の議案を撤回しました
 これは同日、議案審議を付託された産業建設委員会(高橋剛委員長)で行われた審議で同意が得られない流れとなったためで、市長が一度上程した議案を撤回するのは3年ぶりの事態。


審議対象は土地開発公社所有の代替地
 問題となった道路は、県道今福木野目線に隣接する大字砂地内の未利用地に建設が予定されていた市道5565号線
 この土地は市土地開発公社が所有。今回、都市計画道路「寺尾大仙波線」整備に係る転居の代替地として市が公社に購入を依頼、今年度中に市が公社から購入予定のもので、現在は市有地ではありません。
 対象となっている道路(未整備)は県道から代替地に建つ民家にのみ通じる予定幅員4.2m〜7.2m、長さ34.9mの袋小路。

石川智明市議
石川智明市議
「私道を市道認定できるのか?」
 この議案に対し、石川智明市議(プロジェクト川越21)が現地を視察した上で発言。
 石川氏は「この土地は市の土地なのか?」「市有地以外を道路認定することは可能なのか。前例はあるのか?」「私道でも市道認定できる根拠は?」「公社の理事会で市への売却が決定されていない土地に対して市道認定するのか?」「所有者が測量した図面しかないのに、職員が十分に現地確認しないまま道路の測量図面を作ったのか?」「突き当たり道路で、個人の用にしか供しないものを市道認定できるのか?」などと質問。

納得できない答弁に別室で2時間協議
 これらの質問に対し、土井一郎・建設管理課長や川畑茂・道路建設課長らの答弁があいまいなうえに再三訂正され、委員会は何度も休憩がはさまれるなど混乱。
 いずれも納得できない答弁に対し、委員会は採決を前に休憩し別室で協議。午後1時50分から約2時間にわたって協議が続けられましたが、結論が出ない事態に。
 こうした動きを受けて、川合市長らが上程議案の取り扱いを話し合い、撤回を決定。午後4時13分に再開した委員会の席上、宍戸信敏副市長が市長の両議案撤回を申し入れ、全会一致で撤回に合意することが決まりました。

 今回の議案が通っていたら私有地が市道認定される前例となっただけに、撤回により水際で防げたことになります。
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原発事故の影響ほとんどなし
 
市内7カ所で地表付近の大気放射線量を測定
     2011年06月14
放射線量を測定する校庭では児童らが元気よく体育の授業=木野目の南古谷小で
放射線量を測定する校庭では児童らが元気よく体育の授業=木野目の南古谷小で

大気の放射線量測定地
市内各地の大気放射線量の測定値
 
地表5cm
地表50cm
八幡神社
0.10
0.09
南古谷小
0.07
0.07
総合運動公園
0.07
0.07
山田小
0.08
0.07
名細第二保
0.10
0.08
霞ヶ関第二保
0.07
0.07
大塚小
0.06
0.07
単位はマイクロシーベルト毎時
「一般的に盆地や木々に囲まれた境内という環境では、自然の放射線量が若干高め」とか=下赤坂の八幡神社境内で
「一般的に盆地や木々に囲まれた境内という環境では、自然の放射線量が若干高め」とか=下赤坂の八幡神社境内で
市内放射線量は0.07μSv/h前後
 川越市は14日、市内7カ所で地表付近の放射線量測定、福島原発事故の影響を調べました。川越市が大気の放射線量を測定したのは、今回が初めて。
 15日までに環境保全課がまとめた測定結果によると、計測値は0.06μSv/h(マイクロシーベルト)〜0.10μSv/hの範囲で、いずれの場所も子どもたちにとっても健康上まったく問題なく安全(注)であることが確認されました。
(注:文科省が示す福島県内の校庭利用判断目安は3.8μSv/h以下)

職員が12項目で緊急チェック
 市では市内の放射線量を心配する市民の声に応えるため、市内を5kmの範囲で区切って専門業者に測定を委託。
 午前8時半すぎから、時計の反対回りで八幡神社児童遊園(下赤坂)・南古谷小(木野目)・川越運動公園(下老袋)・山田小(山田)・名細第二保育園(小堤)・霞ヶ関第二保育園(かすみ野)・大塚小(南大塚)の順に、子どもの身長を考慮してそれぞれ地表から5cmと50cmの2つの高さで放射線量を測定。

 環境部環境保全課の職員2人らが立ち会いました。

木々に囲まれた境内はやや高め
 八幡神社の境内中央部分では地表5cmが0.10μSv/h、50cmが0.09μSv/hでした。
 測定を担当した中外テクノス(千葉市)の技術者によると、「一般的に盆地や木々に囲まれた境内などでは、自然の放射線量がやや高めに表示される傾向がある」といい、普通に観測される数値とのこと。

市総合運動公園では親子らが遊ぶ児童遊園エリアに近い場所で測定=下老袋で
市総合運動公園では親子らが遊ぶ児童遊園エリアに近い場所で測定=下老袋で
体育館から代わる代わる測定の様子を見守る児童らの姿が=山田小で
体育館から代わる代わる測定の様子を見守る児童らの姿が=山田小で
南古谷小では保護者の問い合わせも
 南古谷小(上の写真)では1時限目で子どもたちが運動している最中でしたが、細沼良行教頭らが見守る中、校庭中央部分で測定。地表5cm・50cmとも0.07μSv/hでした。
 同校には原発事故後、これまでに保護者から放射線量を心配する問い合わせや線量測定の要望が数件寄せられており、中にはプールの水(注)に対する不安の声も。
(注:学校のプール水については、市教委が13日に霞ヶ関小と富士見中で採取した水を検査した結果、ヨウ素131・セシウム134・同137ともに検出されず、安全であることが確認されています)

山田小や市運動公園も正常値
 川越運動公園では、公園内の児童遊園エリアに近い地点で測定。地表5cmが0.07μSv/h、50cmも同じでした。
 山田小ではこの日、校庭がぬかるんでいるため児童の使用を禁止。3時限目に高橋秀幸校長が見守る中、無人の校庭中央で測定が行われました。結果は地表5cmが0.08μSv/h、50cmが0.07μSv/hでした。

保育園では耐震に問い合わせ
 名細市民センターに隣接する名細第二保育園では、午後1時半から測定。昼寝の時間で園児の姿はありませんでしたが、内野明美園長らが見守る中で園庭中央を測ったところ、地表5cmが0.10μSv/h、50cmが0.08μSv/hでした。
 測定時には日差しが強く、技術者によると「絶えず核融合反応を起こしている太陽の放射線が雲で遮られているか否かで、0.03μSv/h程度の差は出る」といいます。同園では地震直後、園舎の耐震性に対する問い合わせはあったものの、放射線への声はありませんでした。

園長や校長が測定作業見守る
 霞ヶ関第二浄水場に近い霞ヶ関第二保育園でも園児は昼寝中。岡部早苗園長らが見守る中、園庭中央で測定。地表5cm・50cmともに0.07μSv/hでした。同園では3月中は園児を園庭で遊ばせるのを取りやめていましたが、保護者の要望で4月からは園庭に出しているといい、岡部園長は「これで安心して外で子どもたちを遊ばせられます」と話していました。
 大塚小では高学年が6時限目の授業中。藤田武校長が見守る中、校庭中央で測定。地表5cmが0.06μSv/h、50cmが0.07μSv/hでした。同校ではこれまで、校内の水道水の残留放射能に対する保護者の問い合わせが多かったといいます。

市内各地で0.07μSv/h前後を観測
市内各地で0.07μSv/h前後を観測
「ほとんど自然界に近い数値」
 いずれの地点でも放射線測定器の値は0.06μSv/h〜0.07μSv/hの範囲で絶えず変動して表示、時折0.05μSv/hや0.11μSv/hが表示されるといった状態でした。
 測定した技術者によると、「0.07μSv/h前後の値は、太陽の放射線が降り注ぐ自然界では原発事故がなくても普通に計測される値で、日差しの有無で0.03μSv/h前後の差はすぐ出る範囲」。
 この日は東の風・風速2m前後で、朝方は小雨交じりから曇天、午後は晴れ間も。天候や風向にもよりますが、川越市内の地表付近の大気に関しては原発事故の影響をほとんど受けていないことが確認されたことになります。
日差しが強かった名細第二保育園では若干高い数値が=小堤で
日差しが強かった名細第二保育園では若干高い数値が=小堤で
測定の様子を見守る岡部園長ら=かすみ野の霞ヶ関第二保育園で
測定の様子を見守る岡部園長ら=かすみ野の霞ヶ関第二保育園で
藤田校長らが見守る中、校庭中央の地表5cmと50cmで大気中の放射線量を測定=南大塚小で
藤田校長らが見守る中、校庭中央の地表5cmと50cmで大気中の放射線量を測定=南大塚小で
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前市長の刑事責任、誰が告発?
 
川越総合卸売市場の不正経理問題
      2011年06月10
既に第109回臨時取締役会では誰の責任も追及しないことが決議されており、前市長の刑事責任を告発するか否かは市長・市議らの決断に掛かっている
既に第109回臨時取締役会では誰の責任も追及しないことが決議されており、前市長の刑事責任を告発するか否かは市長・市議らの決断に掛かっている
18億円超す不正経理の責任は?
 約18億3,367万円もの簿外未収金を組織的に隠ぺいしていた川越総合卸売市場(株)の不正経理問題で、10日に開かれた市議会6月定例会の一般質問で片野広隆市議(民主党)が追及。
 3月の第1回定例会に続き、当時の社長を務めていた舟橋功一前市長の責任についてただしました。

前市長の虚偽公文書作成罪ただす
 片野氏は、不正な経理処理がなされた決算報告書であることを知りながら市や市議会に対して虚偽の報告書を作成したとして、前市長の責任について「市では、その行為は今でも虚偽公文書作成罪にあたると考えているか」と質問。
 これに対し、福田司・産業観光部長が「現在も変わっていません」と答弁。

片野広隆市議
片野広隆市議
「誰一人、事件の責任を取っていない」
 続いて片野氏は、川合善明市長に「事件発覚後、今日まで誰一人責任を取っていない。民間企業であれば、不正会計が行われた時点で誰かしらが責任を問われる。市長は3月の答弁で、公務員には犯罪事実を知った場合には告発をする義務があると述べているが、市民の代表として市のトップとして前市長の刑事責任について告発するつもりは?」などと質問。
 川合市長は「刑事訴訟法239条2項にある告発義務は、公務員の一般職や特別職も含まれており、市長も市議も負っている。実質的な被害者は欺されていた議会であり、議会が告発するのが順当と考えた。私自身は、現市長が前市長を告発することで川越市に対して良くないイメージが全国に流布されることは好ましくないという思いがあり、逡巡(しゅんじゅん=ためらうこと)しています」と答えました。

川合善明市長
川合善明市長
「前市長告発の政治決断は?」
 これに対し、片野氏は「市長は被害者は議会だと言うが、被害を受けたのは税金から100億円という出資金を支出された市民だと思う。控訴の時効(3年)が9月に迫っており、市民の代表として告発するかしないか市長としての政治決断を聞いている」と食い下がりました。
 再び登壇した川合市長は「選挙によって選ばれた市民の代表という点では、市長も市議も同じ」とし、「逡巡しているというのは一つの政治決断だと思う」と、決めかねていることを改めて示しました。

一般質問が中断された市議会本会議場(イラスト)
一般質問が中断された市議会本会議場(イラスト)
市長答弁めぐり、本会議が一時中断
 この答えに納得しない片野氏は、規定の質問回数を超える4回目の質問に立ち、「うやむやにすることと政治決断を一緒にしないでください」と訴え。
 これに対して川合市長が発言を求めて登壇し、「私は、前市長には刑法第156条の無印虚偽公文書作成罪が成立すると、はっきり申し上げている。うやむやにしているわけではない。それを告発するのかどうかの問題」と答えたことに対し、片野氏が「答弁を求めたわけではない」と異議を唱えたことでもめ、本会議が中断。
 急きょ臨時の議会運営委員会が開かれ、「片野氏の4回目の質問に対する市長の答弁は求められておらず、議事録から削除する」ことでまとまり、35分後に本会議が再開されました。

9月の控訴時効に間に合うのか
 税金を不正に処理されたという被害を被った市民の代表者としては、どちらにも義務があると言えます。ともに力を合わせて告発する道は? 議会が一つになれるのか? 9月の時効に間に合うのか? 今後の成り行きが注目されます。
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職員のポロシャツ着用も許可
 
川越市が7〜9月に新たな節電対策
      2011年06月09
大震災直後の計画停電では電算機が止まり、市民課窓口も非常電源下で暗い中で対応する事態に=3月14日、元町の川越市役所で
大震災直後の計画停電では電算機が止まり、市民課窓口も非常電源下で暗い中で対応する事態に=3月14日、元町の川越市役所で
再び計画停電を招かないために
 川越市は9日、電力需要を抑えるため7月1日から9月30日まで、市役所本庁舎や全ての公共施設において空調や照明などを調整するなど、節電対策を強化することを決めました。
 この夏、再び計画停電や緊急停電などの事態を招かないようにするため、国の要請に応えたもの。

クールビズでポロシャツ着用も
 期間中、冷房を弱めることに伴う室温上昇に対応するため、クールビズ策として職員のポロシャツ着用を認めることにしました。
 さらに全施設で電力需要ピーク時にパソコンの使用を制限、自販機も節電モードに切り替えるとしています。

市役所事務室の照明は半分に
 主な施設別の対応としては、市役所(元町)では事務室の照明を半分に落とし、廊下やホール・会議室の照明は1割削減。エレベーターの一部休止(実施済み)・OA機器使用の1割削減・電気給湯器の使用休止するとしています。
 市民会館(郭町)ではやまぶき会館と同時間帯での貸し出しを控え、舞台照明を2割落とします。

半日休館や土日のみ運営設備も
 市立川越高校(旭町)では事務室の照明を半分に、少人数時の職員室を3割消灯。午後1時から3時までコピー機使用を中止します。
 女性会館(脇田新町)は午後1時から5時まで休館。こどもの城(石原町)は平日午後4時から行っているプラネタリウム投影を土・日などに限って行うことになりました。

夜間施設使用制限や営業時間短縮
 西文化会館(鯨井)と南文化会館(今福)はホールの貸し出しを可能な限り抑え、舞台照明を2割程度落とします。
 総合運動公園・武道館(下老袋)は8月1日から9月15日まで、学校体育施設は9月21日まで、週1回の平日夜間利用を中止。
 市立美術館(郭町)は開館時間を1時間遅らせて午前10時からに変更。川越まつり会館(元町)は閉館時間を1時間早め、午後5時半までとします。

防犯上問題ない道路照明灯も消灯
 また、道路照明灯は防犯上に問題ない個所を消灯するとしています。
 市では「川越市は従来から積極的に節電対策に取り組んできたが、今回の対策で昨年同期の使用最大電力の15%削減を図りたい」としています。
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川越市に「歴まち法」認定
 
国が歴史的建造物保護などを支援へ
     2011年06月08日
市が「重点区域における施策・事業概要」としてまとめた資料の一部
市が「重点区域における施策・事業概要」としてまとめた資料の一部

歴史的建造物保護を国が補助
 川越市は8日、地域の歴史的風情や情緒を活かしたまちづくりを国が支援する通称「歴史まちづくり法(注)」の認定を受けました。
 これにより、旧・山崎家別邸(松江町)や旧・川越織物市場(同)、旧・鶴川座(連雀町)など市が国に申請した「川越市歴史的風致維持向上計画」に寄与する事業に対し、国から補助(半分〜3分の1)や支援が受けられることになりました。
(注:2008年11月施行。正式な名称は「地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律」)

市民参加で歴史まちづくり法について学ぶシンポジウムも開催=2009年11月7日、仲町の「茶陶苑」で
市民参加で歴史まちづくり法について学ぶシンポジウムも開催=2009年11月7日、仲町の「茶陶苑」で
旧・川越織物市場の保存・再生を話し合う市民グループの勉強会=5月15日、仲町の「茶陶苑」で
旧・川越織物市場の保存・再生を話し合う市民グループの勉強会=5月15日、仲町の「茶陶苑」で
老朽化や乱開発危ぐの声に朗報
 「小江戸」として全国に知られる川越市には歴史・文化資産が数多くあり、市の魅力・自慢の一つになっていますが、その維持・改修・保存を含んだまちづくりには多額の費用が必要。
 市の財政が厳しい中では歴史的まちづくり事業は思うように進まず、市民からは建造物の老朽化や街の乱開発などを危ぐする声が上がっていました。

川越市など全国で4市が同時認定
 こうした声を受けて、市では5月27日に国に対して同法の認定を申請。6月8日午後1時すぎに国交省において、文科省・農水省・国交省の各大臣連名の認定証を受け取りました。
 今回、川越市のほか富山県富岡市・神奈川県小田原市・長野県松本市の4市が認定され、法施行後の認定数は計26市町村となりました。

建造物のほか、町並みや祭りも対象
 川越市では歴史的建造物保存のほか、「歴史的地区維持向上すべき歴史的風致」として、蔵造りの町並み、川越織物市場のにぎわい、重文・大沢家住宅、菓子屋横丁、喜多院や周辺の町並み、重文・川越氷川神社の山車行列(川越まつり)、川越氷川神社境内などを挙げています。
市が維持向上すべき歴史的風致としてまとめた資料「川越市概要版」の一部
市が「維持向上すべき歴史的風致」としてまとめた資料の一部
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焼却炉の全面停止、初めて公表
 
震災被害で市資源化センター熱回収施設
            2011年06月01
焼却炉の事故が報告された市議会本会議場(イラスト)
焼却炉の事故が報告された市議会本会議場(イラスト)
1号炉は1週間、2号炉は3週間停止
 1日午後2時から開かれた市議会6月定例会で、大野英夫副市長が東日本大震災に伴う市の対応について報告。
 被災地・被災者への対応や、震災被害で修繕が必要な公共施設・設備などの説明で、鯨井の市資源化センター熱回収施設のごみ焼却炉で燃焼室の付着物が落下したため緊急停止し、2基のうち1号炉は3月11日の地震発生時から17日まで、2号炉は計画停電の影響もあり4月2日まで約3週間にわたって稼動停止状態が続いたことが、初めて明らかにされました。
 資源化センターは安全な施設として新設、昨年4月1日に本稼働を始めたばかり。

石川智明市議
石川智明市議
「耐震強度以下の震度でなぜ大きな被害?」
 これに対し、石川智明市議(プロジェクト川越21)と片野広隆市議(民主党)が質問。
 石川氏は「センターの耐震強度は震度6弱の設計なのに、なぜ震度5弱で大きな被害が出たのか?」「実際に設計上の耐震強度を満たしているのか?」「市長に報告したのはいつか?」「市民に周知したのか?」などとただしました。

「市長には3月28日に文書で報告」
 これに対し、森政一・環境部長が「炉壁面の燃焼付着物が落下したため、炉内の圧力に異常が生じて緊急停止したもので、想定することは難しかった」「設計通りの強度と認識している」「市長には3月28日付の文書で報告した」「周辺住民の一部にはセンターだよりで知らせた」などと答弁。
「市長が稼動停止を知ったのはいつか?」については、川合善明市長が「口頭では発生後に報告を受けていたが、文書により詳細を知ったのは3月28日」などと答弁。「報告が今日になった理由は?」に対しては、宍戸信敏副市長が「報告が遅れたのは業者と協議していたため」と答え、陳謝しました。

「3月議会では『軽微な被害』と表現」
 石川氏はさらに「3月議会では軽微な被害だったと報告されているが、どういうことか?」「同施設は安全をうたって建設されたが、結果的に安全性に疑問を感じる。再調査・見直しの考えは?」と追及。川合市長が「3月下旬に視察したときは1号炉が稼動しており、機能にはあまり影響が出ていなかった」と回答。宍戸副市長が「今後の対応については現在、業者と詳細に検討しており、結果が出次第報告したい」などと答えました。

片野広隆市議
片野広隆市議
「これまで報告しなかった理由は?」
 片野氏は「これまでに緊急危機管理対策本部を21回開いているが、市内全体の公共施設の被害状況を把握したのはいつか?」と質問。
 風間清司・政策財政部長の「4月6日です」の答えに、「5月13日に開かれた臨時議会や25日の議会運営委員会で、なぜ報告しなかったのか?」と追及。宍戸副市長が「状況の把握・取りまとめに時間がかかったため」と答えました。
 また、「市内59施設で98件の修繕が必要なほど被害が出ているのに、なぜ災害対策本部を設置しなかったのか?」には風間部長が「設置基準の震度5強に達しなかったから」と、状況より基準を重視する姿勢を示しました。

安心・安全うたう川越市
市民の不安を招く対応
 福島原発事故に関する一連の報告や情報遅れに対して国民の不信感が募る中、今回のような市の事故状況の報告遅れなどは「安心・安全をうたう川越市もか」と不安になる事例。
東日本大震災で2基ある焼却炉が停止した資源化センター熱回収施設
東日本大震災で2基ある焼却炉が停止した資源化センター熱回収施設
 本紙取材に、川合市長は「当初は軽微な被害との報告で、私が視察した際には1号機がきちんと機能していたので、さほど重大な被害とは思わなかった。情報を隠す意図は全くなく、一時避難者への対応に神経がいくあまり、議会への報告に気が回らなかった」などと話しています。
 また、資源化センターを所管する環境部では「震災後、1号炉は炉内の冷却に2日ほど、清掃に2〜3日かかったうえ、排気の有害物質中和に必要な薬品が手に入らなくなって炉の運転再開が遅れた。2号炉は計画停電で稼動再開に必要な連続24時間の電力が確保できず大幅に遅れた。焼却機能自体に問題はなかったので、重要な事故とは認識していなかった。隠すつもりはなく、ごみを滞りなく受け入れることに全力を挙げていたので、事故状況の報告が遅れた」などと話しています。
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省エネ先進地・川越でさらに15%節電
 
市が緊急対策本部を設置し協議
         2011年05月31
狭い窓から身を乗り出し、4人で息を合わせて特製のネットを釣り上げる環境政策課の職員
狭い窓から身を乗り出し、4人で息を合わせて特製のネットを釣り上げる環境政策課の職員
緊急対策本部で各部に計画策定指示
 政府の使用最大電力量15%以上削減要請を受け、川越市は「緊急節電対策本部」(本部長・川合善明市長)を設置。30日に第1回会議を開いて各部署に具体的な計画を練るよう指示しました。

大・小、官・民問わず一律15%の節電
 要請は福島第一原子力発電所の運転停止による夏の電力不足に対応するためのもので、大口・小口需要や官・民を問わず使用電力を一律15%減らすことで予期せぬ停電や計画停電の実施を回避するのが目的。

省エネ実施済みに上乗せ15%の難題
 このため、これまで全国の先進地として省エネに取り組んできた川越市に対しても更に15%の削減が求められており、「あらかじめ絞った雑巾から更に水を絞るようなもの」(市幹部)といい、かなり厳しい課題になっています。

6月中旬に全体計画まとめ市民に周知
 節電の対象は7月〜9月(平日)の午前9時〜午後8時となっており、市では6月上旬には各部署で具体的な削減計画を策定し、今後も緊急対策本部会議を開いて中旬には全体の計画をまとめて市民に周知する考え。

緑のカーテン、前年2倍の施設で実施
 こうした動きの中、環境政策課では毎年行っている「緑のカーテン事業」を拡大。
 昨年度28カ所の公共施設で実施したものを今年度は56カ所(6月1日現在)と倍に増やし、市民にも取り入れてもらうことで夏場のエアコン使用を抑えようと取り組んでいます。

小・中学校17校で初めて本格的に実施
 特に今年度は、市立小学校10校・中学校7校でゴーヤー554鉢・ヘチマ96鉢・アサガオ202鉢の苗を植え、市教委が本腰を入れて緑のカーテンを導入。教室にエアコンはありませんが、子どもを通じて各家庭に浸透するのが狙い。
 過去に1〜2校で試行的に実施した例を除き初めての取り組みで、課題は夏休み期間中の水やり。教育財政課では「3月下旬には実施を決めた。結果を分析して来年度以降の実施の参考にしたい」としています。

釣り上げるタイミングが合わないとロープやネットが絡んで一苦労
釣り上げるタイミングが合わないとロープやネットが絡んで一苦労
"秘密兵器"ルアー釣り竿でパイプに糸を掛け
"秘密兵器"ルアー釣り竿でパイプに糸を掛け
植えられたゴーヤーとヘチマの苗
植えられたゴーヤーとヘチマの苗
市総合保健センターも初挑戦
 このほか、保育園・児童園21園と市役所・市民センター・公民館など公共施設18カ所でも実施の予定で、30日には環境政策課の職員4人が小ヶ谷の市総合保健センターで初めて、建物の南壁面にネットを設置しました。
 ネットは縦3.6m・横1.8mのものを2枚継ぎ合わせた環境部特製で、6枚を用意。

