ニュース・スケッチ         ▶トップページへ戻る

外国人観光客も興味津々
 川越ベーゴマ愛好会が実演
  2016年12月11
「川越ベーゴマ愛好会」の実演会で技を競い合う子どもたち
「川越ベーゴマ愛好会」の実演会で技を競い合う子どもたち

宮崎さん(左)の指導で、ベーゴマを初体験するニュージーランドの観光客ら
宮崎さん(左)の指導で、ベーゴマを初体験するニュージーランドの観光客ら
初挑戦で見事にベーゴマを回すハワイの医師・ジェラミーさん
初挑戦で見事にベーゴマを回すハワイの医師・ジェラミーさん
ベーゴマの楽しさ気軽に楽しんで
 昔から日本に伝わる遊び「ベーゴマ」の楽しさを皆に知ってもらおう───。
 師走に入っても大勢の観光客が訪れている川越で11日、気軽にベーゴマに親しんでもらおうと実演会が行われました。

結成10年の市民グループが実演
 会を催したのは、結成して10年という市民グループ「川越ベーゴマ愛好会」(望月功会長・55)。
 望月会長自身が自分の子どもを連れてベーゴマの実演を見に行ったのが始めたきっかけといい、市内や近隣の愛好家が集まって活動。
 ボランティアで毎月、メンバーの水村栄さん(63)や」宮崎浩明さん(61)らが中心となって、川越児童センター「こどもの城」(石原町)と小江戸蔵里(新富町)で各1回ずつ実演しています。

江戸時代から伝わる素朴な遊び
 ベーゴマは、鉄で作られた八角形のコマをたこ糸で巻き、ひもを引いた勢いで回す遊び。
 2人以上で競い、相手のコマにぶつけて土俵から出したり、ひっくり返したら勝ち。勝者が敗者のコマをもらえるシンプルさで子どもから大人まで楽しめる、江戸時代から伝わる遊びです。
買い物客や外国人観光客らも参戦
 晴天に恵まれたこの日、昼すぎから蔵里の中庭には大勢の買い物客や観光客らが足を止めて見物。
 小さな子どもを連れた家族や近年増えている外国人観光客らの人気が高く、メンバーから遊び方の手ほどきを受けてベーゴマに参戦。お手製の土俵の上で、"熱いバトル"を繰り広げていました。

「日本の良い思い出になった」
 参加した子どもたちの中には、都内から1年以上も通っていという常連も。
 ニュージーランドから観光で来た男性2人は「母国では鉄を作る会社で働いていますが、遊ぶ道具として鉄をこうやって利用しているのは面白い」などと話しながら、ベーゴマを体験していました。
着色しエポキシ樹脂で塗装したオリジナルのベーゴマを見せる望月会長
着色しエポキシ樹脂で塗装したオリジナルのベーゴマを見せる望月会長
 また、初挑戦で見事にベーゴマ回しに成功したハワイの医師・ジャラミーさん(44)は、「ベーゴマは見たことはあったが、やるのは初めて。とても楽しく、日本の良い思い出になった。6歳の息子にお土産にしたい」などと話していました。

「自分が楽しくが長続きのコツ」
 同会ではオリジナルのベーゴマも特注で作っていますが、望月会長は「最近はベーゴマを作っているところも減り、県内では川口だけになってしまった」などと話していました。
 ボランティア活動が10年続いたことについては「ベーゴマをやすりで削ったり、色を塗って個性を出すのも楽しさの一つ。会社勤めの傍ら、週末に趣味で活動しています。次世代に伝統を継承しようとか、堅苦しく考えず自分が好きでやっているのが長続きのコツですかね」などと話していました。
(写真は新富町の小江戸蔵里で)
 
< 過去のニュース短信へ >     <ニュースの窓へ>     <トップページへ>