"秘密兵器の"釣り竿が大活躍
 この日は、台風2号から変わった温帯低気圧の影響で北北東の風(風速約7m)が吹き付ける中、2階のひさし下にあるパイプにネットを繫ぐ作業となりました。
 この建物は窓が小さいために人が外に出て直接ロープを掛けられず、活躍したのが職員私物のルアー用釣り竿。
 釣り糸の先にゴムのおもりを付け、パイプに絡ませて下に落とし、ネットを吊り上げる仕組みで、職員らが知恵を絞り試行を繰り返して編み出された"技法"。
 午後4時ごろから約2時間かけて行われたネット張りの工程で、半分以上の時間が費やされました。また、チームが息を合わせてタイミング良く吊り上げないと、ロープやネットが絡んでほどくのに一苦労する場面も。

来年は自分たちが担当する作業工程を見守る保健所職員
来年は自分たちが担当するネット張りの作業を見守る保健所職員
来年からは各施設の職員がネット張り
 同施設ではネット張りに先立ち、24日にゴーヤーとヘチマの苗36本ずつが配られ、保健所の職員約10人掛かりで植栽。これから毎日、朝夕に職員が交代で水やりを続けることになっています。
 また、来年からはネット張りの作業も保健所職員で行うことになっているため、管理職員らが環境政策課職員の作業手順を覚えようと真剣に見つめていました。
(写真は小ヶ谷の市総合保健センターで)
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「震災支援で市民一体の大切さ学んだ」
 
市自治連の年次総会で栗原会長
         2011年05月31
総会で挨拶する栗原博司自治連会長
総会で挨拶する栗原博司自治連会長
286自治会から約150人が総会出席
 川越市自治会連合会(栗原博司会長・286自治会)は、31日午後2時から宮下町の氷川会館で年次総会を開催。
 自治会長ら約150人が出席して前年度事業報告や決算発表・新年度事業計画や収支予算などについて話し合いました。

義援金1億円や炊き出しで震災支援
 総会に先立ち、出席者全員で東日本大震災の被災者に対し黙とう。
 栗原会長は「被災地支援に際しては、各自治会の協力で9,979万7,948円もの義援金が集まった。また、市内に一時避難された被災家族に炊き出しを行うなど初めての支援活動を通じ、有事の際の対応について多くのことを学ぶことができた。市民の皆が一つの目標に向かって一つの事業をやることが、いかに大切なことか痛感した」と挨拶。
 
栗原博司・自治連会長
栗原博司・自治連会長
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岩澤幸嘉・副会長
秋葉敏男・副会長
秋葉敏男・副会長
新年度事業計画に会場から意見・質問が
新年度事業計画に会場から意見・質問が
「川越市には自治連のほかに自主防災会があるが、これからは統一して広域災害に備えていくことが必要」などと訴えました。

「今後も引き続き議会改革訴えたい」
 また、「自治連として市議会の定数削減などを訴えてきたが、請願は通らなかった。定数は1割削減されたが、結果オーライとは思わない。議員と市民の間がこんなに開いているのかと残念でならない。今後は議員報酬など歳費削減などについても訴えていきたい」などと話しました。
 自治会長・副会長の永年勤続表彰に続き、岩澤幸嘉副会長・秋葉敏男副会長が事業・決算・予算報告。

合理化・スリム化・透明性に対し意見
 新年度事業計画では、交通安全対策の推進・防犯防災対策の推進・環境美化の推進・青少年の健全育成推進・広報活動の充実など9項目について報告があり、出席者から「自治連の合理化・スリム化が事業計画案に含まれていないのはなぜか」「事務費に含まれる旅費について透明性を」「携帯を使いながら自転車を片手で運転し通勤・通学している人が目立つが、具体的な安全対策は」などの質問・意見が出されましたが、全員異議なく原案通り可決されました。

渡部眞一郎・川越警察署長
渡部眞一郎・川越警察署長
川合善明市長
川合善明市長
福永信之県議
福永信之県議
中野英幸県議
中野英幸県議
宍戸信敏副市長
宍戸信敏副市長
「振り込め詐欺など防犯に協力を」
 総会では川合善明市長、福永信之県議、中野英幸県議、渡部眞一郎・川越警察署長、宍戸信敏副市長らが来賓として祝辞。
 渡部署長は「市内では窃盗犯などは平成16年をピークに6年連続で半分以下に減少しているが、エアコンの室外機や自転車の盗難が目立っている」などと報告。
 「一方で、高齢者を狙った卑劣な振り込め詐欺が多発しており、昨年は32件で3,700万円の被害があり今年も既に9件の被害が発生している」などと防犯活動に協力を訴えました。

災害時の弱者援護で関係機関と連携
 震災支援で多くのことを学んだという自治連の活動について、栗原会長は本紙取材に「高齢者や障害を持つ人など災害時の要援護者については、民生委員と調整しながら進めている。プライバシー保護の問題については住民の信頼をいかに得られるかが鍵で、自治会長・民生委員・介護福祉施設などとのコミュニケーションを構築していきたい」などと話していました。
(写真は宮下町の氷川会館で)
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生食用食肉の衛生管理を監視強化
 
他県のユッケ食中毒事件受け川越市
       2011年05月31
事業所や消費者に食中毒の発生防止を呼び掛けるチラシ
事業所や消費者に食中毒の発生防止を呼び掛けるチラシ
ユッケ食中毒事件受け新制度
 川越市は31日、富山・福井・神奈川の各県で発生した腸管出血性大腸菌が原因のユッケ食中毒事件を受け、生食用食肉を扱う施設に対し27日から新たな届出制度を導入したことを明らかにしました。
 対象は、生食用の食肉を扱う飲食店47店・食肉販売業11店・食肉処理業2社の計60事業所。

職員が12項目で緊急チェック
 市ではこれまで、これらの施設に対して2〜3年に1回の割でO157など腸管出血性大腸菌による食中毒に対する注意を呼び掛けるなど監視を行ってきましたが、一連の食中毒事件の発生を受けて各施設に保健医療部食品環境衛生課の職員を派遣。
 まな板や包丁など専用のものを使っているか、手・指・器具の洗浄状況、生食用食肉の表示など12項目にわたって緊急チェックしました。

年1回以上もれなく抜き打ち検査
 27日からは、生肉を扱う事業所は届け出を提出することとし、保健所職員が各施設の衛生状態などを現地で確認。生食用食肉の加工を行う施設は年2回、11項目の自主検査を行い結果を提出することを指導。届け出施設60施設に対し年1回以上、保健所職員がもれなく抜き打ち検査を行って監視・指導を行うこととしました。
 同様の制度を導入したのは県に続き川越市が県内2番目で、市では「届け出の提出を指導することにより取扱施設を把握し、衛生基準の適合を徹底させることで食中毒の発生予防に努めたい」としています。
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6月20から27日まで休館に
 
館内燻蒸で川越市立美術館
         2011年5月31日
館内燻蒸のため6月20日から27日まで休館となる川越市立美術館=郭町で
館内燻蒸のため6月20日から27日まで休館となる川越市立美術館=郭町で
館内燻蒸で来月1週間休館
 郭町の川越市立美術館(柳沢操館長)は6月21日から26日まで、館内燻蒸のため臨時休館とすることになりました。
同館は月曜日が規定の休館日のため、6月20日(月)〜27日(月)まで休館されることになります。
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昨年比17日早く川越が梅雨入り
 
気象庁統計開始以来2番目の記録
         2011年5月27日
田植えを終えた水田に小雨が=古谷本郷で
田植えを終えた水田に小雨が=古谷本郷で
5月中の梅雨入りは5回目
 気象庁は27日、川越市を含む関東甲信地方と東海地方が梅雨入りしたとみられると発表しました。
 関東地方では昨年より17日も早く、平年と比べても12日早い梅雨入りで、気象庁が1951(昭和26)年に記録を取り始めて以来、2番目の記録となりました。5月中の梅雨入りは5回目。

市内各地の水田で田植え順調
 この日の川越地方は時折小雨がぱらつく空模様で、最高気温が20.4℃・最低気温が16.5℃と6月上旬並みの気候に。
 市内各地の田んぼには水が張られ、地域によっては既に田植えをほぼ済ませたところも


30日ごろ台風2号が接近の恐れ
 現在、フィリピン東海上を北上中の台風2号が梅雨前線を刺激しており、30日ごろには本州付近に接近する恐れも。気象庁では、5月初めの週もぐずついた空模様となるものと予想しています。
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「地域・施設・社協・市の連携体制を」
 
老人福祉施設経営者らとタウンミーティング
      2011年05月24
初めてサロン風レイアウトで開かれた今年度第1回の「川合市長と語り合うタウンミーティング」
初めてサロン風レイアウトで開かれた今年度第1回の「川合市長と語り合うタウンミーティング」
参加者の声を聴く(左から)川合善明市長、宍戸信敏副市長、植松久生・市長秘書、尾崎利則・市民部長
参加者の声を聴く(左から)川合善明市長、宍戸信敏副市長、植松久生・市長秘書、尾崎利則・市民部長
荻野光彦・市老人福祉施設運営協議会長
荻野光彦・老人福祉施設運営協議会長
市長に意見や質問を投げ掛ける老人福祉施設の理事長や施設長・生活相談員ら
市長に意見や質問を投げ掛ける老人福祉施設の理事長や施設長・生活相談員ら

今年度も職業・分野別に開催
 今年度初めての「川合市長と語り合うタウンミーティング」が、24日午後7時から末広町の特別養護老人ホーム「蔵の街・川越」で開かれました。
 タウンミーティングは、市民の生の声を聴いて市政に反映させようと2年前から開催。初年度は地域別に、今年度は昨年度に引き続き職業・分野別に開かれる予定になっています。

川合善明市長
川合善明市長
老人福祉施設の現状・課題など話す
 この日は「老人福祉施設の現状」をテーマに、市内の特別養護老人ホームや軽費老人ホーム・ケアハウスの理事長や施設長・生活相談員ら、12施設の24人が参加。
 市側からは川合善明市長のほか、宍戸信敏・副市長、植松久生・市長秘書、尾崎利則・市民部長、小川倫勝・福祉部長、関根水絵・福祉部参事らが出席しました。

「災害時には地域住民の避難拠点に」
 フリートークに先立ち、市老人福祉施設運営協議会の荻野光彦会長が「1998(平成10)年の水害で、被災した施設の入所者を他の施設が協力し分散して受け入れたことがきっかけで横のつながりができ、翌年に協議会が発足した」「老人福祉施設は、災害時には地域住民の避難拠点としての機能も果たすべきで、今後ますます増える重度の障害を持つ高齢者に対してどうあるべきかが課題になっている」などと口火を切りました

参加者からは積極的な意見が
参加者からは積極的な意見が
施設・社協・自治会などの連携の必要性を訴える声も
施設・社協・自治会などの連携の必要性を訴える声も
「大震災で学んだことは?」
 これを受けて、川合市長が「今回の大震災で川越市も多くのことを学び、防災計画を見直しているところですが、皆さんの施設ではどうですか」と質問。
 出席者からは「施設では火災でスプリンクラーを動かすための非常電源があるが、災害でライフラインが遮断した際に備えて強化していく必要がある」「地域の自主防災(自治会)との合同防災訓練などができるよう、地域ぐるみの防災対策に市の援助を増やしてほしい」などの意見が出されました。

「入所待機者解消や介護予防策を」
 「市内には特養の入所待機者が868人いるが、施設は838人の定員いっぱいの状態。市で基金をつくって解消できるるようにしてほしい」の声には、小川福祉部長が「施設整備が急務であることは認識しているが、入所者が増えると介護保険料の負担が上がることがネックになっている」と説明。
 「今元気なお年寄りが施設に入らず生涯を過ごせるよう、予防施策も必要なのでは」の声には、川合市長が「十分考えて行かなくてはいけないと考えている」と答えました。

小川倫勝・福祉部長
小川倫勝・福祉部長
「社協・自治会・施設など交流の場がない」
 また、「社会福祉協議会や保健師・地域包括支援と在宅支援の連携を強め、一緒に地域づくりを進めていけるような場をつくるべき」の声も。
 これに対し、小川部長が「昨年度に開いたエリアミーティングでは、各地区社協単位で老人福祉施設・NPO・在宅支援・地域包括などの人たちから意見を頂き、それぞれの地域の特徴に合わせた福祉計画を話し合ってもらったが、これまで福祉施設・自治会・民生委員・地域社協それぞれの交流の場がほとんどないことを知って驚いた。今年度からつくる地域福祉計画では、こうした人たちがリンクできる仕組みをつくっていければと思う」と答えました。

尾崎利則・市民部長
尾崎利則・市民部長
「川越でも"地域自治"の可能性探りたい」
 「個人情報保護が壁になって地域内の助け合いが十分にできなくなっている。行政と市民が良きパートナーとなって協力し合えるような新しい地域づくりの方針を市長に示してほしい」「牛乳や新聞を配達している人たちにも協力してもらい、孤立したお年寄りの状況を細かにつかんでいく必要があるのではないか」などの声も。
 それぞれ、川合市長が「自治体によっては小学校区ごとの地域に分けて一定の予算を与え、自治を任せる動きがあり、川越でも可能性を探って様子を見ている。地域の結びつきを強めることについては考えています」「市では現在、配食サービスを通じて把握に努めているが、そうしたことも取り入れていきたい」などと回答。

宍戸信敏副市長
宍戸信敏副市長
「市の防災計画、地域・施設との連携は?」
 このほか「オンデマンドバスの導入など、住み慣れた家で不自由なく暮らせるような工夫を」の声には、市長が「2月に柏市を視察し、川越でも取り入れられないか検討中です」と答えました。
 また、「防災訓練など、地域や施設の連携について市の考えは」の質問には、市長が「現在はまだ具体的な考えはない。市の防災計画は役所としてどう振る舞うかが中心で、防災訓練の在り方を含め地域との協力については、これからつくっていかなければいけないと思う」と答え、宍戸副市長が「川越は防災に関する地域の力が大きく、市の防災にどう組み入れていくかが課題」と補足しました。

「市課題についての意見いっぱい聴けた」
 タウンミーティングの後、参加者からは「市長が姿勢を低くして、耳を傾けてくれてうれしかった」「市長も問題点を理解してくれているようで、期待したいです」などの声が聞かれました。
 川合市長は本紙取材に「市として考えなければいけない課題について、貴重な意見がいっぱい聴けて良かった。高齢者のためにも、地域との関わりを持った防災計画を早くつくらなければいけないと再認識した」などと回答。
 4月の着任以来、タウンミーティング初参加となった宍戸副市長は「緊張したが、勉強になった。20年前に県職員の研修で、2泊3日で実際に特養の介護を経験したが、施設や運営についての考え方など隔世の感がある。4月から市社協の理事長に就任したが、また一から勉強したい」と話していました。

(写真は末広町の特別養護老人ホーム「蔵の街・川越」で
老人福祉施設の理事長・施設長らを集めたタウンミーティングで挨拶する川合善明市長(奥中央)
老人福祉施設の理事長・施設長らを集めたタウンミーティングで挨拶する川合善明市長(奥中央)
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レモンさん、熱く教育語る
 
JC川越が「あそぼう まなぼう みんなのがっこう」
   2011年05月22日
家族の在り方や教育について熱く語る「レモンさん」こと山本シュウさん=川越市民会館で
家族の在り方や教育について熱く語る「レモンさん」こと山本シュウさん=川越市民会館で

馬場常晃理事長
馬場常晃理事長
川合善明市長
川合善明市長
飯島欣亮・実行委員長
飯島欣亮・実行委員長
映画「アイスエイジ3」も上映
映画「アイスエイジ3」も上映
震災被災者に全員で黙とう
震災被災者に全員で黙とう
遊び・学びの楽しさや大切さを体験
 (社)川越青年会議所(JC川越・馬場常晃理事長)は22日午後1時から、郭町の川越市民会館と県立川越高校を会場に「あそぼう まなぼう みんなのがっこう」を開催。
 市内外の親子連れら延べ約800人が参加し、映画や講演会・体験型の遊びなどを通じて学ぶことの楽しさや大切さについて考えました。

アニメ映画「アイスエイジ」を上映
 これは、JC川越が今年度のメイン事業として開いたもので、子どもたちが学舎体験を通して豊かな心を育み、親世代同士や地域のつながりを強めようというのが狙い。
 市民会館で行われた開会式では参加者全員で震災被災者に黙祷を捧げ、馬場理事長や飯島欣亮・実行委員長、川合善明市長らが挨拶。人気アニメ映画の「アイスエイジ3」が上映されました。

あの「レモンさん」さんが川越で講演
 続いて、ラジオのDJや教育テレビ・イベントの司会などで活躍する「レモンさん」こと山本シュウさん(47)を招いての講演会がありました。
ホワイトボードを多用し、舞台狭しと動きながらエネルギッシュに講演する山本シュウさん=川越市民会館で
ホワイトボードを多用し、舞台狭しと動きながらエネルギッシュに講演する山本シュウさん
講演後、ロビーでは親子らの握手攻めに=川越市民会館で
講演後、ロビーでは親子らの握手攻めに=川越市民会館で
 山本さんは「全国子ども電話相談室・リアル」のパーソナリティーや小学校のPTA会長・大学講師を務めるなど子育て・教育問題に熱心に取り組んでおり、この日のテーマは「We are シンセキ! 大人も子どもも みんなハッピーになれるおはなし」。

舞台狭しと動きながら熱いトーク
 トレードマークのレモンをかぶった山本さんは、舞台狭しとエネルギッシュに動きながら、人間同士のつながりや親子の接し方・教育の在り方などについて、ホワイトボードを多用しながら熱いトークを繰り広げました。

「相手の声を聞き、理解することが大切」
 山本さんは、職場や家庭などで相手の考えていることが分からずギクシャクしている現状について「コミュニケーションが崩壊し、個人を大切にするあまり孤立や孤独が問題になっている」とし、「大切なのは愛と絆。相手の声にしっかりと耳を傾け、確認して理解することで心のパイプが通じる」(要旨)などと主張。

「怒っているだけでは何も解決しない」
 「相手の態度に怒っているだけでは何も解決しない。親子でも他人でも、相手が『自分に親身になってくれている』と思ってもらうことが、互いの絆をつくる第一歩になる」(要旨)という考えを示しました。
 自ら毎週被災地に通っている支援活動については「『おかげさま』という言葉は、これまで自分を陰で支えてくれた人に感謝するという意味。東北の恵みに支えられてきたことに報いるのは人として当たり前のことで、助けに行くという感覚は違うのではないか」などと話していました。

お姉さんに教わりながら竹製けん玉作りに挑戦
お姉さんに教わりながら竹製けん玉作りに挑戦
竹製ゴム鉄砲で的を倒す子どもたち
竹製ゴム鉄砲で的を倒す子どもたち
「あそびの学校」の徳増さん(右)が作った竹とんぼや竹水鉄砲
あそびの学校の徳増さん(右)が作った竹とんぼや竹水鉄砲
川高の会場では冒険村や遊びパーク
 別会場の県立川越高校の校庭では、昔の遊び方指導を通じて川越を活性化しようと40年以上活動を続けている「川越あそびの学校」(齊藤留治代表)のメンバーやJC会員・企業・川越警察署などが協力して「川越冒険村」や「子どもパーク」を開催。
 この日は午後から大雨・洪水・雷・強風注意報が発令されるあいにくの天気となりましたが、約500人の親子連れらが訪れる盛況ぶり。

子どもらは手作りおもちゃなどに夢中
 メンバーらが、紙鉄砲や輪ゴム鉄砲・ひもに付けた輪切りの竹を柄に通す竹輪けん玉など、手作りのおもちゃで子どもたちに遊び方を伝授。
 巨大輪投げやストラックアウト、絵付け・キャンドル作りやソーラーカー組み立てなど盛りだくさんのコーナーが用意され、体験した親子連れらは夢中になって挑戦していました。

「しつけと思ってつい怒ってしまう」
 小1の女の子と小4の男の子を連れて岸町から来たという村瀬さん親子は「子どもたちは手作りおもちゃにすっかり夢中になっていました。講演を聞いて、子どもの教育について考え方が変わりました。しつけと思って普段つい怒ってしまうので」などと話していました
(写真は郭町の川越市民会館と県立川越高校で)
うちわ絵付けやキャンドル作りなど、体験型の遊びを次々と楽しむ子どもたち
うちわ絵付けやキャンドル作りなど、体験型の遊びを次々と楽しむ子どもたち
ソーラーカーの組み立て
ソーラーカーの組み立て
ストラックアウト
ストラックアウト
三角コーン目掛けて巨大輪投げ
三角コーン目掛けて巨大輪投げ
ミニ白バイに乗車体験
ミニ白バイに乗車体験
土砂降りの雨にもかかわらず、「冒険村」や「子どもパーク」は大勢の家族連れらでいっぱい=郭町の県立川越高校で
土砂降りの雨にもかかわらず、「冒険村」や「子どもパーク」は大勢の家族連れらでいっぱい=郭町の県立川越高校で
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料亭9店の特製弁当を限定販売
 
28日に川越総合卸売市場で料理店組合
         2011年05月21
出品される「厳選料亭弁当」の一例
鮨会席「幸すし」の「シアワセ弁当」(2,000円)
鮨会席「幸すし」の「シアワセ弁当」(2,000円)
割烹「ささ川」の「蘭月」(1,000円)
割烹「ささ川」の「蘭月」(1,000円)
割烹「ささ川」の「涼月」(1,000円)
割烹「ささ川」の「涼月」(1,000円)
市場の「お客様感謝市」で限定400個
 川越料理店組合(長島威組合長・23店)は、来週28日(土)に大袋の川越総合卸売市場で開かれる「鮮度いちばん!お客様感謝市」で、市内の料理店9店が腕を振るった特製の「厳選料亭弁当」10種類以上を、計400個限定で販売することを決めました。

市場活性化委が企画、料理店組合が協力
 これは、業者の仕入れの場である同市場を一般消費者に親しんでもらおうと同市場活性化実践委員会が企画し、1900(明治33)年に発足以来110年の歴史を持つ川越料理店組合に持ち掛けたもの。

市内の料理店9店が腕振るう
 「特製料亭弁当」を出品するのは、鰻「東屋」(西小仙波町)・いも料理・割烹「いも膳」(小室)・料亭「源氏家」(志多町)・鮨会席「幸すし」(元町)・割烹「ささ川」(大手町)・日本料理「初かり亭」(宮元町)・割烹「初音屋」(元町)・料亭「山屋」(幸町)・すき焼き・フランス料理「吉寅」(元町)の9店。

厳選料亭弁当は計10種類以上
 1店で2種類以上出品する店もあり、弁当の種類は10種類以上。
 価格は税込み1,000〜2,100円で、午前9時から正午まで市場内の休憩所で販売しますが、売り切れ次第終了の予定。

厳選食材使った各店自慢の味に
 長島威・川越料理店組合長は「厳選した食材を使い、採算を度外視した弁当をつくります。各店自慢の味をぜひご賞味いただきたい」と話し、川越総合卸売市場(株)の鈴木亮一主幹は「110余年の伝統と信頼の川越料理店それぞれの味を、ぜひ市場の活気や雰囲気と共にお楽しみいただければ」などと話しています。
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歌・演奏・人形劇で元気出そう
 
子育てママさんらが震災応援コンサート
            2011年05月20
ママさんブラス川越の演奏に合わせ、親子らに楽しい人形劇を披露するスマイリ劇団のメンバー
ママさんブラス川越の演奏に合わせ、親子らに楽しい人形劇を披露するスマイリ劇団のメンバー

美しいハーモニーを披露する川越ママゴスペルのメンバーも子育てママ
美しいハーモニーを披露する川越ママゴスペルのメンバーも子育てママ
子育てママらが合同で
被災地応援コンサート
 子育てママらでつくる「ファミリーねっとスマイリ」(鈴木静代表・約30人)・「ママさんブラス川越」(吉原洋美代表・約70人)・「川越ママゴスペル」(歌川智香子代表・約30人)が20日、山田の北部ふれあいセンターで合同のコンサートを開催。市内外から集まった親子連れら約100人が参加しました。

ママさんブラス呼び掛けで急きょ開催
 これは、東日本大震災の被災者を応援し子育てママたちにも元気になってもらおうと、チャリティー目的で開いたもの。
 3月末に「ママさんブラス川越」が「ファミリーねっとスマイリ」や「川越ママゴスペル」に合同開催を持ち掛け、急きょ開催が決定。1カ月半の短期間にメンバーらが毎日のように集まり、練習を重ねてきました。

バザー収益で被災地の支援物資輸送費に
バザー収益で被災地の支援物資輸送費に
プロの無料メイク指導で気分も晴れやかに
プロの無料メイク指導で気分も晴れやかに
ママを元気付ける無料ネイルサロンコーナーも
ママを元気付ける無料ネイルサロンコーナーも
家庭を華やかに彩る花束の売上げも被災地支援に家庭を華やかに彩る花束の売上げも被災地支援に
これまで支援物資を被災地へ
 「スマイリ」では3月11日の震災発生後、ネットを通じて知り合った被災地の市民からの声に応え、これまでに10回以上にわたって支援物資を送り続けています。

呼び掛けに海外からも支援届く
 同会の事務所には呼び掛けに応えた全国の人らから生活支援物資が送られており、数がまとまる度に段ボールに詰めて現地へ。中には活動を知って海外からの支援物資も数多く届くています。

不用品バザー売上げを輸送費に
 今回のコンサートは入場無料ですが、寄せられた不用品のチャリティーバザーの売上げを支援物資の輸送費に充てる計画。
 永山綾子・スマイリ副代表は「行政は支援物資は足りているかのように言っていますが、現地に暮らす人からは必要なところに今も行き渡っていない実情が寄せられています」と話しています。

生演奏に合わせスマイリ劇団が人形劇
 コンサートは、ママさんブラスの演奏に合わせ、スマイリのメンバーのうち15人でつくる「スマイリ劇団」(永山綾子団長)がパペット人形劇を披露。
 動物の人形やドラえもんなどの人気キャラクターも登場し、子どもたちも大喜び。泣いたり騒いだりするのも忘れて見入っていました。

ママさんらがブラス演奏やコーラス
 川越ママゴスペルのコーラスでは、メンバーが子供を背負いながら美しいハーモニーを披露。透き通った歌声に親子らも、うっとりと聴き入っていました。
 ママさんブラス川越は、講師を務める山口秀樹さんの指揮で、となりのトトロ「さんぽ」や「崖の上のポニョ」、アンパンマンのマーチや童謡など9曲を披露。子育てママの華やかで息の合った演奏で会場を明るく包んでいました。

ロビーには小さな子どもたちが遊べるキッズコーナーも
ロビーには小さな子どもたちが遊べるキッズコーナーも
「親子で楽しめました」
 会場となった北部ふれあいセンターにはロビーに小さな子供が遊べるコーナーもあり、お母さんたちも安心して参加。
 11カ月と4歳の女の子を連れて上戸から来たという村槙さんは「親子で楽しめました」と話し、1歳10カ月の女の子と4歳の男の子を連れ豊田町から来た山田さんは「演奏や人形劇、合唱も楽しかった」などと話していました。
(写真は山田の北部ふれあいセンターで)
山口秀樹さんの指揮で「崖の上のポニョ」など9曲を披露する「ママさんブラス川越」のメンバー
山口秀樹さんの指揮で「崖の上のポニョ」など9曲を披露する「ママさんブラス川越」のメンバー
スマイリ劇団の人形劇やママさんブラスの演奏を楽しむ親子ら
スマイリ劇団の人形劇やママさんブラスの演奏を楽しむ親子ら
「川越ママゴスペル」のコーラスにうっとり
「川越ママゴスペル」のコーラスにうっとり
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テーマパーク小江戸川越の魅力
 
松田義幸学長が川越織物市場の会で講演
    2011年05月15
テーマパークとして捉えた小江戸川越の魅力とまちづくりについて話す松田義幸・尚美学園大学長(右)
テーマパークとして捉えた小江戸川越の魅力とまちづくりについて話す松田義幸・尚美学園大学長(右)

9回目の総会で松田学長招き講演会
 旧・川越織物市場(松江町)の保存・再生を目指す市民グループ「川越織物市場の会」(西澤堅会長・約70人)が、15日午後2時から仲町の「茶陶苑」(山崎正博代表)で第9回総会を開催。尚美学園大の松田義幸学長を招いて講演を聞きました。

観光発展の手掛かりやポイント聞く
 松田学長が、同会の活動に協力している茶陶苑の山崎正博代表と親しかったことから、講演の依頼を快諾
「茶陶苑」の山崎正博代表
「茶陶苑」の山崎正博代表
小島延夫・川越織物市場の会事務局長
小島延夫・川越織物市場の会事務局長
 この日は「テーマパーク小江戸川越の魅力」のテーマで、川越の観光を発展させる手掛かりやポイントなどについて話しました。

「まもなく市が国へ歴まち法を申請」
 総会は織物市場の会の小島延夫事務局長が司会を務め、「一昨年に歴史まちづくり法シンポジウムを開いたが、まもなく市から国へ正式に申請され、具体的に進んでいくと思う。そうなれば、川越織物市場も一つ前に進むものと期待されます」などと挨拶。山崎さんが松田学長を紹介しました。

歴史資産をシンボルとした世界的なまちづくりの例について話す松田義幸・尚美学園大学長
歴史資産をシンボルとした世界的なまちづくりの例について話す松田義幸・尚美学園大学長
「TDRのテーマパーク運営に学べ」
 松田学長は、歴史資産をシンボルとした海外のまちづくりの例を挙げ、「時の鐘」や「蔵造り」といった歴史文化のシンボルがある川越の優位性について説明。
 「研究され尽くした東京ディズニーリゾートのテーマパーク運営に学び、シンボル的なエリアの演出・祭りや出し物の演出・職の魅力の演出・グッズや土産物の演出など、総合的な魅力を創造することでテーマパークとしての小江戸川越が生まれる」(要約)などと提案しました。

人間らしく生きる文化、小江戸から発信
 また、「織物は生活文化の基本。世界的に注目されている江戸の文化を支えた川越織物市場は、小江戸川越の象徴でもある。循環型社会の今の時代、『食・農・祭をテーマに人間らしく生きることを学ぶ文化』を、今再び小江戸(川越)から江戸(東京)に発信していく時ではないでしょうか」(要約)などと話しました。
 参加者はメモを取るなど熱心に聞き入り、講演後は盛んに質問していました。

織物市場の活用にさまざまなアイディア
 開設から101年を迎えた旧・川越織物市場の活用について、同会の西澤会長は本紙取材に「文化・産業・観光・研修・これらの混合活用などアイディアはさまざまあるが、地域おこしを重点に皆さんと一緒に考える必要がある。一人ひとりが積極的に参加することで、まちづくりができる。織物市場は川越の観光の"へそ"になると思うので、場所を知ってもらい、ぜひ一度訪ねていただきたい」などと話していました。
(写真は仲町の「茶陶苑」で)
参加者の質問に答える松田義幸学長
参加者の質問に答える松田義幸学長
講演後、参加者からは盛んに質問が
講演後、参加者からは盛んに質問が
メモを取るなどしながら松田義幸学長の講演に聞き入る参加者
メモを取るなどしながら松田義幸学長の講演に聞き入る参加者
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「分かりやすく親しまれる議会に」
 
第77代市議会議長に三上喜久蔵氏
         2011年05月13
改選に伴い、新たに決まった市議会本会議場の席次。黄色は「やまぶき会」、緑色は「公明党」、青色は「自民クラブ」、茶色は「みんなの党」、肌色は「プロジェクト川越21」、赤色は「共産党」、桃色は「無所属」、オレンジ色は「民主党」、若草色は「市民フォーラム」
改選に伴い、新たに決まった市議会本会議場の席次(敬称略)

議会運営委員会(11人) 敬称略
は委員長、 は副委員長
明ヶ戸 亮太 みんなの党
片野 広隆 民主党
柿田 有一 共産党
関口 勇 自民クラブ
大泉 一夫 公明党
中原 秀文 やまぶき会
高橋 剛 市民フォーラム
石川 智明 P川越21
近藤 芳宏 公明党
小野澤 康弘 やまぶき会
新井 喜一 やまぶき会

総務財政常任委員会(9人) 敬称略
川口 啓介 無所属
高梨 淑子 やまぶき会
柿田 有一 共産党
吉田 光雄 みんなの党
大泉 一夫 公明党
若海 保 やまぶき会
加藤 昇 自民クラブ
近藤 芳宏 公明党
新井 喜一 やまぶき会

文化教育常任委員会(9人) 敬称略
明ヶ戸 亮太 みんなの党
三浦 邦彦 自民クラブ
中村 文明 公明党
山木 綾子 民主党
若狭 みどり 公明党
中原 秀文 やまぶき会
牛窪 多喜男 市民フォーラム
本山 修一 共産党
江田 肇 やまぶき会

保健福祉常任委員会(9人) 敬称略
山根 史子 民主党
桐野 忠 公明党
荻窪 利充 やまぶき会
川口 知子 共産党
小ノ澤 哲也 公明党
三上 喜久蔵 やまぶき会
久保 啓一 やまぶき会
小林 薫 P川越21
吉敷 賢 自民クラブ

産業建設常任委員会(9人) 敬称略
今野 英子 共産党
吉野 郁惠 やまぶき会
片野 広隆 民主党
関口 勇 自民クラブ
倉嶋 美恵子 やまぶき会
高橋 剛 市民フォーラム
石川 智明 P川越21
小野澤 康弘 やまぶき会
清水 京子 公明党
第77代議長に三上喜久蔵氏
 市議会第2回臨時会が13日午後1時から市役所6階の本会議場で開かれ、第77代議長に三上喜久蔵氏(やまぶき会・65)が、副議長に小ノ澤哲也氏(公明党・49)が選ばれ就任しました
 新人議員9人にとっては、この日が初めての議会。新たの決められた席次に従って着席し、緊張した面持ちで会議に臨んでいました。

4常任委を再編、委員を各1人減
 市議会の定数が1割削減されたことに伴い、4常任委員会の委員がこれまでの10人から9人に、議会運営委員会の委員が12人から11人に削減されました。
 常任委員会については、話し合う議案対象の内容再編に伴って名称も改められ、新たな常任委や議会運営委員会の委員が決められました。
(各委員会の委員は別表参照)


三上喜久蔵議長
三上喜久蔵・議長
小ノ澤哲也副議長
小ノ澤哲也・副議長
両氏とも36人中32票を獲得
 1時半から行われた議長・副議長選挙では、三上氏・小ノ澤氏ともに出席議員36人中、無効票4票を除く32票を獲得。
 三上氏は、1945(昭和20)年10月1日生まれの65歳で、古谷上に在住。2003(平成15年)に市議に当選以来、3期目。これまで文教常任副委員長のほか、建設・総務・厚生の各常任委員や消防組合議会議員を務めています。
 小ノ澤氏は、1962(昭和37)年1月4日生まれの49歳で、豊田本に在住。三上氏と同じく03年に市議に当選以来、3期目。これまで建設常任委員長・総務常任副委員長のほか、文教・厚生の各常任委員や消防組合議会議員を務めています。

「分かりやすく親しまれる議会に」
 三上議長は本紙取材に「大震災発生を受けて市民の市政への要求も増えてくると思う。川越市は住み良いまち・住んでみたいまちとして知られているので、市としてできることはやっていきたい。より多くの市民の声を聞きながら、水道水のチェックなど市単独でもやっていかなければならないと思っている」と抱負。
 「今の市議会の課題は?」の質問には「会派によりさまざまな考え方があるが、合意形成などについてスピードアップを図っていかなければならない」と回答。
 「4分の1を新人議員が占めるが?」の問いには「いろんな考え方や意見を持った人が多く入ってきてくれ、良い傾向だと思う。女性議員も増え、皆さんの意見を尊重していきたい」。
 「議会改革についての考えは?」には「テレビ放映など公開を進め、分かりやすく親しまれる議会にしていきたい」などと話していました。

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8月6日に伊佐沼で花火大会
 
小江戸川越観光推進協総会で開催決まる
       2011年05月10
小江戸サミット推進委員会の総会で挨拶する川合善明委員長(写真奥)
小江戸サミット推進委員会の総会で挨拶する川合善明委員長(写真奥)

観光推進協・小江戸サミット推進委が総会
 川越の観光事業を進める「小江戸川越観光推進協議会」(会長・川合善明市長)と「小江戸サミット推進委員会」(委員長・同)の総会が、10日に郭町の市立博物館でそれぞれ開かれ、前年度の決算報告や新年度の事業計画などが話し合われました。

2年ぶりに花火大会の開催決まる
 午後3時から開かれた観光推進協議会には、理事ら28人が出席。(フロントページの写真)
前回の小江戸川越花火大会=2009年7月18日、安比奈親水公園で
前回の小江戸川越花火大会=2009年7月18日、安比奈親水公園で
 昨年は財政改革の一環として開催が見送られた第21回「小江戸川越花火大会」の今夏開催が提案され、8月6日(土)の午後7時半から伊佐沼公園を会場に開催されることが決まりました。
(花火大会の開催には約2,000万円の経費が掛かるとされています)

震災復興支援のためのイベントに
 同協議会では今回の花火大会を「復興支援のためのイベント」と位置付け、「追悼と復興の思いを込めて開く」「犠牲者を追悼するとともに被害者に希望を届け、支援する側が元気になる大会にする」としており、メッセージ花火の打ち上げや会場でチャリティー活動などを行う計画。
 前回(2009年7月18日・安比奈親水公園)より1,000発多い約5,000発の打ち上げを予定していますが、協賛金が集まらない場合は規模が縮小する可能性もあります。

計画停電や荒天なら順延・中止も
 当日が荒天または計画停電が実施された場合は、翌7日(日)に順延。7日も条件が変わらない場合は中止となります。
 これは、被災地治安協力のため署員を派遣している川越警察が、計画停電の際は交差点誘導などが優先され、花火大会の警備や交通整理に人員が確保できなくなるため。


他市では実施・中止の両対応が
 花火大会など大きなイベントの開催については、県内ではさいたま市・熊谷市・狭山市・鴻巣市などが実施を予定。戸田市・上尾市・桶川市・寄居町などが中止を予定しています。
協議会に出席した理事からは開催に前向きな意見が
協議会に出席した理事からは開催に前向きな意見が
 大会の開催について、過度な自粛が地域経済を停滞させ復興支援に悪影響を与えるとの考え方がある一方、余震や電力事情など社会情勢が不安定な中での開催を危ぐする声もあります。
 この日の協議会では出席した理事からは前向きな意見が聞かれ、節電や運営方法を工夫しながら警察や消防と調整をしていくことで開催が決まりました。協議会では「今後、想定される混乱やトラブルに対する対策を詰め、安全を確保していきたい」としています。

10月には小江戸サミットin日本橋も
 また、この日午後4時から開かれた小江戸サミット推進委員会には、委員ら39人が出席。
 4月2日に予定され開催が自粛されていた「小江戸サミット2001 in 日本橋」(川越市・栃木市・香取市・同推進委など主催)が、10月30日(日)に繰り延べされて開催される予定であることが報告されました。
「日本橋お江戸舟運まつり」のイメージイラスト(小江戸サミット2011in日本橋のパンフレットより)
「日本橋お江戸舟運まつり」のイメージイラスト(「小江戸サミット2011 in 日本橋」のパンフレットより)
 このイベントは日本橋架橋100周年を記念したもので、下新河岸の旭橋船着場から川越城主(川合市長)や川越藩火縄銃鉄砲保存会・囃子連らが乗った和船4艘が新河岸川を下り、途中のふじみ野市・富士見市・志木市で各市長から親書を預かり、日本橋まで届けるといった内容。
 同推進委では6月9日に香取市で開かれる「3市打合せ会議」で、あらためて参加するかどうかを決めることにしています。

(写真は郭町の川越市立博物館で)
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昔遊びや芸能・作品展で元気に
 
名細市民センターで文化の集い
         2011年05月01
和楽器の演奏や唄・踊りなど日ごろの練習成果を披露する出演者
和楽器の演奏や唄・踊りなど日ごろの練習成果を披露する出演者

「G.Wに地域の皆に笑顔と元気を」
 震災後の自粛ムードで、さまざまなイベントが中止になった今年のゴールデンウィーク。
 そんな中、地域で暮らす人たちが集い、楽しく過ごすことで笑顔や元気を増やそうという催し「子供の日 作品展&おたのしみ発表会」が、1日午前9時半から午後3時まで鯨井の名細市民センターで開かれました。

子どもたちがつくった鉄道模型や古い家の模型展示も
子どもたちがつくった鉄道模型や古い家の模型展示も
城西高校の尺八・箏演奏も
城西高校の尺八・箏演奏も
挨拶する五貝昭子さん
挨拶する五貝昭子さん
文化・芸能グループ140人が披露
 主催したのは、市民ボランティアグループ「夢」(五貝昭子代表・約30人)。
 自らが代表を務める「彩の会(民謡)」や「ひまわり(三味線・太鼓)」のほか、「要会(踊り)」(山本典子代表・約10人)・「さくらの会(和楽器)」(松岡三千代代表・約15人)・城西中学・高校生など、日ごろ踊りや唄、三味線や箏(こと)・尺八などを練習している仲間などに声を掛け、約140人が舞台を飾りました。

作品展や昔遊びの体験も
 会場内には個人で修練した書道や絵画・絵手紙・旧家屋の模型や鉄道模型などの作品も展示され、約80人の市民が会場を訪れて芸能や作品を楽しんでいました。
 また今回は、昔の遊び方指導を通じて川越を活性化しようと40年以上活動を続けている「川越あそびの学校」(齊藤留治代表)のメンバー約10人も協力。
童心に返り、竹輪けん玉に挑戦する参加者
童心に返り、竹輪けん玉に挑戦する参加者
子どもたちに紙鉄砲の遊び方を教える徳増さん(左)
子どもたちに紙鉄砲の遊び方を教える徳増さん(左)
 紙鉄砲や輪ゴム鉄砲・ひもに付けた輪切りの竹を柄に通す竹輪けん玉など、手作りのおもちゃで子どもたちに遊び方を伝授。体験した親子連れらは夢中になって挑戦していました。

強風で竹とんぼは中止に
 この日は雲一つない五月晴れとなりましたが、秒速9m前後(最大瞬間風速は19.2m)の強風が吹いたため、用意された竹とんぼは中止に。
 退職後、同会のメンバーとして10年間も竹とんぼや紙鉄砲などの改良を続け、作り続けているという小堤の徳増秀男さん(74)は「きょうは風が強くて竹とんぼが屋根の上に飛んでいってしまい、遊んでもらえず残念。電池がなくても遊べるおもちゃの面白さを知ってもらいたかった」などと話していました。

玉すだれに挑戦、昔のおもちゃに感激
 夫婦で上戸から来たという松本さんは、玉スダレを教えてもらいながら挑戦。「シンプルな造りなのに操り方で形や動きが変わり、面白かった。昔の人は素朴な材料で生きているように表現できるものを考え出してすごいですね」などと話していました。
(写真は鯨井の名細市民センターで
「あそびの学校」のメンバーから玉すだれを習う参加者も
「あそびの学校」のメンバーから玉すだれを習う参加者も
徳増さんが改良を重ねた竹とんぼ
徳増さんが改良を重ねた竹とんぼ
会場には絵手紙や絵画・書道などの作品も展示
会場には絵手紙や絵画・書道などの作品も展示
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あすからは個別の生活へ
 
被災家族が一時避難所最後の夕食会
         2011年04月30日
一か月以上に及ぶ避難所生活最後の夜、一緒に夕食を囲む福島県の家族ら
一か月以上に及ぶ避難所生活最後の夜、一緒に夕食を囲む福島県の家族ら

あすから民家で個別生活へ
 東日本大震災や原発事故で福島県などから川越市に一時避難し、伊佐沼の農業ふれあいセンターで避難所生活を送っていた家族らが30日、あすから市民が無償提供した民家に移って個別の生活を始めるのを前に、避難所最後の夕食を囲みました。

夕食を調理する第四支会の長沢さん・新井さん・山本さん
夕食を調理する第四支会の長沢さん・新井さん・山本さん
皆で避難所最後の夕食囲む
 避難家族の生活用品などは28日までに搬出を終え、各々が転出先の生活準備に忙しい毎日。市では、避難所最後の夜を一緒に夕食を食べてもらおうと、最後の夕食会を開催。
 この日は、これまで避難所で過ごしたことのある家族ら約15人が食卓を囲みました。

給食センターや自治連が全面協力
 川越市ではこれまで、学校給食センターや自治連が食事提供に全面的に協力。避難所生活を送る人たちの栄養が偏らないよう、献立を考えながら交代で出来たての食事を振る舞ってきました。

主婦3人がハンバーグや刺身など調理
 この日、自慢の腕を振るったのは自治連第四支のベテラン主婦3人。
 長沢さん・新井さん・山本さんが手分けして、手作りハンバーグ・マグロとサーモンの刺身・オニオンスープ・野菜サラダ・菜っ葉飯などをてきぱきと調理。ハンバーグは避難家族の子どもたちから「食べたい」とのリクエストに応えたとか。
昼食に振る舞われた、いなりずしや菜の花のおひたし・たぬきうどんなど
昼食に振る舞われた、いなりずしや菜の花のおひたし・たぬきうどんなど
 この日の昼食には、いなり寿司やたぬきうどん・菜の花のおひたし・きんぴらごぼうなどが振る舞われました。

「何かあったら、これからも相談して」
 夕食会に先立ち、尾崎利則・市民部長が「避難施設は大したことはありませんでしたが、市民が寄せてくれた善意やまごころは十分感じていただけたのではないかと思います。あすからはプライバシーも守れる環境で生活していただけることになり、うれしく思っています。これからもいろいろ大変だと思いますが、何かあれば市に相談していただければ市民と一緒にお力になれると思います」などと挨拶。
 いつの日か安心してふるさとへ帰れるよう願い、ノンアルコールのビールやジュースなどで乾杯しました。


尾崎利則・市民部長
尾崎利則・市民部長
「市民の善意や協力に感謝」
 避難所開設から運営に至るまで、自らが率先して重い荷物を運んだり、避難家族の親身になって対応してきた尾崎部長。
 本紙取材に「畳や暖房などは用意させてもらったが、何より市民が寄せてくれた生活用品や善意・自治連などの皆さんが温かい食事をつくってくれたことが大きい。避難所生活ではプライバシーの問題で不自由をお掛けし心配していたが、それも市民が民家を無償提供してくれたので解決でき感謝している。これからは、就職の斡旋などで少しでも再出発の力になりたい」などと話していました。

市民の利用再開は5月3日から
 これまで一時避難所として使用されていた農業ふれあいセンターは、5月2日までに片付けられ、3日から市民の利用が再開されます。
(写真は伊佐沼の農業ふれあいセンターで)
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市内5番目の市営公園が誕生
 
旧・霞ヶ関北小跡に「かほく運動公園」
         2011年04月29
住民らが集う中、テープカットで「かほく運動公園」の開園を祝う川合善明市長ら
住民らが集う中、テープカットで「かほく運動公園」の開園を祝う川合善明市長ら

今も残る霞ヶ関北小の校門
今も残る霞ヶ関北小の校門
移転閉校から9年後の公園利用
 市内で5番目となる市営公園「かほく運動公園」が29日、霞ヶ関北に開園しました。
 ここは、2001(平成13)年度末まで市立霞ヶ関北小学校として使用されていた土地で、児童数の急増で手狭になり2002年度から現在の伊勢原町に移転して以来、9年以上も未使用となっていた場所。
 最後まで残っていた体育館も再利用されることなく昨年11月に取り壊され、広く住民らが有効に使える施設の完成が待たれていました。

グラウンド備えた多目的広場など
 新しく生まれた運動公園は無料施設で、面積が1万1,220平方m。うち、多目的広場が7,540平方m(グラウンド5,370平方m・芝生2,170平方m)で、240mの防球ネット・ベンチ12基・トイレ1棟(3室)・園内灯14基・駐輪場3カ所・20台分の駐車場などを備えています。
 また、園内にはかつて霞ヶ関北小が備えていた災害時用の井戸があり、住民が避難した際にも有効活用が期待されます。

公園東側5,840平方mの敷地には、霞ヶ関北公民館の建設予定地が
公園東側5,840平方mの敷地には、霞ヶ関北公民館の建設予定地が
公園東側には公民館を建設予定
 旧・霞ヶ関北小跡地については、これまでに市が売却処分する案もありましたが、地元住民らの「子どもから大人まで皆が利用できる多目的広場の建設してほしい」という声が高く、公園化が実現したもの。
 市が2008(平成20)年度から3年かけて整備を進めてきました。
また、公園東側には約5,840平方mの敷地が残されており、老朽化した霞ヶ関北公民館の建設用地として予定されています。今後の手続きが順調に進めば、2014(平成26)年度中にも完成。多目的公園と公民館が一体となった公共施設として、さらに有効活用されることが期待されています。

三浦邦彦・北支会長
三浦邦彦・北支会長
川合善明市長
川合善明市長
地元住民の和太鼓や舞いが花添える
 午前10時から始まった開園式では、川合善明市長や三浦邦彦・北支会長、霞ファイヤーズや霞ヶ関少年サッカーの各スポーツ少年団の児童代表らが、テープカットで開園を祝いました。
 続いて、三浦支会長が公園実現に至るまでの要望活動などを披露。川合市長が祝辞を述べました。

地元住民の和太鼓や舞いが花添える
 また、地元の子どもや若者らでつくる「若駒太鼓」の和太鼓演奏や地元女性グループ「かすみ座」の舞い「よさこいソーラン」などのアトラクションが開園に花を添え、集まった親子連れらが楽しんでいました。
(写真は霞ヶ関北の「かほく運動公園」で)
開園式で和太鼓演奏を披露する「若駒太鼓」のメンバー
開園式で和太鼓演奏を披露する「若駒太鼓」のメンバー
開園式典やアトラクションを楽しむ親子連れら
開園式典やアトラクションを楽しむ親子連れら
よさこいソーランの舞いで開園に花を添える「かすみ座」の皆さん
よさこいソーランの舞いで開園に花を添える「かすみ座」の皆さん
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仕事探しながら民家生活へ
 
震災被災家族が一時避難所を後に
            2011年04月28
転出先の住居に向け、寝具や自転車など生活物資の搬出を手伝う職員ら
転出先の住居に向け、寝具や自転車など生活物資の搬出を手伝う職員ら

あすからの生活に必要な支援物資を選ぶ避難家族ら
あすからの生活に必要な支援物資を選ぶ避難家族ら
避難家族全ての移転先見つかる
 先月24日以降、伊佐沼の農業ふれあいセンターで一時避難生活を送っていた震災被災家族の移転先が28日までに全て決まり、身の回りの生活用品が運び出されました。

8世帯21人が一時避難所を後に
 28日現在、一時避難生活を続けているのは8世帯21人。
 ピーク時には10世帯30人以上が暮らしていましたが、これまでに福島に帰ったり市が斡旋した市営住宅や民間アパートなどに移るなどして増減していました。

移転先民家は市民が無償で提供
 市では「行き先が見つからない家族のために住居を無償で提供したい」という市民の申し出を受け、市が借り上げる形で残った家族に斡旋。食費や光熱費を除き、6カ月間無償で住んでもらいながら職探しを手伝うことに。
 避難家族は荷物を運び出した後、今月末までは避難所で過ごしながら移転先での生活を整えることになっています。

支援物資の寝具や食料品・衣類などの搬出を手伝う職員ら
支援物資の寝具や食料品・衣類などの搬出を手伝う職員ら
市民から贈られたコメなどを避難家族に分配する尾崎利則・市民部長(左)ら
市民から贈られたコメなどを避難家族に分配する尾崎利則・市民部長(左)ら
職員が生活用品の搬出を出手伝い
 28日になって全ての移転先が決まり、市民から寄せられた食料品や衣類・寝具・自転車などの生活用品を運び出しました。
 引っ越し作業には尾崎利則・市民部長や職員ら約10人が手伝い、軽トラックなどで移転先の民家へ運びました。

市民の支援物資から生活用品選び
 搬出を前に、一時避難していた家族らは市民から寄せられた支援物資の中から、あすからの生活に必要な衣類や寝具・食料などを選んで引っ越し荷物へ。
 「着の身着のままで避難してきた」という人も多く、「川越の皆さんには本当に良くしてもらって、涙が出るほど嬉しいです」などと話していました。

「川越のもてなしが一番良かった」
 福島県富岡町から親子3人で避難してきた菅野さんは「20日間くらい過ごしましたが、皆さんのおかげで不自由はなかった。お金も持たずに逃げてきたので、あすからの生活がちょっと不安です」と話していました。
 福島県南相馬市から家族4人で避難してきた村田さんは「途中、2人が福島に帰ってので今は孫と2人暮らし。何カ所か避難所を回ったけど、温かい部屋や食事など川越の皆さんのもてなしが一番でした」などと話していました。
(写真は伊佐沼の農業ふれあいセンターで)
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市内12駅全てがバリアフリー化
 
川越市駅にスロープや昇降機・多目的トイレ設置
   2011年04月26
バリアフリー化で改札内・上下線ホームそれぞれに設置されたエレベーター=川越市駅で
バリアフリー化で改札内・上下線ホームそれぞれに設置されたエレベーター=川越市駅で
市内12駅すべてでバリアフリー化
 東武東上線川越市駅のバリアフリー工事が終了し、25日から供用が開始されました。これにより、市内にある12駅全てのバリアフリー化が完了しました。

車椅子用と歩行者用に、二重に手すりが取り付けられたスロープ=川越市駅で
車椅子用と歩行者用に、二重に手すりが取り付けられたスロープ=川越市駅で
スロープ、多目的トイレ、エレベーター
 川越市駅で行われたバリアフリー化は、駅入り口にスロープ設置・改札口奥に多目的トイレ設置・跨線橋昇降用にエレベーター設置の3点。

身障者や高齢者、育児などに気配り
 スロープは、駅正面向かって左から2つ折りで改札口前まで続いており、両側の壁面には車椅子用と歩行者用の手すりが二重に取り付けられています。
 多目的トイレは従来のトイレ左手前に1室が設けられ、車椅子でも届く高さに大きなボタンが取り付けられており、ドアの開閉がしやすくなっています。室内にはおむつを交換する簡易ベッドやチャイルドシートも設置されています。
 エレベーターは改札内と上下線ホームに各1基ずつ設置されています。

大きなボタンでドアが開閉しやすく設計された多目的トイレ=川越市駅で
大きなボタンでドアが開閉しやすく設計された多目的トイレ=川越市駅で
国・自治体・東武が3分の1ずつ負担
 総工費は2億3,550万円で、国・地方自治体・東武鉄道が3分の1ずつ負担。川越市は地方自治体負担分のうち3分の2にあたる5,260万円を出資しています。
 工事は2010(平成22)年度事業として行われ、3月末までに終わる計画でしたが、東日本大震災の影響でエレベーターの納期が遅れ、供用開始が4月25日にずれ込みました。

行き先ボタンを押すと目的のバスに乗車希望が伝わる仕組みの身障者用バス停=川越駅東口で
行き先ボタンを押すと目的のバスに乗車希望が伝わる仕組みの身障者用バス停=川越駅東口で
ソーラーシステムで通信機能が働く身障者用バス停=川越駅東口アトレ西側で
ソーラーシステムで通信機能が働く身障者用バス停=川越駅東口アトレ西側で
川越駅東口には車椅子専用バス停
 また、14日には川越駅東口駅前のアトレ西側の線路沿いに、車椅子利用者専用のバス乗り場が新設されました。これは、東口のバスターミナルが一部のバス停を除いて車椅子で行けない状況に対応したもので、バス停へのエレベーター設置までの仮の措置。車椅子利用者以外は使えません。

行き先ボタンでバス運転手に連絡
 利用できるバスは、行き先が「神明町車庫・城西校校」「八幡団地・東松山駅」「鴻巣免許センター・・鴻巣駅・新荒子」「桶川駅西口・山ヶ谷戸」の4系統で、乗車を希望する路線のボタンを押すとターミナルのバス運転手に連絡される仕組み。バス停にはこのシステムを稼働させるため、ソーラーパネルが取り付けられています。
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「200年前の日本に戻ったみたい」
 
トーレス・チリ駐日大使が川越を訪問
       2011年04月25
江戸時代や明治時代の風情を残す一番街の町並みを興味深げに見学するチリのトーレス駐日大使(中央)ら
江戸時代や明治時代の風情を残す一番街の町並みを興味深げに見学するチリのトーレス駐日大使(中央)ら

ドイツ訪日団に続き、チリ駐日大使が訪問
 15日のドイツ訪日団に続き、25日には駐日チリ共和国大使館のパトリシオ・トーレス大使らが川越を訪れ、一番街を歩いて蔵造りの町並みや時の鐘などを見学しました

加藤忠正・都市景観課副課長(右)らの案内で一番街を見学するトーレス大使(中央)
加藤忠正・都市景観課副課長(右)らの案内で一番街を見学するトーレス大使(中央)
川越まつり会館を訪れたトーレス大使(中央)ら
川越まつり会館を訪れたトーレス大使(中央)ら
こども動物自然公園視察で立ち寄り
 トーレス大使は午前中、チリから贈られたフンボルトペンギンが飼育されている「こども動物自然公園」(東松山市)を視察。大使館への帰路、午後から川越を訪れたもの。

川越まつり会館で川合市長が出迎え
 午後1時半ごろ、元町の川越まつり会館に到着したトーレス大使を川合善明市長が出迎え。
 川合市長は「川越は江戸の情緒ある古い町並みが残っています。都心から1時間ぐらいで来られる所なので、ぜひもう一度お出でください。そのときは私がご案内します」と歓迎。
 トーレス大使は「川越に来るのをとても楽しみにしていました。とても魅力的なまちですね」などと話していました。

市長と大使が友好の記念品を交換
 友好の記念として、川合市長からミニチュアの川越まつり袢纏(はんてん)や漆のアドレス帳などを贈呈。
 トーレス大使からは、チリ産ワインやチリを紹介した写真集などが贈られました。

「チリも植民地時代の町並み保存に力」
 この後、伝統的な町並み保存や新旧の景観共存の取り組みなどについて、都市景観課の加藤忠正副課長らが説明しながら時の鐘や蔵造りなどを案内。トーレス大使は一番街の町並みにとても興味を持った様子で、自らカメラを構えて何枚も写真を撮っていました。
 小江戸新聞の取材に、トーレス大使は「このまちは、とても魅力的。200年前の日本に戻ったような気がする。チリにもスペインの植民地時代のまちがあり、川越のように保存・継承に力を入れているが、江戸の文化を感じさせるこの町並みは素晴らしい」などと絶賛していました。

口コミの海外の観光客増にも期待
 川越市では国内はもちろん、海外からの観光客誘致にも力を入れたいとしていますが、多国語のガイドやパンフレットの充実など課題も。
 ドイツやチリなど外国の客人が次々に訪れ、好印象を持ってもらうことで評判が広がることが、地道な宣伝につながるものと期待されます。
大使自らカメラを構え、熱心に町並みを撮影=幸町の時の鐘前で
大使自らカメラを構え、熱心に町並みを撮影=幸町の時の鐘前で
出迎えた川合善明市長(右)と友好の記念品を交換するチリのトーレス駐日大使=元町の川越まつり会館で
出迎えた川合善明市長(右)と友好の記念品を交換するチリのトーレス駐日大使=元町の川越まつり会館で
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「市民の声を市政に届けたい」
 
第23期市議選当選者に証書とバッジ授与
    2011年04月25
当選証書や議員バッジなどを受け取り、議会の説明や手続きなどを聞く市議選の当選者
当選証書や議員バッジなどを受け取り、議会の説明や手続きなどを聞く市議選の当選者

新人議員ら当選証書授与に緊張
 24日行われた第23期の川越市議会議員選挙で当選を果たした候補者36人に対し、25日午後2時から元町の市役所で当選証書や議員バッジが授与されました
臨時議会の日程などを説明する飯嶌文明・議会事務局長
臨時議会の日程などを説明する飯嶌文明・議会事務局長
 再選を果たした先輩議員に交じって出席した新人議員らは、一人ずつ名前を呼ばれ、緊張した面持ちで杉本智子・選挙管理委員長から当選証書を、飯嶌文明・議会事務局長から議員バッジを受け取りました。

「市議の任期は5月2日から」
 当選証書の授与後、市議らは飯嶌事務局長から「議員としての任期は5月2日から始まること」「5月2日正午までに会派結成届けを提出すること」「5月6日午前10時から市議会議員協議会が、5月9日から代表者会議(一人会派含む)が開かれること」「初議会となる第2回臨時議会は5月13日午後1時から開かれること」などが説明されました。

「市民一人ひとりの声を市政に」
 再選を果たしたある現職市議は、本紙取材に「日ごろ積極的に議員活動をしていても、有権者にはなかなか伝わっておらず、厳しい選挙だった。頂いた信託に応えるため、初心に返って一生懸命やりたい」などと決意を新たにしていました。
 市議選に初挑戦し7番目の得票を得て当選した山根史子氏(民主・27)は、「父(山根隆治参院議員)の背中を見て育ったので、小さいころから政治には関心があった。具体的に政界入りを考えたのは子育てを始めてから」といい、「市議選立候補を父に話すと『厳しい世界だからよく考えたほうがいい』と言われた。父から学んだ政治哲学は『感謝の心を忘れないこと』。市民一人ひとりの声を市政に届けることが基本だと思う」などと話していました。

(写真は元町の川越市役所で)
トップ当選を果たし、杉本智子・選挙管理委員長(左)から当選証書を受ける関口勇氏ら
トップ当選を果たし、杉本智子・選挙管理委員長(左)から当選証書を受ける関口勇氏ら
初当選し緊張した面持ちで当選証書を受ける山根史子氏
初当選し、緊張した面持ちで当選証書を受ける山根史子氏
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放置自転車80台修理し被災地へ
 
川越中央RCが震災復興支援で贈る
         2011年04月23日
自分たちで点検・修理した自転車をトラックに積み込む川越中央RCのメンバー
自分たちで点検・修理した自転車をトラックに積み込む川越中央RCのメンバー

再生自転車で震災被災地を支援
 駅周辺などから撤去され保管期限の切れた放置自転車80台が、修理・調整されて川越から東日本大震災の被災地・宮城県名取市に贈られました。
 これは、川越中央ロータリークラブ(飯島繁文会長・33人)が被災地の人たちを支援しようと行ったもの。

被災地へ贈る再生自転車に試乗しながら輸送トラックに運ぶ川越中央RCのメンバー
被災地へ贈る再生自転車に試乗しながら輸送トラックに運ぶ川越中央RCのメンバー
川越中央RCのメンバーが届ける
 23日午前5時からメンバー11人がマイクロバスに乗り込み、再生自転車を乗せた大型トラックと共に川越を出発。
 現地で自転車を降ろし、川越の手焼き煎餅300人分やメンバーから募った支援物資などと共に、名取ロータリークラブに手渡しました。

連絡が取れた名取市から支援
 川越中央RCでは3月11日の震災直後、川越市の姉妹友好都市・福島県棚倉町のロータリークラブに被災状況を照会。
 棚倉町からは「自分の所は被害が少ないので、ほかのまちを支援してほしい」との回答で、他の被災地に連絡を取ろうと試みましたが、どこのロータリークラブも電話が不通。
 1週間後にやっと通じた名取市のロータリークラブから避難生活に必要なものを聞き、「交通機関が壊滅的な打撃を受けている中で、燃料が要らず誰でも利用できる乗り物がいい」として、自転車を贈ることを決めました。

処分される運命の自転車を再利用
 今回贈られたのは、駅周辺などから撤去された放置自転車のうち、3カ月以上過ぎても引き取り手のなかったもの。
 これらは通常、期限後に市がリサイクル業者に手数料を支払って処分されるほか、一部は鯨井の資源化センターで修理され販売されています。
保管期限の切れた放置自転車を点検・修理するメンバー=9日、川越中央RC提供
保管期限の切れた放置自転車を点検・修理するメンバー=9日、川越中央RC提供
 同クラブでは「処分される運命の撤去自転車を有効利用して贈りたい」と、市民部生活安全安心課に相談。特別に許可を得て支援利用が決まりました。

2時間半かけ80台を修理・調整
 今月9日には、川越RCのメンバーら13人が大仙波の市放置自転車保管場所に集まり、フレームの曲がりやタイヤ、照明灯やベルの状態などをチェック。
 修理可能なものを選び、約2時間半かけてパンクや車体を直したり、不足しているベルなど新品を取り付けて使えるようにしました。


メンバーが力合わせ荷台に積み込み
 これらの自転車は最終的に川越警察署の安全チェックを受け、22日にはメンバーの会社が所有する12.3tの大型トラックを用意。
緑の夜間反射テープが貼られた再生自転車「グリーンサイクル」を積み込むメンバー
緑の夜間反射テープが貼られた再生自転車「グリーンサイクル」
 午後4時ごろからメンバー18人が自転車保管場所に集まり、修理した自転車に試乗しながらトラックまで運び、力を合わせて荷台に積み込みました。

復興願い込めた緑の反射テープ
 同クラブでは「自転車のリサイクル利用と、これからどんどん芽吹く緑の生命力に復興への願いを込め、『グリーンサイクル』と名付けた」といい、各自転車のフレームには緑色の夜間反射テープが巻かれました。

「他のクラブとも協力し支援広げたい」
 同クラブではこれまで震災被災各地への義援金なども送っており、飯島会長は「今後は市内の他のロータリークラブなどとも協力して、ほかの被災地にも再生自転車を届けるなど、何とか力になりたい」などと話していました。
(写真は大仙波の市放置自転車保管場所で)
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定数36に現職27・新人18人が出馬
 
24日投開票の川越市議選が告示
          2011年04月17
街宣カーから支援を呼び掛けながら市内を回る市議選の立候補者=川越市内で
街宣カーから支援を呼び掛けながら市内を回る市議選の立候補者=川越市内で

川越市議会議員選挙 立候補者4月17日現在・届け出順)
現職
27
新人
18
45人(定数36)
 緑色は現職、ピンク色は新人を示します。年齢は4月17日現在。
氏名
性別
年齢
現・新
党派
職業
住所
中原 ひでふみ
48
無所属
会社役員
脇田本町
牛くぼ たきお
61
無所属
自営業
南田島
たかなし としこ
64
無所属
無職
福田
片野 ひろたか
35
民主党
団体役員
霞ヶ関東
よしだ 文江
61
無所属
無職
新富町
近藤 よしひろ
55
公明党
政党役員
砂新田
山根 ふみ子
27
民主党
議員秘書
古市場
きしき さとる
64
自民党
不動産業
並木
小林 しょうじ
74
無所属
会社役員
伊勢原町
関口 いさむ
70
自民党
無職
西小仙波町
みうら 邦彦
69
無所属
大学教授
霞ヶ関北
桐野 ただし
47
公明党
政党役員
的場新町
樋口 なおき
28
無所属
広告業
脇田町
江田 はじめ
68
無所属
農業
石田本郷
本山 修一
63
共産党
政党役員
三久保町
大泉 かずお
53
公明党
行政書士
仙波町
おのざわ 哲也
49
公明党
政党役員
豊田本
こんの 英子
34
共産党
政党役員
稲荷町
若海 保
65
無所属
農業
久下戸
中村 ふみあき
44
公明党
無職
新宿
かとう 昇
56
無所属
建築設計
宮下町
くらしま 美恵子
56
無所属
NPO法人理事
広谷新町
やまき あやこ
59
民主党
団体役員
砂新田
新井 きいち
61
無所属
法人役員
藤間
田村 つるお
65
無所属
無職
伊勢原町
おのざわ 康弘
57
無所属
会社役員
吉田
しみず 京子
60
公明党
政党役員
野田町
三遊亭 窓里
51
無所属
落語家
今成
あけど 亮太
30
みんなの党
政党支部長
小堤
高橋 つよし
48
社民党
団体役員
古谷上
しまむら 伸夫
63
無所属
自営業
今福
川口 けいすけ
35
無所属
無職
古谷上
もてぎ みつお
61
無所属
団体役員
三久保町
わかさ みどり
48
公明党
政党役員
上戸
仲 ひろし
50
無所属
無職
脇田本町
吉田 光雄
63
みんなの党
会社役員
南通町
久保 けい一
69
無所属
農業
藤倉
川口 ともこ
37
共産党
政党役員
豊田本
吉野 いくえ
56
無所属
会社役員
藤間
石川 ともあき
51
無所属
団体役員
鯨井新田
三上 きくぞう
65
無所属
農業
古谷上
笠原 拓男
60
無所属
行政書士
仙波町
おぎくぼ 利充
43
無所属
会社役員
広栄町
かきた 有一
37
共産党
市議会議員
小堤
坂本 まさし
30
無所属
会社員
的場
定数36に45人が立候補
 統一地方選の第二弾となる川越市議会議員選挙が17日告示され、定数36に対し45人(現職27人・新人18人)が立候補を届け出。24日の投票日まで1週間の舌戦に火ぶたが切られました。
 投票は午前7時から午後8時まで、小中学校など市内56カ所で行われ、午後9時から開票。同日深夜までには大勢が判明し、翌日午前1時半ごろには結了の予定。

23日まで3カ所で期日前投票
 期日前投票は、元町の市役所1階ロビー(18〜23日の午前8時半〜午後8時)・脇田町のアトレ6階(20〜23日の午前10時半〜午後7時)・鯨井の西文化会館「メルト」(20〜23日の午前9時半〜午後7時)の3カ所で受け付け。
 なお、高階市民センターは東日本大震災に伴う計画停電への対応のため、今回は使用されません。

前回の投票率は46.21%
 16日現在の選挙人登録者数は、27万7,236人(男13万8,938人・女13万8,298人。
 前回(2007年・平成19年)の投票率は46.21%(男44.80%・女47.62%)で、前々回(2003年・平成15年)に比べて0.22ポイント減でした。

現職11人引退、新人には"広き門"
 昨年12月に開かれた市議会定例会で議員定数削減が決議されたことにより、今回の選挙から議席は40から36に減少
 一方、改選前の現職38人のうち11人が引退するなど、新人にとってはかつてない"広き門"となっているのが特徴。現職全員が当選したとしても、市議会の4分の1は新人議員が占めることになります。

4年間市政託す人物を見極め
 立候補者の中には、これまでも市政に対し声を上げるなど関心を寄せていた人や、市民活動などに熱心だった人がいる一方、明確なビジョンが明らかになっていない人もいます。
 市議は市民の声を代弁し、市政の一翼を担って私たち市民の生活を左右する重要な人たち。1回選んでしまえば、基本的に4年間は代えることはできません。
 貴重な選挙権を活かすためにも1週間の選挙を通じて一人ひとりの訴えに耳を傾け、人となりをしっかりと見極めて選ぶことが有権者に求められています。
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独大使館が「川越は安全」
 
独日協会連合が訪川、夕食会で市民と交流
            2011年04月15
夕食会で中台囃子連の舞いとお囃子披露に感激、カメラに収める訪日メンバーも=元町の川越市役所で
夕食会で中台囃子連の舞いとお囃子披露に感激、カメラに収める訪日メンバーも=元町の川越市役所で

市民に時を告げる時の鐘に興味津々=幸町で
市民に時を告げる時の鐘に興味津々=幸町で
川越オッフェンバッハクラブの案内で一番街を見学する独日協会連合会の皆さん
川越オッフェンバッハクラブの案内で一番街を見学する独日協会連合会の皆さん
蔵のまち散策や夕食会で交流
 原発事故をきっかけに海外では日本への渡航を控えるムードがある中、ドイツの独日協会連合会(フォンドラン・ループレッヒト会長)のメンバーら33人(28〜80歳)が15日に川越を訪問。
 一番街の蔵の街周辺を散策したほか、市の歓迎夕食会で市民らと親交を深めました。

国際会議の前に川越訪問
 一行は、23日から26日まで奈良県で開かれる日独交流150周年「パートナー会議」に出席するために来日。
 受け入れ担当の日独協会連合会に「会議の前に、ぜひ川越を訪れたい」と申し出があり、川越市と市姉妹都市交流委員会が歓迎を決めて実現しました。

大使館から「川越は安全」
 一行は日本を訪問する際、ドイツ大使館から「川越は安全」との"お墨付き"をもらったといい、かねてより姉妹都市・オッフェンバッハとの交流があった川越市を選んだといいます。
市民グループが市内を案内
 午後4時すぎにバスで到着した一行は、案内役を買って出た市民グループ「川越オッフェンバッハクラブ」(中西浩文代表・約35人)のメンバー23人の通訳と案内で、3班に分かれて市立博物館や時の鐘・一番街の蔵のまち並み・川越まつり会館などを散策しました。

伝統文化と新しい技術に感心
 一行は、大勢の観光客でにぎわう様子にびっくり。
手作りの木工品に「素晴らしい」「かわいい」と感激=一番街で
手作りの木工品に「素晴らしい」「かわいい」と感激=一番街で
江戸情緒を残す家並みや伝統技術をいかした工芸品などに興味津々の様子で、店先で手に取っては「素晴らしい」「美しい」などと感激。お土産に買い求めていました。
 独日協会のメンバーには日本に興味を持って研究している人も多く、まつり会館の見学では「古い伝統を新しい技術で見せている」などと絶賛。「川越は歴史や文化を大切にし、今の時代に活かしていることに感心しました」などと話していました。

川合善明市長がドイツ語で出迎え、一人ひとりと握手で歓迎=市役所地下食堂で
川合善明市長がドイツ語で出迎え、一人ひとりと握手で歓迎=市役所地下食堂で
市長らがドイツ語で歓迎
 午後6時15分すぎ、一行は元町の川越市役所に到着。地下食堂に設けられた臨時の歓迎夕食会場では、川合善明市長らがドイツ語で「こんばんは」「ようこそ、いらっしゃいました」などと声を掛け、一人ひとり握手で出迎えました。
 訪日にあたり独日協会連合会からは震災義援金が贈られたほか、川越市と自国の酒や記念品などが交わされました。

市も初めてのおもてなし
 夕食会には訪問団のほか川越オッフェンバッハクラブ、市民ら約60人が出席。
和食の弁当を肴に酒を酌み交わし、和やかなムードで歓談=市役所地下食堂で
和食の弁当を肴に酒を酌み交わし、和やかなムードで歓談=市役所地下食堂で
中代囃子連の手本に合わせ太鼓を叩くヴァルターさん(右)ら=市役所地下食堂で
中代囃子連の手本に合わせ太鼓を叩くヴァルターさん(右)ら=市役所地下食堂で
 市がこうした形で外国の客人をもてなすのは初めてといい、「ぶっつけ本番」(木島宣之・文化スポーツ部長)の試みでしたが、会はなごやかな親善ムードで進行。
 清水敏男・市姉妹都市交流委員会副代表の音頭で乾杯。てんぷらや煮物・網焼きなどが入った弁当を肴に、日本酒やビールなどを酌み交わしながら歓談しました。

日本の祭り太鼓も体験
 アトラクションでは、中代囃子連が舞いとお囃子を披露。思い掛けない生の舞台に、夢中でカメラに収める光景がみられました。
 また、演奏後にはドイツからのお客様に太鼓を体験してもらう粋なはからいも。
 和太鼓に挑戦したザイフェルト・ヴァルターさん(30)は、初めはたどたどしい手つきでしたが、中台囃子連のメンバーのお手本に習い、みるみる上達。「とても上手ですね」の声に、「太鼓を叩いたのは初めてでしたが、面白かった」と満足そう。川越の印象について「弟と一緒に来ましたが、蔵のまちが印象的でした。川越は歴史ある建物と新しい建築が調和され、美しいまちですね」などと話していました。

両国の歌を合唱、友好誓う
 返礼に、ドイツ人女性による本格的なソプラノの「喜びの歌」なども披露されたほか、皆でドイツ民謡の「野ばら」や滝廉太郎の「花」などを合唱。若者のホームステイなどを中心とした交流を中心に、今後も友好を深めていくことを約束。再会を誓いながら散会しました。
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待機児童が一気に減少へ
 
私立保育園4園が新設・1園増床で
         2011年04月14
「こんにちは」=豊田本のあゆみ保育園で
こんにちは=豊田本のあゆみ保育園で
新設の保育園を訪れ、園児とふれあう川合善明市長=砂新田のさくらんぼ保で
新設の保育園を訪れ、園児とふれあう川合善明市長=砂新田のさくらんぼ保で

待機児童が多い市の動向
定員が一気に330人増える
 川越市内では4月に4つの私立保育園が開園・1園が増床し、受け入れ定員が330人増えたことで待機児童が一気に減ることが予想されます。
 14日には午前9時から川合善明市長がこれらの保育園を訪れ、状況を視察しました。


さいたま・所沢に次ぎ深刻
 県が毎年6月ごろにまとめている4月1日現在の各市町村の待機児童数によると、川越市は一昨年が173人でさいたま市(177人)に次いで県内で2番目に多く、昨年は123人に減りましたが、それでもさいたま市(154人)・所沢市(136人)に次いで3位。深刻な状態が続いていました。

昨年秋では再び県内ワースト2
 現時点で今年の各市町村のデータはまとめられていませんが、小江戸新聞が調べた昨年10月1日現在の待機児童数は多い順に、さいたま市(328人)・川越市(238人)・川口市(173人)・所沢市(164人)などと、川越市は再びワースト2位の状態に。

市長公約で待機児童解消に財源
 待機児童の縮減は川合市長のマニフェスト(選挙公約)にも掲げられており、市では昨年度から毎年支給の健康長寿奨励金を節目支給の長寿祝い金に切り替えるなどして財源を捻出。
 昨年度は待機児童解消のための基金(5,000万円)を設け、私立保育園の新設や増床を促してきました。

増床した園内を見学する川合市長ら=岸町の増美保育園で
増床した園内を見学する川合市長ら=岸町の増美保育園で
各園とも本格的な厨房施設が=松郷の風の子第二保育園で各園とも本格的な厨房施設が=松郷の風の子第二保育園で
2億円で事業費の4分の1補助
 私立保育園の新設・増床では、建設事業費(約2億円)の半分を県が補助。残り半分を市と事業者が折半することで援助。
 今回の新設・増床にあたっては、市では基金を含め5園で計約2億円の補助を充てました。

今年度中には小ヶ谷に1園新設
 今回新設されたのは50音順に、あゆみ保育園(豊田本・新飼洋子園長・90人)、伊佐沼すまいる保育園(古谷上・淺川弘子園長・60人)、風の子第二保育園(松郷・吉田由子園長・60人)、さくらんぼ保育園(砂新田・八児頌平園長・90人)。
 このほか、増美保育園(岸町・鈴木晶夫園長・90人)が増築され、定員が30人増えました。
 また、今年度中には小ヶ谷に定員60人の私立保育園1園の開園も予定されています。

完全な待機児童解消には課題が
 川越市では今年1月1日現在で289人の待機児童がおり、今回の定員330人増で問題が解消される計算ですが、実際には待機児童は残っています。
 これは、保育園の所在地が自宅や勤務先から離れていたり、預けたい年齢の定員枠が既に埋まっているなど、利用者の条件が合わないことが原因とみられます。

「駅周辺に一時預かりの施設検討も」
 こうした問題について、今回5園を視察した川合市長は「全体的な定員を増やしても、条件が合わず入園できない児童が残るのは残念。2月に千葉県流山市を視察してきたが、子育て世帯にも魅力あるまちにするためには、駅周辺にいったん幼児を預かる施設をつくり、各園がバスで迎えにくるような仕組みなども考えなければいけないのかと思う」などと話していました。
保育士に抱かれて乳児もご機嫌=古谷上の伊佐沼すまいる保育園で
保育士に抱かれて乳児もご機嫌=古谷上の伊佐沼すまいる保育園で
出来たての園庭には園児らの遊び声が=松郷の風の子第二保育園で
出来たての園庭には園児らの遊び声が=松郷の風の子第二保育園で
増床され定員が増えた保育園では、園児が庭で元気いっぱい体操=岸町の増美保育園で
増床され定員が増えた保育園では、園児が庭で元気いっぱい体操=岸町の増美保育園で
園児らと話す川合市長=豊田本のあゆみ保育園で
園児らと話す川合市長=豊田本のあゆみ保育園で
2階から降りる滑り台の先には砂場や砂山が=古谷上の伊佐沼スマイル保育園で
2階から降りる滑り台の先には砂場や砂山が=古谷上の伊佐沼スマイル保育園で
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埼玉県議選(西8区・川越市)
新人の中野氏がトップ当選
 
前回トップのやべ氏が404票差で苦汁
       2011年04月10
支援者らと万歳でトップ当選を祝う中野ひでゆき氏(中央)=10日午後11時52分、大仙波の後援会事務所で
支援者らと万歳でトップ当選を祝う中野ひでゆき氏(中央)=10日午後11時52分、大仙波の後援会事務所で

トップ当選者、前回と劇的に明暗
 埼玉県議選(西8区・川越市)は10日投開票され、新人の中野ひでゆき氏(自民・49)が2万2,806票を獲得してトップ当選を果たしました。
 前回の選挙でトップだったやべ節氏(民主・69)は1万5,124と、4位のしぶや実氏(自民・67)に404票差で苦汁をなめる結果となりました


県議選(西8区・川越市)の開票結果
候補者氏名
党派など
得票数
1
中野 ひでゆき
自民党・新
22,806
2
福永 のぶゆき
公明党・現
22,504
3
舟橋 かずひろ
無所属・現
18,132
4
しぶや 実
自民党・現
15,528
5
  やべ 節
民主党・現
15,124
6
  もりや ひろ子
共産党・元
13,460
10日午後11時35分結了
自民が2議席獲得、民主は議席失う
 今回の選挙では定員4に対し、現職4人と新人1人・元職1人が挑戦。
 自民党は現職のしぶや氏に加え、新人の中野氏の2人を立てて共に当選を果たし、逆風下の民主党は議席を失いました。

福永・舟橋氏は手堅く得票し再選
 公明党の現職・福永のぶゆき氏(58)は手堅く票を獲得し、今回も2位で当選。無所属の現職・舟橋かずひろ氏(39)は順位を上げ、3位で再選を果たしました。
 共産党の元職・もりやひろ子氏(61)は返り咲きを狙いましたが、今回も及びませんでした。

56カ所の投票所から集められ開票される投票箱=午後9時、下老袋の市総合体育館で
56カ所の投票所から集められ開票される投票箱=午後9時、下老袋の市総合体育館で
投票率は前回より1.39低い39.55%
 今回の投票率は39.55%(男39.23%・女39.86%)と、40.94%(男40.13%・女41.74%)だった前回に比べ、1.39ポイント低下。
 当日有権者数は27万6,035人(男13万8,305人・女13万7,730人)で、投票者数は10万9,164人(男5万4,263人・女5万4,901人)。
 投票総数のうち、1,608票(1.47%)が無効票で、得票総数は10万7,554票となりました。

機械4台使い、午後11時35分に結了
 下老袋の市総合体育館では市職員294人が開票業務にあたり、市内56カ所の投票所から集められた投票箱を午後9時に開封。
 4台の自動仕分け機を使いながら票を数え、午後11時35分に結了しました。

「当確」の報で支援者らと握手しながら喜び合う中野ひでゆき氏(右)=午後11時37分、大仙波の後援会事務所で
「当確」の報で支援者らと握手しながら喜び合う中野ひでゆき氏(右)=午後11時37分、大仙波の後援会事務所で
当選祝いに駆け付けた川合善明市長(右)と握手を交わす中野ひでゆき夫妻=午後11時46分、大仙波の後援会事務所で
当選祝いに駆け付けた川合善明市長(右)と握手を交わす中野ひでゆき夫妻=午後11時46分、大仙波の後援会事務所で
「当確」の報で支援者らと握手・万歳
 今回トップ当選を果たした中野氏の後援会事務所(大仙波)には、午後8時前から支援者らが集まって開票速報に注目。
 11時半すぎに「当選確実」の報とともに候補者本人が姿を現し、支援者らと握手を交わしながら当選を喜び合いました。
 中野ひでゆき氏は、祝福に駆け付けた川合善明市長らともがっちりと握手。後援会幹部や父親の中野清・前衆院議員らと並んで万歳三唱し、初当選を祝いました。

「皆が納得できる分かりやすい政治を」
 当選後、中野氏は小江戸新聞社の取材に「政治に関心を持ち始めたのは、JC川越の理事長を務めた36歳のころから。市民活動の夢を実現させるためには、政治の力が必要だと感じた」「父は政治家だったが、立場を引き継ぐのではなく志を引き継ぐ覚悟で立候補した。選挙を通じ、多くの人たちから信頼できる政治に変えてほしいと言われた。皆が納得できる分かりやすい政治を実現したい」と抱負。
 「川越をさらに発展させるには、観光に力を入れなければ。市内に数多くある歴史的文化資産を活かし、面的な広がりを持たせることで滞在時間を延ばしてもらう工夫も必要だと思う」などと話していました。
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河越茶使い市内9カ所で彩茶会
 
来月29日、河越館跡では甲冑姿で「陣中野点」も再現
    2011年04月07
河越館跡史跡公園では甲冑姿で「陣中野点」を再現する計画
河越館跡史跡公園では甲冑姿で「陣中野点」を再現する計画
5月29日の彩茶会を知らせるポスター
5月29日の彩茶会を知らせるポスター

河越茶使った初めての大茶会を企画
 かつて全国に名を知られた河越(川越)茶を楽しみ、野点をきっかけに復活させようという初めての企画が現在、進められています。

市など後援で彩茶会実行委が主催
 茶会は「茶あそび 彩茶会」実行委員会(委員長:粂原恒久・市観光協会長)が主催。市や市教委、商議所や小江戸川越観光協会、遠州流茶道宗家などが後援。川合善明市長が名誉顧問を務めます。
 茶会は、副実行委員長を務める川越藩火縄銃鉄砲隊保存会の寺田勝廣代表らが、「河越茶を復活させたい」と14年前から温めていた構想。昨年9月に川合市長に企画を相談、11月ごろから準備を進めてきました。

彩茶会ののぼり旗と寺田勝廣さん=新富町の小江戸蔵里で
彩茶会ののぼり旗と寺田勝廣さん=新富町の小江戸蔵里で
5月29日に市内9カ所で同時に野点
 企画は、5月29日(日)に川越城本丸御殿・蔵の街・蓮馨寺・小仙波・伊佐沼・南古谷・新河岸旭橋・霞ヶ関真寿園・河越館跡史跡公園の9カ所で同時に、河越茶の抹茶をたてた茶会を開くというもの。
 「本格的な茶道という型にこだわらず、伝統を尊重しつつ"茶遊び"という視点で河越茶を楽しむ会にしたい」と寺田さん。実行委員会のメンバーや川越茶友会や川越茶華道協会茶道部などが、茶をたてることになっています。

河越館跡では甲冑姿で陣中野点を再現
 参加者はシャトルバスで各会場を巡り、それぞれの会場で違った趣きや風景が楽しめるという内容になっています。
 河越館跡では川越藩火縄銃鉄砲隊保存会(寺田勝廣代表)のメンバーが甲冑(かっちゅう)姿で茶をたて、「陣中野点」を再現する趣向も用意されています。

前売り券の売上げや募金で義援金送る
 現在、バスの乗車券と4会場で茶会に参加できる茶席券がセットになった前売り券(2,500円)を販売。各会場で募る募金とともに、東日本大震災の義援金として市を通じ送る計画。
 また、実行委員会では茶会をPRするのぼり旗2,000本をつくり、協賛してくれる人に1本1,000円で買ってもらうことで運営費を賄いたいとしています。
 茶会の詳しい問い合わせ・前売り券の申し込みは同実行委 Tel.049-225-4159 または Tel.090-9816-2623まで。

かつて全国5大茶葉の「河越茶」復活を
 河越茶は現在の狭山茶の原種(在来種)にあたり、明治以降に品種改良されるまでは関東のお茶は河越茶が主流で、戦国時代(1500年ごろ)までは川越地方が一大産地。
 当時の教科書にあたる書物には、日本の茶葉5大産地の一つとして武藏の国の河越茶が挙げられています。

 市では2009(平成10)年10月、かつて栽培が盛んだった上戸の地に河越館史跡公園を整備した際、園内に河越茶を植えるなどしてPR。今後の整備では園内に本格的な茶畑を再現させることなども視野に入れ、河越茶の復活を考えています。
バスの乗車券と4会場が巡れる茶席券がセットになった前売券
バスの乗車券と4会場が巡れる茶席券がセットになった前売券
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芳野台体育館の市民利用を再開
 
第二避難所閉所で9日から
            2011年04月05
第二避難所(芳野台体育館)の閉所などを決めた第12回「緊急危機管理対策本部会議」=元町の川越市役所で
第二避難所(芳野台体育館)の閉所などを決めた第12回「緊急危機管理対策本部会議」=元町の川越市役所で

9日から芳野台体育館の利用再開
 川越市は4日午後4時から開いた第12回「緊急危機管理対策本部」(本部長・川合善明市長)で、東日本大震災や福島原発事故の避難者受け入れ場所として用意していた第二避難所(芳野台体育館とサンライフ川越)を閉じることなどを決めました。
 これにより、同施設は9日から一般市民の利用が再開されることになりました。

一時避難家族、現在は10世帯31人
 第一避難所となっている伊佐沼の市農業ふれあいセンターには、2日に1世帯(男性3人・女性1人)が新たに加わったことで、現在は8世帯24人(男性12人・女性12人)が一時避難。2歳と6歳の兄弟が入所したことにより、最年少者は2歳の男の子となりました。
 その後、3世帯7人が入所・1世帯2人が帰郷したことにより、7日夜までに同センターで生活しているのは10世帯31人(男性15人・女性16人)となっています。また、被災地から避難している児童・生徒23人が市内の小中学校に転入しました。


避難者急増に備え、第三避難所残す
 市では、現時点では第一避難所受け入れ予定の約150人に満たないことから、第二避難所の閉所を決めたもの。
 一時避難者が急増した場合に備え、市民が利用しない第三避難所の市教育センター(旧・古谷東小体育館、約200人収容)を残し、芳野台体育館などを市民が利用できるようにしました。

支援物資に洗濯洗剤・シャンプー追加
 また、現在受け入れている市民からの被災地支援物資の品目に、新たにシャンプーや洗濯用洗剤(ともに新品のみ)の追加を決めました。これは、いわき市で不足していることに対応したもの。
 支援物資は、下老袋の市総合体育館内にある第二武道場で午前10時から午後3時まで受け付けています。
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観光客の出足、半分まで戻る
 
震災直後に激減した一番街など
         2011年04月04
にぎわいを取り戻し始めた菓子屋横丁
にぎわいを取り戻し始めた菓子屋横丁
先週末から客足戻り始める
 東日本大震災の後、ガソリン不足や計画停電などの影響で観光客が激減していた一番街や菓子屋横丁など市内の観光地では、先週末あたりから客足が戻り始めてきました。

震災直後は「ぱったり」
 震災直後は、大久保敏三・商議所会頭や山崎嘉正・副会頭なども「客足がぱったりと途絶え、お客さんが街を歩いていない」と口を揃えるほど客足が激減
 先月末までは、なかなか回復の兆しを見せませんでしたが、4月に入って暖かくなってきた先週末あたりから人出が増え、にぎわいが戻りつつあります。

先週末あたりから近郊の家族連れらの姿が
先週末あたりから近郊の家族連れらの姿が
「客足が3分の2くらいまで戻った」というお店も「客足が3分の2くらいまで戻った」というお店も
「お客さんは半分から3分の2くらい」
 菓子屋横丁の入口付近で煎餅店「むろおか」を営む室岡登三男さんは「(震災の)直後は、お客さんは誰もいなかった。おとといあたりから半分くらい戻ってきた」と話し、中ほどにある和食喫茶「花音」では「直後はがらがらで、停電があるかどうかも分からず店を開ける判断も難しかった。冷蔵庫をあまり開け閉めしないようにして営業しましたが、停電が安定してお客さんが3分の2ぐらいまで戻ってきた」と話していました。

小江戸蔵里でも売り上げ6〜7割戻る
 仲町の和菓子「亀屋」や松本醤油商店の「醸ん楽座」、人力車の「人力屋」でも「半分くらいはお客さんが戻った」といい、一番街にもにぎわいが。
 昨年10月から川越の新しい観光スポットとして新富町にオープンした「小江戸蔵里」でも「先週末からお客さんは6〜7割は戻った。お客さんが戻った分、売り上げも比例して回復しています」と話していました。

残りは団体旅行の回復に期待
 都内から来たという横田さん一家は「電車の運行が安定してきたので、春休みの子どもたちを連れてきました」といい、横浜市から来た小笠原さん一家は「安心してガソリンが入れられるようになり、桜見物がてら寄りました」と話していました。
 菓子屋横丁のカルメ焼きの老舗「吉仁製菓」では「子どもさんが春休みに入り、近郊のお客さんは来てくれるようになったが、観光バスの団体客が1日1台くらいしか来ない」と話すなど、本格的なにぎわいの回復には団体旅行の復活が待たれます。

 一方、歓送迎会などかき入れ時の料理店などでは、利用者の自粛ムードも伴って客足は低迷。厳しい状況が続いており、ある経営者は「私たちが元気にならないと、被災地を応援する力も出ないんですが…」と話していました。
(写真は元町の菓子屋横丁で)
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計画停電には緑のカーテン
 
勉強会で学校や家庭の普及考える
       2011年04月02
種まきのシーズンを間近に控え、ゴーヤ植栽による「緑のカーテン」普及について話し合う参加者
種まきのシーズンを間近に控え、ゴーヤ植栽による「緑のカーテン」普及について話し合う参加者

計画停電の時こそ緑のカーテン
 今年の夏、東京電力による計画停電が実施されても、ゴーヤの植栽などによる「緑のカーテン」を活用することで少しでも過ごしやすくしようと、2日午後1時半から氷川町の北公民館で勉強会が開かれました


武田侃蔵・副理事長
原嶋昇治・部会代表
原嶋昇治・部会代表
学校や家庭に普及させるには
 企画したのは「かわごえ環境ネット」(小瀬博之理事長)の社会環境部会(原嶋昇治代表)。
 「川越市内の小中学校では2005(平成17)年度と翌年度、実験的に『緑のカーテン』を実施しただけで普及が進んでいない。学校で普及すれば家庭にも広がりが期待されるが、ゴーヤを植えるには今から準備を進めないと間に合わなくなる」と、急きょ勉強会を開くことに。
 この日は武田侃蔵・副理事長の呼び掛けで、同会のメンバーや学校関係者・市議や環境に関心のある市民ら約15人が集まり、何が普及の妨げになっているのか、自分たちは何をすべきなのか、などについて話し合いました。

先進地・新座市の例を聞く
 講師には、県地球温暖化防止活動推進センター主催の「低炭素まちづくりフォーラム in 埼玉 "冷やせ!彩の国"発表会」で昨年、県知事賞を受賞した「環境まちづくり地域協議会 in にいざ」の荻原洋志代表を招き、「緑のカーテンを小中学校へ」のテーマで話を聞きました。

サーモグラフの測定結果で緑のカーテンの効果を説明する荻原洋志さん
サーモグラフの測定結果で緑のカーテンの効果を説明する荻原洋志さん
県地球温暖化防止活動推進センターが作った「緑のカーテン(ゴーヤ)つくり方」のパンフレット
県地球温暖化防止活動推進センターが作った「緑のカーテン(ゴーヤ)つくり方」のパンフレット
「小中学校23校中18校で実施」
 荻原さんは「新座市では小中学校23校中、18校で緑のカーテンを実施している。私たちが活動を始めた3年前はすべて自分たちのお金でやっていたが、昨年からやっと市が材料費の2〜3割を補助してくれるようになり、今年からは市長も教育長も熱心に推進して全額を賄ってくれるようになった。沖縄からもタネを頂き、今年は5,000粒を準備している」と紹介。

「市長・教育長が本気にならないと」
 「この事業は、担当する部署が環境や教育など多くの部署にまたがり、全校で取り組めるようにするには、市長や教育長が本気にならなければ難しい。夏休み中に誰が水やりなど世話をするのかも課題」などと話しました。

「連作のコツは土の入れ替えと追肥」
 また、栽培のコツについて「ゴーヤを育てるのはとても簡単だが、連作すると育ちが悪くなるので、毎年、土を入れ替えて肥料を足してやること。また、植栽の両端に石灰を埋めてやると根が伸びて土台がしっかりする」などとアドバイス。
 「熟れて黄色くなったゴーヤは甘みが出て、とてもおいしい。種も取れるので、捨てずに大切にしてください」と説明。
 参加者からは盛んに質問が出されていました。

(写真は氷川町の北公民館で)
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伝建保存地区に新観光スポット
 
旧・笠間家住宅と一番街結ぶ新ルート完成
         2011年04月01
旧・笠間家住宅から一番街の山吉ビル前まで続く鍛冶町公園がオープン
旧・笠間家住宅から一番街の山吉ビル前まで続く鍛冶町公園がオープン
修復され、観光案内所が設けられた旧・笠間家住宅の店蔵
修復され、観光案内所が設けられた旧・笠間家住宅の店蔵

廊下と部屋の間にくり抜きの装飾が施された漆喰の壁が
廊下と部屋の間にくり抜きの装飾が施された漆喰の壁が
旧・笠間家住宅の店蔵に観光案内所
 川越伝統的建造物群保存地区の一角にある呉服問屋の旧・笠間家住宅が修復され、1日から「仲町観光案内所」としてオープンしました。案内所は午前9時半から午後4時半まで開いています。
 旧・笠間家住宅は明治26年の川越大火以降に建てられ、通りに面した店蔵と奥の住居部分からなる2階建ての造り。2階部分は公開されていません。

大正浪漫夢通り〜一番街の新ルートに
大正浪漫夢通り〜一番街の新ルートに
居住部分は展示スペースに活用
 店蔵には市内4カ所目の観光案内所が設けられ、奥の住居部分(8畳と6畳の2間続き)は展示スペースとして活用
 5月のゴールデンウイーク明けまでは、着物から洋服・和装小物など、江戸時代から続く縦縞木綿の川越唐桟の数々を展示。「川越唐桟手織りの会」(唐仁原ますみ会長・31人)のメンバーが交代で案内しています。

大正浪漫夢通りと一番街結ぶ新ルート
 また、旧・笠間家から一番街の山吉ビル前まで抜ける通路が整備され、旧十カ町名にちなんで「鍛冶町公園」と名付けられました。園内には休憩用に石のベンチが設けられているほか、四季の草花が植えられ市民や観光客が散策しながら憩えるスペースになっています。鍛冶町公園は午前9時から午後5時まで利用できます。
 これは、仲町公共事業用地整備・旧笠間家住宅復元活用事業として整備されたもので、これにより、大正浪漫夢通りから一番街への回遊性が高まり、観光案内や新たな観光スポットの創出に期待が掛かります。

(写真は仲町の旧・笠間家住宅〜鍛冶町公園で)
店蔵に続く居住部分には、5月のG.W明けまで川越唐桟を展示。川越唐桟手織りの会のメンバーが案内役に
店蔵に続く居住部分には、5月のG.W明けまで川越唐桟を展示。川越唐桟手織りの会のメンバーが案内役に
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きょう告示・10日投開票の県議選
西8区、定数4に6人が出馬

 
あすから会場減らし期日前投票
         2011年4月1日
県議選立候補者埼玉西・届け出順)
現職
元職
新人
(定数4)
 緑色は現職、水色は元職、ピンク色は新人。年齢は4月4日現在。
氏名
性別
年齢
現・新
党派
職業
住所
中野ひでゆき
49
自民党
会社役員
伊勢原町
福永のぶゆき
58
公明党
団体役員
的場
やべ節
69
民主党
埼玉県議
南台
舟橋かずひろ
39
無所属
団体役員
通町
もりやひろ子
61
共産党
政党役員
木野目
しぶや実
67
自民党
建材業
古谷上
(注:氏名の表記・職業などは届け出の通り)
定数4に6人が立候補届け出
 4月10日投開票の埼玉県議会議員選挙が1日告示され、西8区(川越市)では定数4に対し、現職4人・元職1人・新人1人の計6人が立候補を届け出。各候補は9日間の選挙戦をスタートさせました。

現職4人に元職と新人が挑む
 この日、立候補を表明したのは届け出順に、伊勢原町の会社役員・中野ゆきひで氏(自民・新・49)、的場の団体役員・福永のぶゆき氏(公明・現・58)、南台の埼玉県議・やべ節氏(民主・現・69)、通町の団体役員・舟橋かずひろ氏(無所属・現・39)、木野目の政党役員・もりやひろ子氏(共産・元・61)、古谷上の建材業・しぶや実氏(自民・現・67)。現職4人に、元職と新人1人ずつが挑みます。

当選ラインは2万票あたりか
 3月31日現在の市内の有権者数は、27万7,321人(男13万8,976人・女13万8,345人)。前回(2007年)の例を参考にすると、およそ2万票が当選ラインになるのではないかとみられます。

期日前投票所を準備する市選挙管理委員会の職員=元町の川越市役所1階ロビーで
期日前投票所を準備する市選挙管理委員会の職員=元町の川越市役所1階ロビーで
あすからの期日前投票は市役所のみ
 期日前投票は、あす2日から9日まで元町の川越市役所1階ロビーで、午前8時半から午後8時まで受け付けます。
 東北関東大震災に伴う計画停電のため、これまでの選挙で使っていた川越駅東口のアトレ・西文化会館「メルト」・高階市民センターには設置されなくなりました。(17日告示・24日投開票の市議選でも同様)
告示され候補者のポスターが張り出された県議選の掲示板=川越市内で
告示され候補者のポスターが張り出された県議選の掲示板=川越市内で

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被災地への支援物資受付始まる
 
保存食や飲料水など7,499点集まる
         2011年03月31
市民から寄せられた災害支援物資を仕分けする職員ら=下老袋の市総合体育館第二武道場で
市民から寄せられた災害支援物資を仕分けする職員ら
市民からの支援物資が被災地へ
 川越市は31日から、東北関東大震災の被災地に送る市民からの支援物資受け付けを始めました。
 市ではこれまで、市内に一時避難している家族らへの支援物資は24日から受け付けていましたが、被災地への寄付は受け付けていませんでした。
 注:その後、被災地に支援物資がかなり集まっている状況から、被災地への支援物資の受け入れは4月10日をもって一時停止となっています。

県は受け入れ中止で、市独自に搬送
 市民からの被災地向け支援物資受付が震災発生から20日以上も遅れたことについて、支援物資を担当する文化スポーツ部では「県内の支援物資は埼玉県が1カ所に集め、一括で送る決まりになっていたが、搬送が間に合わないため県が受け付けを中止している」とし、「市では保健師らを交代で被災地に派遣しており、現地では物資が不足しているとの報告を受けている。支援団派遣の機会を活用し、県トラック協会川越支部の協力も得て、市独自で支援物資を届けることにした」と話しています。

未使用の食料や生活用品14品目
 支援物資の受付場所に指定されているのは下老袋の市総合体育館内にある第二武道場で、受付時間は午前10時〜午後3時。
 受け付けているのは
保存食(カップ麺・インスタント麺・乾パン・レトルト食品・アルファ米)、飲料水(ペットボトル)、粉ミルク、離乳食、紙おむつ、生理用品、マスク、タオル、トイレットペーパー、ティッシュ、ウエットティッシュ、使い捨てカイロ、乾電池、毛布、ブルーシート、靴や長靴など14品目で、いずれも未使用のもの。
 それぞれ1ケースに数がまとまっていなくても受け付けています。

164件・7,499点や義援金が集まる
 24日から寄せられた分も含め、31日午後3時までに164の個人・企業から7,499点の支援物資が集まっています。このほか、同会場にはこれまでに義援金6万8,138円も寄せられています。
 市では、これらを市内に一時避難している人たちが必要としている物と被災地に送るべき物を分類し、市民の善意を有効に活用していくとしています。

(写真は下老袋の市総合体育館第二武道場で
3月末までに寄せられた支援物資は食料品から生活用品まで、164の個人・企業から7,499点に
3月末までに寄せられた支援物資は食料品から生活用品まで、164の個人・企業から7,499点に
寄せられた支援物資164個人・企業から7,499 (31日現在)
保存食(米、乾パン、麺類、菓子、缶詰など)
1,935
飲料水(ペットボトル500ml〜2000ml)
193
粉ミルク等(粉ミルク、離乳食など)
60
紙おむつ(大人用、子供用)
457
尿パッド(女性用、共通)
39
女性衛生用品(生理用品など)
175
マスク
641
タオル(フェイスタオル、バスタオルなど)
2,671
ペーパー(ティッシュ、ウエット、トイレ用など)
472
使い捨てカイロなど
665
乾電池(単1〜単4)
69
毛布
82
ブルーシート
6
靴・長靴など
34
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7系統のバス情報を発着順に表示
 
川越駅東口にリアルタイム案内板
    2011年03月31
出発順にバスの情報を表示する案内板を設置
出発順にバスの情報を表示する案内板を設置
7系統のバスを発着順に案内
 市公共交通利用促進協議会(会長・都市計画部長)は31日から、川越駅東口のコンコース出口に、東武バス7系統の情報を出発順にリアルタイムで表示する案内板を設置しました。設置費用は約2,700万円。

どのバスに乗るのが一番早い?
 東口を出発する東武バスの路線には、行き先が異なっても「一番街」や「札の辻」までは同じ経路を走るものもあり、「どのバスを利用するのが一番早いのか、分かりにくい」などの声が上がっていました。
 案内板は、バスに搭載されたGPS(衛星を使った測位システム)に連動。渋滞などによる遅れにも対応しており、利用者それぞれが目的地に行く際にどのバスが早いのかが、バスターミナルまで行かなくても分かるようになりました。

運行状況もリアルタイムに表示
 計画停電などの影響で運休となったり、ダイヤが乱れた際にも運行状況がリアルタイムで表示されるため、状況を把握しやすくなりました。
10秒毎に日本語表示(写真上)と英語表示(下)を交互に表示
10秒毎に日本語表示(写真上)と英語表示(下)を交互に表示
10秒毎に日本語表示(写真上)と英語表示(下)を交互に表示
 案内板は、65インチの液晶ディスプレーを使用。一度に8便のバスを表示し、10秒ごとに日本語と英語表示が交互に切り替わる仕組みになっています。

一日19万人以上が川越駅を利用
 川越駅は年間7,152万8,943人(JRが2,708万2,080人・東武線が4,444万6,853人)が利用。
 一日に約19万5,800人(JRが約7万4,000人・東武線が12万1,772人)が乗り降りしており、市民や観光客の利便性向上が課題となっていました。
 同協議会では「今後、改札口周辺にバス乗り場の案内板設置や、西口駅前周辺整備に併せて分かりやすい掲示を進めていきたい」としています。

(写真は脇田町の川越駅東口コンコース出口で)
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川越市内もソメイヨシノが開花
 
最高気温が17℃まで上昇、週末まで続く
      2011年03月30
都内より2日遅く、昨年より9日遅れで開花したソメイヨシノ。背景は一足先に咲いた菜の花=仙波町3丁目で
都内より2日遅く、昨年より9日遅れで開花したソメイヨシノ。背景は一足先に咲いた菜の花=仙波町3丁目で

川越地方は最高気温が17℃まで上昇
 30日の川越地方は夕方まで穏やかに晴れ、午後2時半すぎには最高気温が17.0℃(※)まで上昇。4月10日ごろの気候となり、市内各所でソメイヨシノが開花し始めました。(※ 熊谷地方気象台がさいたま市で観測した値)

都内より2日遅れ・昨年より9日遅い開花
 東京都内では28日に開花宣言が出されており、川越では2日遅れての開花。昨年は春分の日の21日に開花が観測されており、9日遅い開花となりました。

週末まで暖かな気候、週明けから下がる
 熊谷地方気象台では「あす・あさっても暖かい日が続き、3日ごろから最高気温が12〜13℃まで下がるとみられる」と話しています。
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いわき市へ災害支援物資
 
相互応援協定で非常食1万2,000食など
         2011年03月30
支援物資のアルファ米などを運び出す職員ら
支援物資のアルファ米などを運び出す職員ら
中核市同士で助け合い
 川越市は被災地の福島県いわき市に向けて非常食やタオルなどを送るため、30日午後2時半すぎから準備を進めました。

危機管理本部で対応決める
 これは、中核市災害相互応援協定に基づき、いわき市の要請に応えたもの。
 
29日に開いた第9回「緊急危機管理対策本部」(本部長・川合善明市長)で、支援物資を送ることが決まりました。

災害用の備蓄庫から非常食を搬出
災害用の備蓄庫から非常食を搬出
乾パン・アルファ米など1万2,000食
 送るのは、市が災害時用に備蓄していた乾パン5,000食・アルファ米5,000食・お粥2,000食と、マスク1,470枚・タオル260枚。
 午後2時半すぎから、市の職員が初雁中などの備蓄庫から支援物資を運び出し、トラックに積み込みました。

あす、市職員とボラの運転手が現地へ
 支援物資はあす31日午前8時に市役所を出発。県トラック協会川越支部(佐藤秀旺支部長)の運転手1人(ボランティア)と、市職員1人が現地に届けることになっています。
(写真は元町の初雁中で)
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愛犬やペットが安らぎ
 
7世帯20人、避難生活も1週間に
       2011年03月30
避難家族7世帯20人に
 東北関東大震災と福島原発事故による一時避難者の市内受入開始から、はや1週間。避難家族は30日午後6時半現在、7世帯20人(男性9人・女性11人)となりました。
避難家族やボランティアに可愛がられ、やすらぎを与えている老犬の「ミックス」
避難家族やボランティアに可愛がられ、やすらぎを与えている老犬の「ミックス」
 一時避難所に指定されている伊佐沼の農業センターには、28日夜に既に避難している家族のもとに10歳の女の子が合流。29日午後6時半ごろ、新たに1世帯1人の男性(66)が加わりました。
 現在、最年長者は86歳の女性、最年少者は10歳の女性です。


避難所生活も既に1週間
 一時避難の家族らが過ごしている部屋は、畳が敷かれ暖房も完備。市給食センター職員や自治連の婦人ら・ボランティアらにより温かい食事も出されていますが、ここでの避難所生活も既に1週間。見知らぬ世帯同士が一部屋で過ごすなど、疲労や緊張もたまってきています。

愛犬やペットが温もりと安らぎ
 そんな中、皆に潤いと安らぎを与えているのが、避難家族が連れてきたペットたち。
 26日にやってきた雌犬の「ミックス」は屋内で飼われていたといい、老犬のため同館出入口の風除室に毛布を敷いてもらい、居場所を確保。避難所に着いたときはおびえた様子でしたが今ではやっと落ち着き、避難した人たちやボランティアらに可愛がられています。
 また、29日には雄のハムスター1匹も仲間入り。老犬「ミックス」のそばに置かれた籠の中で暮らし、愛くるしい姿で皆をなごませています。

(写真は伊佐沼の農業ふれあいセンターで)
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川越の水道水に問題出ず
 
摂取制限に備え、応急給水体制を準備
    2011年03月29
万が一市内の水道水が乳児の摂取制限基準を超えた場合の対応などを話し合う第8回「緊急危機管理対策本部」
万が一市内の水道水が乳児の摂取制限基準を超えた場合の対応などを話し合う第8回「緊急危機管理対策本部」

川越の水道水、摂取制限基準を下回る
 川越市内の水道水は放射性ヨウ素が1kgあたり40ベクレル以下と、乳児の摂取制限基準(同100ベクレル)を下回っており、安全なことが29日朝までに市水道局に届いた検査結果で明らかになりました。
 また、セシウム137は同30ベクレル以下、セシウム134は検出限界以下で、ともに安全基準の200ベクレルを下回っていました。
 川越市内の水道水の放射性物質を独自に検査したのは、これが初めて。

検査機器の能力差で県レベルの精度出ず
 分析したデータに幅があることについて、小江戸新聞社の取材に対し市上下水道局では「市が分析を依頼した県指定の民間検査機関と県が依頼している機関で、検査機器の精度や分析速度などが異なるため」としており、「セシウム137の値が大久保浄水場に比べて高いのは検査機器の能力差で、もっと分析時間をかければ値は下がっていくと聞いている」と話しています。

民間検査機関にも各地から依頼が集中
 県が分析を依頼している検査機関ではこれ以上受け入れが不可能な状態で、民間の検査機関にも各地からの分析依頼が集中。
 実際、県が大久保浄水場の検査結果を採水の翌日に詳細なデータで発表しているのに対し、市の分析結果は5日もかかっています。

今後も定期的に市内3カ所の水を検査
 今回検査した水は、24日午前10時ごろ中福受水場(中福)と霞ヶ関第二浄水場(笠幡)で受水した県水(大久保浄水場・吉見浄水場から送水)と、郭町の井戸から採取した地下水。3カ所の水を都内の民間検査機関に分析依頼していました。
 市水道局では28日午前10時ごろ採取した水についても同検査機関に分析を依頼しており、「今後も定期的に水を採取して検査していく」と話しています。

摂取制限に備え、応急給水体制を準備
 また、市では28日午後3時から開いた第8回「緊急危機管理対策本部」(本部長・川合善明市長)で、今後万が一市内の水道水から摂取制限基準を超えた放射性ヨウ素が検出された場合を想定し、応急給水体制の準備を進めることを決めました。
 応急給水では、市内11カ所に給水タンク(容量1t)を需要に合わせて複数設置。市郭町浄水場(郭町)でくみ上げた深層地下水を検査した上で、2台の給水車で運搬する体制を整えていくとしています。

(写真は元町の川越市役所で)
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86歳の男性が2級に合格
 
第3回「小江戸川越検定試験」合格発表
         2011年03月28
【受験者数の推移】
2級
3級
合 計
第1回 (2008年)
1,432
1,432
第2回 (2009年)
694
884
1,678
第3回 (2011年)
411
415
826

【合格者数の推移】
 
2級
3級
合 計
第1回 (2008年)
1,353
1,353
第2回 (2009年)
3
827
830
第3回 (2011年)
83
259
342
2級の合格者数を除き、受験者数・合格者数ともに減りつつある「小江戸川越検定試験」
第3回「小江戸川越検定試験」受験者の年齢構成
【合格率の推移】
 
2級
3級
全 体
第1回 (2008年)
94.48%
94.48%
第2回 (2009年)
0.43%
93.55%
52.60%
第3回 (2011年)
21.60%
69.80%
41.40%
前回の反省活かし、問題を見直し
 2年ぶりに行われた「小江戸川越検定試験」の合格者が28日に発表されました。
 「小江戸川越検定」は、川越の持つさまざまなジャンルの財産を継承しつつ"川越大好き人間"を増やそうと、2008(平成20)年から小江戸川越検定委員会(会長:大久保敏三・川越商議所会頭)が毎年2月に開催。
 昨年は、第2回の反省を活かして試験問題を見直すため開催を見送り、今年2月20日に行われた検定試験が3回目となりました。

10歳から86歳まで826人が挑戦
 今回は前回より852人少ない826人(2級は283人減の411人・3級は469人減の415人)が受験。2級には14歳の男子中学2年生から86歳の男性までが、3級には10歳の小学4年生から78歳までが挑戦しました。
 受験者で最も多かったのは60歳代の229人(27.72%)、続いて50歳代の145人(17.55%)・40歳代の132人(15.98%)・20歳代の109人(13.20%)・70歳代の80人(9.69%)・10歳代の8人(0.97%)・80歳代の4人(0.48%)でした。

2級合格率が急上昇、3級は7割切る
 合格したのは前回より488人少ない342人(2級は80人増の83人・3級は568人減の259人)で、全体の合格率は約41.40%と前回より11,2ポイント低下。
 前回、合格者が3人しか出ず合格率が0.43%と"超難関"となった2級の試験では合格率が21.6%に"急上昇"し、3級の合格率は7割を切りました。
  これまで受験者のほとんどが合格していた3級の問題が難しくなり、前回「マニアックすぎる」などと批判の多かった2級の問題が見直されたことなどが主な要因とみられます。

86歳の男性が見事2級に合格
 2級では全受験者の最高齢86歳の男性が見事に合格、最年少者は39歳の男性でした。3級合格者の最高齢は76歳の女性で、最年少は12歳の男子中学生でした。
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川越の桜は開花目前
 
都内でソメイヨシノ開花宣言
         2011年03月28
都内で開花宣言したソメイヨシノは、川越市内ではつぼみが膨らみ開花目前に=仙波町3丁目で
都内で開花宣言したソメイヨシノは、川越市内ではつぼみが膨らみ開花目前に=仙波町3丁目で
一足先に春の息吹を告げるツクシ(中央)とオオイヌノフグリ(左)=仙波河岸史跡公園で
一足先に春の息吹を告げるツクシ(中央)とオオイヌノフグリ(左)=仙波河岸史跡公園で
都内で開花宣言、市内は目前
 都内で桜が開花宣言した28日、川越市内のソメイヨシノはつぼみが膨らんで開花目前といったところ。
 この日の川越地方は、隣のさいたま市で午後4時23分に最高気温が13.2℃を観測。

来月2日まで気温は上昇予想
 熊谷地方気象台によると、あすはきょう以上に気温が上昇。31日から来月2日までは17〜18℃まで上がると予想しており、川越のソメイヨシノもまもなく花開くものとみられます。

先にツクシやオオイヌノフグリ
 また、市内各地では陽当たりの良い場所を中心にツクシが顔を出し始め、青紫色のオオイヌノフグリなどとともに春の息吹を告げています。
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あす28日からグループ細分化
 
東電が計画停電を一部見直し
      2011年03月27
旧区分
新区分
第1グループ
1C
第2グループ
2B
第4グループ
4B
 あす28日(月)から、東京電力の計画停電グループ分けが細分化されます。川越市内の場合、これまで第1グループだった地域は1Cに、第2グループは2Bに、第4グループは4Bになります。
 これにより、1日に2回停電することは原則的にはなくなります。


       <
新たな計画停電の予定表>     <東電の記者発表資料> 
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「川越の水道水は大丈夫?」
 
市内3カ所の水を検査、結果は週明け以降
      2011年03月26
川越市内の水道水は9割以上が県水を使用。その水源は55%が利根川水系、45%が荒川水系から取水
川越市内の水道水は9割以上が県水を使用。その水源は55%が利根川水系、45%が荒川水系から取水

各地で水道水に異常値で不安の声
 各地で乳児の摂取制限基準を超える放射性物質が相次ぎ検出された中、「川越の水道水は大丈夫か?」といった市民の声が上がっています。県の放射性物質検出結果はこちら

24日に市内3カ所で取水、結果待ち
 小江戸新聞社の取材に対し、川越市上下水道局では「24日午前10時ごろに、中福受水場(中福)と霞ヶ関第二浄水場(笠幡)で受水した県水(県から買っている水)と、郭町の井戸から採取した地下水を検査機関に送り、分析を依頼した。週明けから月末までには結果が出るものと思われる」と回答。
 「川越の水道水は9割以上を県水で、残り1割弱を井戸水で賄っており、県が調べた大久保浄水場の水が基準値を下回っていることから、川越の水も安全と思われるが、念のため検査している」と話しています。

川越の県水源は利根川55%、荒川45%
 川越市が受水している県水の水源は約55%が利根川水系、約45%が荒川水系から取水。
 県内で一時120ベクレルと、乳児の摂取規制値(1kgあたり100ベクレル)を上回った川口市東本郷の市営新郷浄水場では県新三郷浄水場から江戸川の水を受けており、川越とは条件が異なっています。
 各地で一時異常値が検出された江戸川の源流は利根川の下流寄りで、川越に入っている県水の水源は利根川の中流域という違いもあり、川口では一時的に雨や風向きなどの影響が出たものとみられています。
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一時避難者は6世帯18人に
 
市農業ふれあいセンターで生活
       2011年03月26
晩ご飯に添える汁物を調理する自治連の婦人ら=伊佐沼の農業ふれあいセンターで
晩ご飯に添える汁物を調理する自治連の婦人ら=伊佐沼の農業ふれあいセンターで
避難者、6世帯18人に増える
 東北関東大震災と福島原発事故による川越市への一時避難者は、26日午後5時現在で計6世帯18人(男性8人・女性10人)となりました。
 現在、最年長者は86歳の女性、最年少者は17歳の女性です。
 その後、28日夜に10歳の女の子1人が加わったことで、29日現在の避難者は6世帯19人(男性8人・女性11人)となりました。

25・26日に1世帯ずつ避難
 一時避難所に指定されている伊佐沼の農業センターには、受け入れ初日の24日に4世帯11人(男性5人・女性6人)が避難。
 25日には福島県内から1世帯3人(男性1人・女性2人)が、26日には福島県内から1世帯4人(男性2人・女性2人)が避難してきています。


温かい食事や汁物など振る舞う
 一時避難の人たちには現在、朝食にはおにぎりやパン・果物などの軽食が、昼食は市給食センター職員が避難所で調理したカレーライスなどが、夕食には仕出し弁当に自治連の婦人ら避難所で調理した汁物が添えられて振る舞われています。
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管理職の異動は前年比2割減
 川越市が868人の人事異動を発令
        2011年03月25日
管理職の異動、昨年比2割減らす
 川越市は25日、4月1日付の人事異動を発令しました。対象は868人で、うち管理職は昨年より39人(20%)少ない160人となりました。
 このうち、部長級は10人(昇任6人・配置換え3人・採用1人)、副部長級は33人(昇任21人・配置換え3人・職名変更等9人)、課長級は28人(昇任17人・配置換え等11人)でした。(副部長級以上、別表参照)

都市計画部長に国交省から人材
市では「今回の人事は豊富な知識と経験を生かすとともに、新たな施策の推進を図るため組織の見直しも踏まえた人事配置を行った」とし、新たなポストとして市長の政務に関する職務を担当する「市長秘書」、川越駅西口周辺整備を推進する「西口整備担当理事」、緊急危機管理全般を掌握する「危機管理監」を設けました。
 部長級では調査研究力・政策形成力の向上のために「企画監」を新たに設けたほか、都市計画事業を円滑に推進するために昨年に続き都市計画部長を国土交通省から招きました。


女性管理職は1.2ポイント減る
女性管理職の登用は、部長級が1人(前年比同)・副部長級が4人(同)・課長級が4人(同2人減)・副課長級が34人(同3人減)・主査級が122人(同12人増)で、管理職(副課長級以上)で女性が占める割合は13.2%(同1.2ポイント減)となりました。

「川越駅西口まちづくり推進室」新設
 また今回、川越駅西口駅前・西口周辺整備を総合的に推進するため、政策財政部「拠点施設推進室」と都市計画部「川越駅西口整備事務所」を統合し、都市計画部に「川越駅西口まちづくり推進室」が新設されました。



【新たに設けられたポスト】
名 称
氏 名
旧 職
主 な 職 務
市長秘書
植松久生・市長秘書
植松 久生
秘書広報監
市長の政務に関する連絡調整、関連行事などへの出席、出張への随行など
都市計画部 西口整備担当理事 高橋幸男・危機管理監
高橋 幸男
政策財政部長
川越駅西口周辺整備における土地区画整備事業、川越駅西口駅前広場の整備・拠点施設の建設などを推進
危機管理監
東北関東大震災の被災地支援や避難者受け入れなど、緊急危機管理の全般を掌握
企画監
(部長級)
栗原薫・企画監
栗原 薫
福祉部付理事
地方分権が本格化・具体化する中で、市の調査研究力・政策形成能力の一層の向上を図る

【部長級新任】(昇級含む)
名 称
氏 名
旧 職
文化スポーツ部付理事
鈴木信一・文化スポーツ部付理事
鈴木 信一
産業観光部長
産業観光部長
福田司・産業観光部長
福田 司
文化スポーツ部付理事
政策財政部長
風間清司・政策財政部長
風間 清司
政策財政部副部長
都市計画部長
藤條聡・都市計画部長
藤條 聡
国土交通省
会計室理事
岡部宏・会計室理事
岡部 宏
市民部参事
事業推進部長
飯嶌茂・事業推進部長
飯嶌 茂
事業推進部副部長
議会事務局長
飯嶌文明・議会事務局長
飯嶌 文明
議会事務局参事
学校教育部長
猪鼻幸正・学校教育部長
猪鼻 幸正
学校教育部副部長
監査委員事務局長(9級)
今平正義・監査委員事務局長
今平 正義
監査委員事務局長(8級)

【副部長級新任】(昇級含む)
名 称
氏 名
旧 職
広報室長
田宮 修
都市計画部参事
総務部参事
赤沢 賢
都市計画部副部長
産業観光部参事
後藤 泰治
市民部参事
政策財政部副部長 (職名変更)
横田 隆
政策財政部参事
市民部副部長(職名変更)
渋谷 不二雄
市民部参事
都市計画部副部長(職名変更)
野原 英一
都市計画部参事
政策財政部参事
小高 理典
財政課長
総務部参事
矢部 竹雄
職員課長
市民部参事
吉敷 亘弘
管財課長
福祉部参事 子育て支援課長事務取扱い
齊藤 洋一
子育て支援課長
福祉部参事 保育課長事務取扱い
澤田 一成
中心市街地活性化推進室長
保健医療部保健所参事
綾 潤二
保健総務課長
環境部参事 環境政策課長事務取扱い
奥富 政幸
環境政策課長
環境部参事 環境施設課長事務取扱い
田中 衛
環境施設課資源化センター担当副参事
都市計画部参事 都市景観課長事務取扱い
神田 豊
都市景観課長
都市計画部参事 都市交通政策課長事務取扱い
根岸 督好
観光課長
都市計画部参事 建築指導課長事務取扱い
久保田 忠志
建築指導課建築確認担当副参事
都市計画部参事
川越駅西口まちづくり推進室長事務取扱い
松岡 弘樹
川越駅西口整備事務所長
建設部参事 建築住宅課長事務取扱い
鷹野 敏郎
建築住宅課長
会計室長(8級)
前島 三千代
会計室長(7級)
経営管理部参事 経営総務課長事務取扱い
猪鼻 時男
経営総務課長
事業推進部副部長 下水計画課長事務取扱い
清水 輝男
下水計画課長
議会事務局副事務局長 議事課長事務取扱い
大河 内徹
診療所事務局長
教育総務部参事 博物館長事務取扱い
大野 政己
市立川越博物館長
学校教育部参事 学校給食課長事務取扱い
大野 隆
学校給食課長
農業委員会事務局長
藤間 稔
農政課長
学校教育部参事 学校管理課長事務取扱い
小俣 仁司
高階西小学校長
学校教育部副部長 教育指導課長事務取扱い
新保 正俊
富士見市立水谷中学校長
学校教育部参事 教育センター所長事務取扱い
金子 正樹
南古谷中学校長
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「避難所5カ所を転々と」
 
4世帯11人が川越に一時避難
         2011年03月24
地震・津波・放射能から避難を続け、5カ所目として川越に身を寄せる被災者も
地震・津波・放射能から避難を続け、5カ所目として川越に身を寄せる被災者も
避難者の生活支援について市職員(左)と話す市民ボランティア(右)
避難者の生活支援について市職員(左)と話す市民ボランティア(右)
初日は4世帯11人が一時避難
 東北関東大震災や原発事故の一時避難者受け入れを決めた川越市。初日の24日は午前9時半すぎから、23歳の女性から86歳の女性まで4世帯11人(男性5人・女性6人)が伊佐沼の農業ふれあいセンターに避難しました。

「あたたかく迎えてくれて感謝」
 暖房が心配された多目的ホール(体育館)でしたが、大型ストーブ2台と円筒形石油ストーブ2台で十分な暖かさを確保。
 避難した人たちも「埼玉アリーナでは床の上に直だったので、体が痛くて寝むれない状態でした。ここは畳も敷いていただき、あたたかく迎えてくれて本当にありがたいです」などと話していました。

「ここに、いつまでいられるのか不安」
 一方、「いろんなものがない状態でこれまで過ごしてきたので、必要な物などに全く不満はありません。避難所をいくつも変わり、ここにいつまでいられるのかが不安です」などと、滞在できる期間を心配する声が聞かれました。

市民ボラも生活支援や差し入れ
 この日は市民課の職員10人が受け入れにあたり、4人が宿泊して対応。避難者の生活支援では、ボランティアを申し出た卓球愛好会「YYクラブ」(松田勝洋会長・27人)が協力。同クラブは同センターを活動に使ってきたといい、恩返しになればとメンバー19人(男性8人・女性11人)が交代で手伝うことになったといいます。
 また、この日はNPO法人の「じばあー舎」(倉嶋康義代表)が、バナナや紅茶・はちみつレモンなどを差し入れました。

給食センターと自治連が温かい食事
 当初はパンやおにぎり・カップ麺など軽食が予定されていた食事は、「せっかくなら温かいものを」と、2食は同センター内で調理したものも提供することに。
 昼食はあすから給食センターの職員が出向いてカレーなど出来たてのものを食べてもらうほか、晩ご飯は弁当のほかに自治連(栗原博司会長)の協力で汁物を調理して提供することになりました。
調理場で晩ご飯に添える豚汁をつくる南古谷自治会の女性たち
調理場で晩ご飯に添える豚汁をつくる南古谷自治会の主婦ら
NTTにより臨時電話やパソコン設置の準備が進められ
NTTにより臨時電話やパソコン設置の準備が進められ
あすからの昼食づくりに備え、道具を搬入する給食センターの職員ら
あすからの昼食づくりに備え、道具を搬入
 この日は、南古谷自治会の主婦ら10人が腕を振るい、豚汁を作って晩ご飯に温もりと栄養を添えました。

臨時電話やパソコンもあすから設置
 同センターには休憩コーナーにテレビ1台があるほか、NTT川越支社により臨時電話2台とパソコン2台の設置工事が進められ、あす朝から使えるよう準備されました。

「これからどうなっていくのか不安」
 親類や友人らと8人で避難して来たという岡村さん(55歳・男性)は、福島県双葉郡富岡町で被災。
 「津波の避難先が原発の10km圏内だったので、1晩で約20km離れた川内村に移った。その20km圏内も危なくなり、30km以上離れた田村市船引町に移動した。先が不安で5日前、大きなレンタカーを借りて着の身着のままで川越の親戚の家に避難してきたが、市の避難所が開設されたのでやってきた。一緒に来た人の中には自宅が流されて、母親や祖母が行方不明の家族もいる。会社もなくなり、これからどうなっていくのか不安です」と話していました。

「地震発生時、原発4号機内で作業」
 岡村さんと一緒に避難してきた福島県大熊町の男性は地震発生当時、福島第一原発の4号機の1階で工事関係の仕事に従事していたといい、「ものすごい揺れで、つかまっていないと立っていられなかった。照明が全部切れて手探りで逃げた。仲間の作業員6人が全員揃っていることを確認して帰宅した」と話し、「自宅は高台だったため家族全員無事だったが、一緒に避難してきた親戚は南相馬市で被災し、家や家族を失った」と話していました。

「現地に残した家族も呼びたいが…」
 福島原発の30km圏内にある南相馬市から、自宅や義母を失った妹夫婦と3人で避難してきた田村さん(56歳・女性)は、「自宅も町も皆、なくなってしまいました。津波から逃げ、放射能から逃げ、18日に避難した埼玉アリーナにもずっといられなくなって、避難先はここが5カ所目です」「ここも2週間しかいられないと聞いたので、移動が重なると具合の悪い80歳の母は一緒に動けず、離れて過ごしているのが不安です。身重の娘も現地に残してきたんですが、避難所が転々とすると呼ぶに呼べなくて…」などと話していました。
(写真は伊佐沼の農業ふれあいセンターで)
一時避難者の食事支援体制について、自治連の代表らと話し合う大野英夫副市長、石川稔副市長、尾崎利則・市民部長、高橋幸男・財政部長ら(右側)
一時避難者の食事支援体制について、自治連の代表らと話し合う大野英夫副市長、石川稔副市長、尾崎利則・市民部長、高橋幸男・財政部長ら(右側)
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あすから避難者を受け入れ
 
一時避難所に畳やストーブ・仮設トイレなど準備
         2011年03月23
一時避難所の準備状況をチェックして回る川合善明市長(左)や尾崎利則・市民部長(中央)ら=伊佐沼の市農業ふれあいセンターで
一時避難所の準備状況をチェックして回る川合善明市長(左)や尾崎利則・市民部長(中央)ら=伊佐沼の市農業ふれあいセンターで
あすからの避難者受け入れに準備
 あす24日から東北関東大震災と福島原発事故の避難者を受け入れるため、川越市では市内に3カ所の一時避難所を設置。22日と23日に職員らが畳やストーブ・仮設トイレなどを準備しました。

市長らが各避難所の状況を点検
 各施設では職員らがモップやほうきで畳や床を清掃。23日午後1時すぎからは川合善明市長や尾崎利則・市民部長らが各施設を回り、準備の状況などをチェックしました。

農業ふれあいセンターでは全館を利用
伊佐沼の農業ふれあいセンターには調理施設や食堂も
伊佐沼の農業ふれあいセンターには調理施設や食堂も
 約150人を受け入れる予定の伊佐沼の農業ふれあいセンターでは、多目的ホール(体育館)・研修室・会議室・和室などを利用。空調設備が整っている和室や会議室などを体調が悪い人や高齢者・妊婦などに優先的に割り当て、空調のない多目的ホールには畳を敷いた上で大型ストーブ2台と筒型の石油ストーブ4台で暖房を賄うよう準備。健康チェックができる保健室も用意しました。
 トイレは館内にあるもののほか、屋外に男女各5基の仮設トイレを設置。同館では男女各2室のシャワールームを交代で利用してもらうほか、近くの東後楽会館で入浴してもらうことにしています。

屋外に仮設トイレ10基と洗面台6台を設置する職員ら=芳野台のサンライフ川越で
屋外に仮設トイレ10基と洗面台6台を設置する職員ら=芳野台のサンライフ川越で
避難所となる体育館に畳やストーブを準備する職員ら=芳野台体育館で
避難所となる体育館に畳やストーブを準備する職員ら=芳野台体育館で
芳野台体育館でもストーブや仮設トイレなど用意
 約200人を受け入れる予定の芳野台のサンライフ川越と芳野台体育館では、会議室や講習室・和室など空調設備が整っている部屋を体調不良者や高齢者に提供。
 空調のない体育館については、畳を敷いて大型ストーブ4台と石油ストーブ6台で暖を取るよう準備が進められました。
 23日には屋外に仮設トイレ10基と洗面台6台を設置。同施設にはシャワー室や入浴施設がないため、伊佐沼の東後楽会館を利用するほか民間施設に協力を求め、送迎で入浴してもらうことを検討しています。

畳や床を磨き、受け入れに備える職員ら=古谷上の市教育センター(旧・古谷東小)体育館で
畳や床を磨き、受け入れに備える職員ら=古谷上の市教育センター(旧・古谷東小)体育館で
教育センターでは体育館に200人収容
 約200人を受け入れる予定になっている古谷上の市教育センターは、廃校になった旧・古谷東小学校。
 談話室や保健室にあてる教室やトイレ・洗面所は十分にありますが、一時避難所となる3階の体育館は空調がないため、畳を敷いて大型ストーブ2台と円筒形の石油ストーブ2台で暖房することにしています。また、風呂は東後楽会館や民間施設の利用を考えています。

受け入れ当初は職員10人体制で対応
 各一時避難所では、当面は職員10人体制で受け入れの手続きや利用者の案内にあたり、夜間は職員2人が宿直で対応。午前10時から11時の間には保健師による健康相談が受けられるようにしました。
 また、NTTの準備が整い次第、各施設とも臨時電話が設置されることになっています。
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あすから避難者支援物資受け付け
 
計画停電下で緊急危機管理対策本部
      2011年03月23
計画停電で非常用電力による照明の下で開かれた緊急危機管理対策本部
計画停電で非常用電力による照明の下で開かれた緊急危機管理対策本部

あすから避難者支援物資受け付け
 川越市は23日午後3時半から開いた第5回「緊急危機管理対策本部」(本部長・川合善明市長)で、あす24日から東北関東大震災と福島原発事故の避難者に対する市民などからの支援物資を受け付けることを決めました。

午前10時〜午後3時に総合体育館で
 受付場所は下老袋の川越運動公園総合体育館で、午前10時から午後3時まで、土・日を含み2週間程度受け付けることになりました。
 受け付ける物資は保存食(カップ麺・インスタント麺・乾パン・レトルト食品・アルファ米)、飲料水(ペットボトル)、粉ミルク、離乳食、紙おむつ、生理用品、マスク、タオル、トイレットペーパー、ティッシュ、ウエットティッシュ、使い捨てカイロ、乾電池、毛布、ブルーシートなど13品目で、いずれも未使用のもの。被災地への支援物資は受け付けません。
 詳しい問い合わせは、スポーツ振興課 Tel.049-224-6094へ。

避難者に東後楽会館の風呂を提供
 またこの日の会議では、あすから受け入れが始まる各一時避難所では午前10時から11時まで健康相談を行い、伊佐沼の東後楽会館で入浴してもらうことになりました。食事についてはパンやおにぎり・カップ麺だけではなく、各避難所で調理するなどの方法も検討していくことになりました。

非常用照明で危機管理対策本部
 この日は市役所を含む第4グループが、午後3時40分から計画停電。非常用電源による照明の下での対策会議となりました。
(写真は元町の川越市役所で)
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19路線から10路線に整理
 
川越シャトルバスの諸問題検討委が答申
         2011年03月22
川合善明市長(右)に提言書を手渡す久保田尚委員長(左)と勝田晴美委員(中央)
川合善明市長(右)に提言書を手渡す久保田尚委員長(左)と勝田晴美委員(中央)
要改善事業の市内循環バス
 昨年7月の公開事業点検で「改善が必要」とされていた市内循環バス「川越シャトル」の諸問題検討委(委員長:久保田尚・埼玉大大学院教授)が22日、川合善明市長に提言書を提出しました。

2年半かけ20人が9回の検討
 同委員会は学識経験者や自治会代表、商議所や各種団体の代表、警察や交通関係者ら委員20人で構成。2008(平成20)年10月から先月まで9回の話し合いを重ねてきました。

赤字は15年間で26億円以上に
 川越シャトルは1996(平成8)年3月26日の運行開始以来、交通空白地域の解消を目標に住宅地や駅・主要公共施設などを結ぶ公共交通機関として運行してきましたが、路線の複雑化・長距離化で利便性が低下するとともに、一部路線では利用者が著しく減少。約28億2,000万円の運行経費に対し約2億2,000万円の収入しかなく、これまでに26億円以上の赤字が重なっています。

現在の19路線を10路線に整理
 事業内容は前回、2006(平成18)年12月に見直しがされており、5年ごとに見直しすることになっています。今回の提言では、利用頻度が極めて低い路線や区間について廃止し現在の19路線から10路線に整理、特定の施設など送迎利用が主な路線はシャトルバス以外のサービスを検討する、分かりやすく利用しやすい路線にして利便性・効率性を向上させ利用者の増加を目指す、などとしています。なお、今回は利用料金の改定は盛り込まれませんでした。

今後はデマンドバスも視野に
 この日、市長室を訪れた久保田委員長と市民委員の勝田晴美さんは川合市長に答申書を手渡し、「シャトルバス事業を5年ごとに見直している自治体はほかに例がなく、見直す度に効果が上がっており、今回の案にも期待しています」などと話しました。
 答申を受けた川合市長は「公共交通では赤字は避けられないが、いかに赤字を減らすかが課題。今後は鶴ヶ島や鳩山がやっているようなデマンドバスのシステムを、一部取り入れることなども考えなければいけないのかなと思う」などと話していました。
(写真は元町の川越市役所で)
久保田委員長らと話す川合善明市長
久保田委員長らと話す川合善明市長
答申内容について説明する久保田尚委員長(中央)と勝田晴美委員(右)
答申内容について説明する久保田尚委員長(中央)と勝田晴美委員(右)
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一時避難者に軽食を提供へ
 
第4回「緊急危機管理対策本部」
       2011年03月22
一時避難者への食事提供や今後の市の災害対応などについて話す緊急危機管理対策本部
一時避難者への食事提供や今後の市の災害対応などについて話す緊急危機管理対策本部
おにぎりやパンなど3食提供
 川越市は22日午前9時から開いた第4回「緊急危機管理対策本部」(本部長・川合善明市長)で、24日から市で受け入れる東北関東大震災と福島第一原子力発電所事故の避難者に対し、おにぎりやパン・カップ麺などの軽食を3食提供することを決めました。
 提供されるのは市販品で、避難所3カ所に職員が配送することになっています。

川合善明・緊急危機管理対策本部長
川合善明・緊急危機管理対策本部長
ボランティアは市社協で受付
 被災者の受け入れは24日午前8時半から、元町の市役所分室3階の会議室で手続きが始まります。一時避難の受け付けは、4月6日から市役所4階の防災危機管理課に変更になりました。
 また、一時避難所で活動するボランティアについては、小仙波町の市社会福祉協議会(Tel.049-225-5703)を窓口にして受け付けることになりました。なお、被災地でのボランティアについては、受入体制などの関係で受け付けていません。

保健師ら6人を仙台や石巻に派遣
 また、この日午前9時、避難住民の健康相談やケア対策のため、市保健所から仙台市太白区に向けて保健師2人と事務職2人が、職員2人が交代で運転する車に乗って出発しました。1班あたり4泊5日の日程で、4月19日まで7班が交代で活動する予定です。26日出発の班から行き先が宮城県石巻市に変更になりました。
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式典やイベントなど中止
 震災・停電で「小江戸川越春まつり」など
        2011年03月18日
急きょ、「小江戸川越春まつり」の開催について話し合う小江戸川越観光推進協議会の臨時役員会=17日午後1時半、元町の川越市役所で
急きょ、「小江戸川越春まつり」の開催について話し合う小江戸川越観光推進協議会の臨時役員会=17日午後1時半、元町の川越市役所で

 小江戸川越観光推進協議会(会長・川合善明市長)は17日午後1時半から、元町の市役所で急きょ臨時役員会を開催。東北地方太平洋沖地震や計画停電を受け、26日に予定していた「小江戸川越春まつり」のオープニングイベントや「春の舟遊」、5月3日〜5日に予定していたフィナーレのイベントをすべて中止することを決めました。また、関連イベントの中にも中止や延期が決まったものが多くあります。(別表参照)

 このほか、18日午後5時までに分かっている震災・東京電力による計画停電による影響・変更などは次の通りです。
 また、市の調べでは川越市内には未精米の在庫が豊富にあることが確認されています。店頭になくても心配要りません。

【義援金箱を設置】
日本赤十字社 県支部川越市地区 市役所福祉推進化窓口・市内出張所・南連絡所(アトレ1F)・川鶴連絡所

【学校・教育】
小学校の給食 食材調達困難や配送の時間・燃料などの問題から16日以降は中止

【交通関連】(内容は刻々と変わる可能性があります。直前に確認してください)
川越シャトルバス 燃料不足のため、21日まで運休。22日から運行再開(3月30日まで道路工事のため、30系統は下新河岸・砂新田・南台バス停は不通過)
西武バス 道路混雑のためダイヤ乱れ。通常の50〜60%の運行。
24日から通常ダイヤで運行
4月1日(金)より新路線(川越駅西口〜南大塚駅南口・新狭山駅南口)運行開始
東武バス 道路混雑のためダイヤ乱れ。土曜・休日ダイヤで運行。
小江戸めぐりバスと八幡団地行き深夜バスは運休。
28日(月)の始発より通常運行
イーグルバス 小江戸巡回バスは1日6便の特別ダイヤで運行
高速バス ディズニーリゾート・浦安行きが運休。
羽田空港行き・成田空港行き・関越関連バスは運行。
鉄道各社 急な変更が予想されます。JR川越線東武東上線西武鉄道
高速道路 関越自動車道・圏央道・外環状は通行。
東北自動車道は24日午前6時から通行可能に。
一般道 R16・R246・その他県道に通行止めはなし。
計画停電中の
信号交差点
計画停電で信号機も停止
R16・R246の主要交差点は自動発電に切り替え。
主な交差点は、できるだけ警察官による誘導。
その他の交差点では通行・横断に各自が十分注意してください。

川越駅東口地下駐車場 利用者の安全確保のため、終日閉鎖
計画停電の内容により、営業する場合あり。Tel.049-224-5934 商工振興課

【行政サービス】(内容は刻々と変わる可能性があります。直前に確認してください)
市への問い合わせ
24時間体制で市民の問い合わせに対応
19日まで、臨時電話を設置して24時間体制で市民の問い合わせに対応。20日以降も24時間体制は継続
Tel.049-224-8811(代)

市のホームページ新着情報
原発事故に関する
健康相談
川越市保健所 保健予防課 Tel.049-227-5102(平日午前9時〜午後5時)
川越市保健所 健康づくり支援課 Tel.049-224-8611(平日午前9時〜午後5時)

市民課窓口 18日(金)は午後2時以降、オンライン業務は休止。証明書発行は不可。転入・転出、戸籍は申請を預かり後日処理。土・日は本庁舎と南連絡所(アトレ1F)で時間を限定して窓口対応26日は計画停電のため中止)。Tel.049-224-8811(代)
税証明書 18日(金)は午後2時以降、発行休止。
3月の乳児・乳幼児相談 3月24日の乳児相談(総合保健センター)・3月30日の乳幼児相談(南文化会館)は中止。Tel.049-229-4125 健康づくり支援課
3月の4カ月児健診 3月18日・24日・25日・29日の4カ月児健診は中止。Tel.049-229-4125 健康づくり支援課

【施設・イベント・催事など】(内容は刻々と変わる可能性があります。直前に確認してください)
小江戸川越春まつり
(3月26日〜5月5日)
オープニングイベント・春の舟遊・フィナーレイベントは、すべて中止。Tel.049-224-5940 観光課
川越城本丸御殿 竣工式典は中止。26日午後2時から一般公開。
Tel.049-222-5399 市立博物館
川越桜まつり(3月20日〜4月5日) 中止。Tel.049-229-1820 川越商工会議所業務課
資源化センター「つばさ館」 休館。Tel.049-239-6267 Tel.049-239-5053 資源循環推進課
市立美術館 停電中は閉館。「蝋引き和紙と和綴じ製本でオリジナルノートをつくる」と「飯濱冨士男展―迷執の奇跡」は中止。Tel.049-222-5399 市立美術館
市立博物館 停電中は閉館。Tel.049-222-5399 市立博物館
川越まつり会館 停電中は閉館。Tel.049-225-2727 川越まつり会館
市立図書館 すべての図書館の閉館時間を、午後5時までに繰り上げ。
Tel.049-222-0559 市立図書館
小江戸蔵里 臨時体制で営業。Tel.049-228-0855小江戸蔵里
サンライフ川越と芳野台体育館 当面の間、休館。Tel.049-225-5445 サンライフ川越・芳野台体育館
東後楽会館 24日から当分の間、休館。Tel.049-224-5809 高齢者いきがい課
新河岸川舟行列 中止。Tel.049-224-5940 観光課
小江戸サミット日本橋 中止。Tel.049-224-5940 観光課
日本橋お江戸舟運まつり 中止。Tel.049-224-5940 観光課
春夏二升五合市(3月20・21日) 中止。Tel.049-229-3511 一番街商業協同組合(平湯さん)
老袋の万作(4月10日) 中止。Teel.049-224-6097 文化財保護課
およげ鯉のぼりくん(3月26日) 中止。Tel.049-229-1820 川越商工会議所業務課
立門前ギャラリー(3月26日〜5月5日) 中止。Tel.049-224-2915 立門前商栄会
新河岸川桜まつり(3月27日) 中止。Tel.049-224-5894 環境保全課
買場紗綾市 in 織物市場2011(3月27日) 延期(日程未定)。Tel.049-222-5914 川越織物市場の会
川越水上公園さくら祭り(4月3日) 中止。Tel.049-241-2241 県公園緑地協会
川越れんげまつり2011(4月29日) 中止。Tel.049-226-6551 市農業ふれあいセンター
フリーマーケット(5月3日) 中止。Tel.049-222-2341 連雀町商栄会
蠟引き和綴じ製本でオリジナルノートをつくる(3月20日) 中止。Tel.049-228-8080 市立美術館
川越市・棚倉町ゴルフ交流大会(5月28・29日) 中止。Tel.049-224-5506 文化振興課
ウニクス「オセロまつり」(4月2日) 中止。Tel.090-4015-7669 日本オセロ連盟北関東本部(山下さん)
地域福祉講演会(3月28日) 延期(日程未定)。Tel.049-225-5769 福祉推進課
石田の春まつり(4月3日) 中止。Tel.049-225-4565 石田囃子連
市立川越高校 吹奏楽部 第30回定期演奏会 中止。Tel.049-243-0800 市立川越高校
小江戸川越蔵の街を着物姿で散策(3月26日) 中止。Tel.049-222-4592 川越の街に着物姿を増やす会
第4回 小江戸川越着物姿コンテスト(4月2日) 中止。Tel.049-226-3799 コンテスト事務局
小江戸川越の桜と蔵の町を歩く(4月2日) 中止。Tel.049-222-2075 市シルバー人材センター
川越囲碁まつり(4月9日) 中止。Tel.048-668-5818 川越囲碁まつり実行委員会
NHK教育テレビ「スクール Live Show」公開収録(4月1日) 中止。Tel.049-224-5503 政策企画課
第15回 新河岸川への集い(4月29日) 中止。Tel.049-245-1505 新河岸自治会
れんげまつりとフリーマーケット(4月29日) 中止。Tel.049-226-6551 農業ふれあいセンター
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インフルエンザで流行警報
 
1報告医療機関の患者数が24.92人に
         2011年03月17
 川越市内では3月7日から13日までに、1報告医療機関あたりのインフルエンザの患者数が24.92人となり、流行警報が発令されています。
 外出時のマスクの着用や帰宅後の手洗い・うがいの実行や咳エチケットを守るなど、十分な注意が必要です。また、体調がすぐれないときは早めに医療機関で受診するようにしてください。
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4月17日告示・24日投開票の市議選
現職26人・新人18人が事前審査

 
定数36に45人が立候補を予定
           2011年03月17日
市議選立候補予定者4月14日現在・50音順)
現職
27
新人
18
45人(定数36)
 緑色は現職、ピンク色は新人を示します。
 年齢は4月17日現在。空欄は本人未記入のものです。

氏名
性別
年齢
現・新
党派
職業
住所
明ケ戸亮太
30
みんなの党
印刷業
小堤
新井喜一
61
無所属
法人役員
藤間
石川智明
51
無所属
団体役員
鯨井新田
牛窪多喜男
61
無所属
自営業
南田島
江田肇
68
無所属
農業
石田本郷
大泉一夫
53
公明党
行政書士
仙波町
荻窪利充
43
無所属
会社役員
広栄町
小ノ澤哲也
49
公明党
豊田本
小野澤康弘
57
無所属
吉田
柿田有一
37
共産党
小堤
笠原拓男
60
無所属
行政書士
仙波町
片野広隆
35
民主党
霞ヶ関東
加藤昇
56
無所属
一級建築士
宮下町
川口啓介
35
無所属
古谷上
川口ともこ
37
共産党
豊田本
吉敷賢
64
自民党
自営業
並木
桐野忠
47
公明党
的場新町
久保啓一
69
無所属
農業
藤倉
倉嶋美恵子
56
無所属
福祉NPO理事
広谷新町
小林薫
51
無所属
落語家
今成
小林正次
74
無所属
会社役員
伊勢原町
近藤芳宏
55
公明党
砂新田
今野英子
34
共産党
団体役員
稲荷町
坂本将士
30
無所属
会社員
的場
嶋村伸夫
63
無所属
自営業
今福
清水京子
60
公明党
野田町
関口勇
70
自民党
西小仙波町
高梨淑子
64
無所属
なし
福田
高橋つよし
48
社民党
団体役員
古谷上
田村鶴雄
65
無所属
なし
伊勢原町
中原秀文
48
無所属
会社役員
脇田本町
仲裕志
無所属
なし
脇田本町
中村文明
44
公明党
なし
新宿町
樋口直喜
28
無所属
自営業
脇田町
三浦邦彦
69
無所属
大学教授
霞ヶ関北
三上喜久蔵
65
無所属
農業
古谷上
茂木三雄
61
無所属
自治会役員
三久保町
本山修一
63
共産党
団体役員
三久保町
山木綾子
59
民主党
砂新田
山根史子
27
民主党
議員秘書
古市場
吉田文江
61
無所属
なし
新富町
吉田光雄
63
みんなの党
会社役員
南通町
吉野郁恵
56
無所属
会社役員
藤間
若海保
65
無所属
農業
久下戸
若狭みどり
48
公明党
上戸
現職26人・新人18人が事前審査
 4月17日告示・24日投開票される川越市議会議員選挙に立候補の予定者に対する事前審査が、3月17日午前9時から午後6時すぎまで元町の川越市役所東庁舎で開かれました。

計画停電や交通事情で時間を延長
 当初は午後5時まで受け付ける予定でしたが、計画停電や交通事情などから間に合わない人が出たことから、事前審査の時間を延長して受け付けました。

今後も予定者が増える可能性も
 事前審査は告示日前日まで受け付け、今後も立候補予定者が増える可能性があります。(受付は平日の午前9時〜午後5時)


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地震・計画停電で緊急危機管理対策本部
原発避難者受け入れなど決める
 
施設の利用制限など市民に影響も
       2011年03月17
原発事故の避難者受け入れや今後の市の災害対応などについて話す緊急危機管理対策本部
原発事故の避難者受け入れや今後の市の災害対応などについて話す緊急危機管理対策本部

24日から原発避難者を受け入れ
 川越市は17日午後2時から第2回「緊急危機管理対策本部」(本部長・川合善明市長)を開き、24日から東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所事故の避難者を受け入れることなどを決めました。
 これは、佐藤雄平福島県知事から全国知事会にあった緊急要請に対し、上田清司知事が16日付で県内各市町村に出した避難所確保の依頼に応えたもの。

3施設の予約はすべてキャンセル
 市内の受け入れ施設としては、伊佐沼の農業ふれあいセンター多目的ホール(約150人)、芳野台の芳野台体育館(約200人)、古谷上の教育センター(旧・古谷東小、約200人)の順で準備。3カ所合わせて約550人を受け入れる予定。
 市内各中学校などの畳を集めて敷き、夜間も職員が2人ずつ泊まり込んで対応。このほか、保健師らが健康チェックなどにあたることになりました。また、受け入れ期間は2週間とし、状況を見て更新していくことなどを決めました。
 これに伴い、既に入っている各施設の利用予約はすべてキャンセル。今後の利用を含め、市民に理解と協力を求めていくことになりました。

仙台の被災現場に職員4人を派遣
 また、市では22日から4月19日まで、地震被災者の健康相談や保健活動の支援要員として保健師2人・事務職員2人を4泊5日交代(計7班)で仙台市の現場に派遣、別の職員2人が輸送にあたることを決めました。これは、仙台市の要請に応えたものです。
 これに伴い、派遣職員の食料などを自前で確保するために、全職員から提供可能な食料品・防寒用具・生活必需品を提供してもらうことなどを決めました。(その後、18日午後1時までに水・インスタント食品・トイレットペーパーなど段ボール100箱分の提供がありました)

出張所除き、土・日も市民課が窓口
 このほか、計画停電に伴う今後の市民課の窓口業務について、停電時間が地域によって異なる出張所を除き、19日以降は市役所本庁舎と南連絡所(アトレ1F)を可能な限り土・日も開いて市民に対応することや、停電に伴い市火葬場の受け入れを1日6件に限って対応することなどを決めました。
 また、各部署で今年度実施が見送れる事業を洗い出すほか、市民生活に影響の出ない分野については可能な限り出費を抑えるよう指示が出されました。

(写真は元町の川越市役所で)
緊急危機管理対策緊急危機管理対策本部で市幹部らに指示を出す川合善明市長(中央)本部
緊急危機管理対策本部で市幹部らに指示を出す川合善明市長(中央)
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新副市長に宍戸信敏さん
 
石川稔副市長の辞職で4月から就任
       2011年03月16
石川副市長が任期半ばで退職
 16日午後2時10分から開かれた市議会第1回定例会(最終日)で、川合善明市長が追加議案を提出。3月31日に石川稔副市長が辞職することを明らかにし、新たに県教育総務部財務課の宍戸信敏課長(53)を選任することについて議会の承認を求めました。
(石川副市長は4月1日付で、県保健医療部副部長に就任)

4月から川越市の副市長に就任する宍戸信敏さん
4月から川越市の副市長に就任する宍戸信敏さん
【 宍戸信敏さんの略歴 】
生年月日
1957(昭和32)年6月25日
年 齢
53歳
住 所
さいたま市大宮区堀の内町
学 歴
早稲田大学政経学部政経学科
1981(昭和56)年卒業
【 職 歴 】
1981(昭和56)4月 埼玉県職員に
1991(平成3)年4月 県営競技事務所 総務課 労務係長
1993(平成5)年4月 県環境部 自然保護課 野生生物係長
1995(平成7)年4月 県企業局 総務課 職員係長
1997(平成9)年4月 県秘書課 主査
1998(平成10)年4月 県秘書課 専門調査員
1999(平成11)年4月 県秘書課 主幹
2001(平成13)年4月 県総務部 財政課 主幹
2004(平成16)年4月 県労働商工部 産業企画課 副課長
2005(平成17)年4月 県総務部 広聴広報課 副課長
2007(平成19)年4月 県平和資料館 館長
2009(平成21)年4月 県教育総務部 財務課長
「理由は一身上の都合」
 石川副市長が任期半ばで退任することについてただした本山修一市議(共産党)に対し、川合市長は「副市長の任期は4年だが、2月28日付で石川副市長本人から退職願が提出された。理由は一身上の都合によるもので、3月31日をもって退職となる」などと答弁。

「内定したのは3月初旬」
 また、新しい副市長の人事が内定した時期と県との協議内容については「内定したのは3月初旬。県には、若くて有能で力のある人を出してほしいと申し入れていたが、細かい協議はしていない」と答えました。

現・県教育総務部財務課長
 4月から副市長に就任する宍戸信敏さんは1957(昭和32)年6月25日生まれの53歳。 さいたま市大宮区堀の内町に在住で、早稲田大学政経学部卒。
 1981(昭和56)年に県職員となり、県秘書課主幹・総務部 財政課主幹・労働商工部 産業企画課副課長・総務部広聴広報課 副課長・県平和資料館長などを歴任、現在は教育総務部 財務課長を務めています。
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緊急危機管理対策本部を設置
 
東北地方太平洋沖地震で市が対応
         2011年03月16
市長を本部長に緊急危機管理対策本部
 川越市は16日、東北地方太平洋沖地震に関する市の危機管理について審議するため、川合善明市長を本部長とする「緊急危機管理対策本部」を設置しました。

重要事項を総合的に判断、迅速対応図る
 対策本部は、大野英夫副市長・石川稔副市長・新井孝次教育長・久都間益美上下水道管理者が副本部長を務め、各部の部長らで構成。政策企画課と行政改革推進課が庶務を担当。
 今回の大規模災害にあたり、市として早急に検討しなければならない重要事項に対して総合的に判断し、迅速に対応する内容を検討するとしています。
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町名重複に問い合わせ集中
 送電経路と行政区分にズレで
混乱       2011年03月14
案内所や張り出されたグループ区分表で停電時間を確認する市民ら=午後2時
案内所や張り出されたグループ区分表で停電時間を確認する市民ら=午後2時
早朝から市民生活に影響
 14日に予定されていた計画停電は川越市内でも実行が見送られましたが、通勤・通学時間帯には電車の運行予定が直前に変更になるなど、早朝から市民生活に影響が出ました。
 午前4時すぎに東京電力から朝の計画停電取りやめを聞いた西武鉄道が、午前10時20分本川越駅発までの運行を決めたため、情報を知った会社員らが本川越駅に集まりました。

グループ別の記載に変わった停電の区分表
グループ別の記載に変わった停電の区分表
グループ分けで市民が混乱
 また、東京電力が発表した地区別の計画停電分類表では、同じ町名で異なった区分が重複して記載されていたため、市民も混乱。川越市役所には、自宅や会社がどのグループに属するかの問い合わせが早朝から相次ぎました。
 これは、送電経路の区分と行政区分(町別)がずれており、同じ町内でもグループが混在することが原因ですが、市役所にも東電の詳しい説明はなく、職員らは市民の対応に追われていました。
 市役所などでは停電に備え、電算機処理を止めて手作業で窓口業務に切り替えて市民への対応にあたりましたが、停電は起こりませんでした。

15日以降は時間帯が毎日変更
 今後はグループ毎の停電の時刻が毎日変更されます。東京電力では「15日は午前中から計画停電を行う」としていますが、電力需給状況によっては実行されない場合があります。
※ おわびと訂正:当初、「グループ区分を統一」とあったのは誤りで、グループの区分に変更はありません。お詫びし訂正します。

朝方は一部運行する鉄道も
 市内各駅から利用できる鉄道については、急きょ変更になる場合があります。直前にJR川越線東武東上線西武鉄道で確認してください。なお、関越自動車道・圏央道・外環状は通行できます。

主要交差点は発電や手信号
 停電で信号機への電力供給も止まりますが、川越警察署ではR16・R254・日高県道の主要交差点を自家発電により作動させるほか、その他の主な交差点では警察官を配置して対応することにしています。警察官のいない交差点では、運転や横断に十分注意するよう呼び掛けています。

給水やごみ処理は自家発電
 水道の供給や資源化センターのごみ処理について、市では「自家発電で対応できるため、トラブルがない限り影響はない」としています。

14日朝から地域別に停電へ
 市内では、乾電池や非常食を買い求める市民がスーパーなどに集中。売り切れる店が続出し、営業時間を早めに切り上げる店が目立ちました。また、ガソリンスタンドには給油待ちの車が長い列をつくっていました。
 停電に関する詳しい問い合わせは、東京電力埼玉カスタマーセンター 0120-995-442まで。
市役所の窓口では停電に備えて電算機を止め、手作業で市民に対応=午後3時ごろ
市役所窓口では停電に備えて電算機を止め、手作業で市民に対応=午後3時ごろ
停電に備えエレベーターを使用中止に=午後2時すぎ、元町の市役所で
停電に備えエレベーターを使用中止に=午後2時すぎ、元町の市役所で

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西武線は10時20分発まで運行
 地震による計画停電で早朝から混乱
       2011年03月14
西武池袋線は急きょ10時20分発まで運行することに=午前7時半、本川越駅で
西武池袋線は急きょ10時20分発まで運行することに=午前7時半、本川越駅で
14日朝から地域別に停電へ
 電力不足に対応する計画停電に伴い、川越市内は3月14日(月)午前6時20分以降、地域別に停電となる予定です。

電車運行やATMなどに影響
 停電で信号機が止まるほか、JR川越線は終日運休。東武東上線も志木駅より北が終日運休となります。
早朝の計画停電が中止になったため、西武鉄道は急きょ本川越駅10時20分発まで運行することになりました。 ATMも停電時は休止。給水ポンプの停止により、水道も止まる可能性があります。また、電話も一時不通になる予定です。

計画停電の町別該当グループ
市内を3グループに分けて実施
停電の時刻はグループ別に、
第1グループ:午後4:508:30に3時間程度。
第2グループ:午後6:2010:00に3時間程度。
第4グループ:午後1:505:30に3時間程度となっています。
町別のグループ分けは、別表の通りです。
停電に関する詳しい問い合わせは、東京電力埼玉カスタマーセンター 0120-995-442まで。

駅員から終日運休の説明を聞く利用者=午前7時15分ごろ、東武東上線川越駅で
駅員から終日運休の説明を聞く利用者=午前7時15分ごろ、東武東上線川越駅で
シャッターが降りた改札には終日運休の張り紙が=午前7時すぎ、JR川越駅で
シャッターが降りた改札には終日運休の張り紙が=午前7時すぎ、JR川越駅で

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「地震の被災者に心からお見舞い」
 市立川越高校卒業式で新井教育長
       2011年03月12
壇上で青木勇藤校長(左から2人目)から卒業証書を受ける各クラスの代表
壇上で青木勇藤校長(左から2人目)から卒業証書を受ける各クラスの代表

273人が卒業、新ステージへ
 市立川越高校(青木勇藤校長)の第63回「卒業証書授与式」が、12日午前10時から同校体育館で開かれ、男子107人・女子166人の計273人が学舎を後にし、新たなステージへと踏み出しました。
 この日卒業したのは、普通科121人(男子56人・女子65人)、情報処理科75人(男子28人・女子47人)、国際経済科77人(男子23人・女子54人)。

新井孝次教育長
新井孝次教育長
青木勇藤校長
青木勇藤校長
巨大地震の被災者に「心からお見舞い」
 式典で、新井孝次教育長が式辞に先立ち「昨日から、東北・関東・太平洋沿岸を中心に大変大きな地震が発生し、大きな地域で大きな被害を受けています。心からお見舞い申し上げます」と述べました。

「あきらめず、高いレベルに挑戦して」
 式典では各クラスの担任が卒業生の名前を読み上げ、クラスの代表が一人ずつ壇上で青木校長から卒業証書を受け取りました。
 青木校長は、小惑星探査機「はやぶさ」がさまざまなトラブルを克服し任務を果たしたことを例に挙げ、「成功の理由は、最後まで目標にブレがなかったこと、どんなピンチでも決してあきらめなかったこと、チームが積極的に知恵を出し合い危機を乗り越えたこと、未知へのチャレンジを続けたこと」と話し、「高い塔を建てなければ、新しい水平線は見えない。今ある水平線の向こうを見ようとするならば、一段高いレベルによじ登らなければならない。皆さんは立ち向かう壁を乗り越え、常に高いレベルに挑戦し続けてほしいと思います」などとはなむけの言葉を贈りました。 
川合善明市長
川合善明市長
小林薫市議会議長
小林薫市議会議長
栗原晋PTA会長
栗原晋PTA会長
「感謝の気持ち、忘れないで」
 来賓として挨拶した川合善明市長や小林薫市議会議長は「いつの時代でも変革の原動力は若い力」「夢や希望を持ち続けている限り、人は若々しく強く生きることができる」「自分は一人で生きてゆけるという考えにとらわれず、親・兄弟・友人・周囲の人への感謝の気持ちを忘れないでください」などと卒業生の前途を祝福しました。

送辞を読む小笠原紀子さん
送辞を読む小笠原紀子さん
青木校長を前に、卒業生を代表して答辞を読む小笠原里恵さん(右)
青木校長を前に、卒業生を代表して答辞を読む小笠原里恵さん(右)
校歌や「旅立ちの日に」の合唱で感極まり、涙する卒業生も
校歌や「旅立ちの日に」の合唱で感極まり、涙する卒業生も
校歌斉唱で感極まり
 その後、在校生を代表し小笠原紀子さん(2年)が送辞、卒業生を代表し岸澤里恵さんが答辞を読み上げ、全員で校歌や「旅立ちの日に」を合唱。感極まって涙を見せる卒業生の姿も。
 卒業生は在校生や教職員・家族らに送られながら、会場を後にしました。


「被災者が気の毒で…」
 「電車の運行が分からなかったので、今日は車で子どもを送ってきました」という卒業式に出席した家族は「昨夜は地震のニュースを見ていて眠れませんでした。家族の安否も分からず、卒業式どころではない被災地の人たちのことを思うと、気の毒で何も言えません」などと話していました。

半数が進学、2割が就職
 今年の卒業生は1月末現在、50人(18.3%)が4年制大学に、32人(11.7%)が短大に、50人(18.3%)が専門学校などに進学、56人(20.5%)が就職することが決まっています。
(写真は旭町の市立川越高校で)

在校生や教職員・家族らに送られて学舎を巣立つ卒業生
在校生や教職員・家族らに送られて学舎を巣立つ卒業生
お母さんのカメラで友達と記念撮影
お母さんのカメラで友達と記念撮影
野球部員のお父さんたちも"卒業"記念
野球部員のお父さんたちも"卒業"記念
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市内は震度5弱で6人けが
 
観測史上最大M9.0の関東東北大震災で
         2011年03月11
関東大震災で再建した蔵も土の外壁が崩落=福田で関東大震災で再建した蔵も土の外壁が崩落=福田で
M9.0の地震で川越は震度5弱
 11日午後2時46分ごろ東北地方太平洋沖で発生したマグニチュード9.0の地震で、川越市役所に設置された地震計で震度5弱が観測されるなど、長時間にわたって大きな横揺れが続きました。この地震は気象庁の観測史上最大の地震です。市の災害対策本部は設置基準が震度5強以上のため、設置されていません。

ブロック倒壊などで6人が負傷
 この地震で、川越市内では福田地内で男性(82)が、倒壊した自宅のブロック塀の下敷きになって右大腿部頸部骨折と頭部打撲により市内の病院に運ばれました。
 また、男性(80)男性(81)女性(19)が頭部打撲などで軽症を負ったほか、男性(23)が顔と左指を負傷。このほか、地震との因果関係は不明ですが、女性(59)がくも膜下出血で重傷となっています。

蓮馨寺の石塔最上部が崩落
最上部がともに崩落した2基の石塔=連雀町の蓮馨寺で
停電や電話不通、屋根や壁の崩落も
 また、市内では広い範囲で電話や携帯電話が不通になっているほか、地域によっては停電が発生。信号機が止まるなどの影響が出ました。
公共施設では、平塚橋で道路に段差が発生、南古谷中の体育館の屋根材が落下したほか、資源化センターのプラント配管が損傷、武道館や剣道場の壁が崩落、神明町の道路照明灯1灯が倒壊、各地でエレベーターが停止するなどの被害が発生しました。
 このほか蔵の外壁や石塔、ブロック塀などが崩れるなどの被害はありますが、建物の倒壊や断水は報告されていません。また、戸別のマイコンメーターが作動して多くの家庭で都市ガスが一時使えなくなりました。

鉄道や関越道など不通で帰宅できず
 また午後11時半現在、川越市内に通じるJR・私鉄各線や関越自動車道などが不通となっており、復旧には相当な時間が掛かるとみられており、都内などから帰宅する市民が足止めとなっています。西武線と関越道は12日午前1時半すぎに復旧しました。終日運転されます。東武東上線とJR川越線は12日夕も、一部運休や遅れなどが出ています。
 市内ではその後も余震が続いており、十分な注意が必要です。火の元をチェックし、家具などの転倒や家財の落下などに注意してください。

帰宅困難な市民に避難所を開設
 12日午前2時50分以降、帰宅困難者などのために市立仙波小(富士見町4-1)・市立中央小(中原町1丁目25)・市立高階小(砂新田58)・市立富士見中(東田町17-1)・県立川越工業高校(西小仙波町2丁目28-1)を避難所として開設して毛布や乾パンなどを提供。鉄道の運行再開に伴い閉鎖した午前9時までに618人が利用しました。

 12日・13日に連雀町の蓮馨寺(粂原恒久住職)で予定されていた「子ども大学かわごえ」(遠藤克弥学長)の学園祭「ミニかわごえ」は中止になりました。

緊急消防援助隊を被災地に派遣
 11日午後9時18分、川越地区消防組合から消防職員18人が岩手県に向けて「緊急消防援助隊」(安田勇次隊長・18人)が出動しました。
救援隊の構成は次の通りです。
安田勇次 第一指揮調査担当 主幹 消防司令
消火隊   水槽付月消防ポンプ自動車 1台 5人 
救助隊   救助工作車        1台 5人 
救急隊   高規格救急自動車     1台 3人 
後方支援隊 支援車          1台 3人
      警防車          1台 2人
また、12日午前5時に川越市上下水道局から給水車1台、職員4人を茨城県に派遣しました。
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「市長・部長らに反問権を」
 
市議会質疑の在り方ただす
         2011年03月07
市と議会の在り方が論議された市議会本会議場(イラスト)
市と議会の在り方が論議された市議会本会議場(イラスト)
議会と市執行部の関係ただす
 7日開かれた市議会の一般質問で、議会と市執行部(行政幹部)の関係について佐藤恵士市議(共産党)が質問。
 「議員が市に対して一方的に質問するのではなく、市長や部長らも議員に質問を投げ返す『反問権』を取り入れた方が、議会が活性化するのではないか」などとただしました。

「市が議員に質問してはいけないのか?」
佐藤恵士市議
佐藤恵士市議
 佐藤市議は「なぜ、市の執行部が議員に質問してはいけないのか。そういう決まりはあるのか?」と質問。
 内藤澄雄・総務部長が「ある政策を要望した議員に対し、市側が財源や他の施策との優先順位を具体的に確かめるといった反問権について法律上の根拠はない。二元代表制では首長と議員はともに市民の代表として、互いが対等の立場で共同して住民のための行政を進めるものとされている。反問権は市長と議会がさまざまな意見を出し合い、課題や論点を明らかにしながら合意形成し、政策を決定するために必然的に生まれてきたものと考えられる」などと答えました。

「双方が質問することは当たり前」
 これに対し、佐藤市議は「川越市議会ではこれまで、慣例として市長や部長が反問することはなかったが、法の規制がないのなら反問しても違反にはならない。議会が認める必要もないし、反問してはいけないというのはフェアじゃない。議会が議論の場である以上、双方が質問することは当たり前になっていなければならない」とし、「反問されることにより筋書きのない論戦が生まれ、議員も質問事項を精査した上で政策論争に臨まなければならなくなり、よく勉強するようになる。議会が活性化すると思うが?」などと、川合市長の考えをただしました。
市民や市幹部・職員らが参加して開かれた自治基本条例連続講座=写真は昨年11月22日、市役所で開かれた第1回講座
市民や市幹部・職員らが参加して開かれた自治基本条例連続講座=写真は昨年11月22日、市役所で開かれた第1回講座
 また、佐藤市議は自治基本条例についてもふれ「市長は広報で自治基本条例をつくりたいと述べ、勉強会も開かれた。全国では既に条例化した所もあるが、魂が入っていない所も見受けられる。職員の意識改革なしに条例をつくっても意味はない」と訴えました。

「市民協働の前提は情報提供と公開」
川合善明市長
川合善明市長
 川合市長は「いくつかの自治体では自治基本条例や議会基本条例等において、反問権について条文に盛り込んでいる所もある。議会とは議論する場で、私としては反問権が認められることは、政策決定のために双方の議論を深めるという意味でたいへん意義深いもので、市の発展のために有効・有益に働くものと考える」と答弁。
 佐藤市議は「議員同士・市と議員・市民と議会が議論することで、初めて本当に良い議会と言われるのだろうと思う。改選後は一問一答方式に変えて、市が反問権を行使できるように改革しなければならないと痛感する」と話し、「自治基本条例や議会基本条例をつくる上でも、論議しなければならない問題。市民協働を唱うのであれば、それをやる前提として、市民には情報を提