2009.12.05〜06
出来たての市民センターに歌声
第26回「名細公民館文化まつり」
ホールとして使う際には自動で椅子がセットされる多目的室 |
名細公民館などで活動する名細地区文化クラブ協会(五貝昭子会長・43グループ620人)は12月5・6日の両日、小堤の川越市名細市民センター(須永定雄館長)で第26回「名細公民館まつり」を開きました。
毎年10月が恒例の同まつりですが、今年は11月29日の同センター竣工を待ったため12月開催となりました。
1日に竣工した名細市民センター |
学習文化活動や交流の拠点として完成した同センターは、鉄筋コンクリート造2階建て(敷地面積・約5,984平方m、延床面積・約1,697平方m)。出張所と公民館の機能を兼ねています。
フローリングの多目的室は舞台が備えられ、ホールとして使用する際は椅子135席が約5分で自動的にセットされる仕組みを初めて導入。そのほか、床暖房・授乳室・子供用トイレを備えるプレイルーム、茶室機能を備えた和室、音楽室、会議室、講座室、調理実習室などの施設があります。
また市の他の施設同様、太陽光発電を行うソーラーパネル(15kW)が設置されているほか、身障者用2台分含む47台分の駐車場や66台分の駐輪場も備えています。バスは霞ヶ関北駅〜鶴ヶ島駅西口を結ぶシャトルバスが利用できます。
前田代表の指揮で合唱する「ひばりコーラス」 |
「崖の上のポニョ」などを演奏する大正琴桔梗の会 |

歌や踊りなどの熱演に客席からは激励や大きな拍手が |
今回、最大180人が利用できる多目的室では芸能部門の発表が行われ、29グループが日ごろの成果を披露しました。
このうち、名細公民館の合唱講座から出発したひばりコーラスは50〜60歳代中心の女性コーラスグループで、活動は26年間に及びます。指導をする前田千恵子さんは今回歌われた曲について「今回選んだ『愛にささぐ』『老い給う母』は女の人生をつづった歌詞で、メンバーそれぞれが自分の人生と重ねて共感し、春から練習を重ねてきました」と話していました。
─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─
ステージではこのほか、舞踊・民踊・フォークダンス・カラオケなど次々に熱演が繰り広げられ、客席からは大きな拍手が送られていました。
囲碁ファンが見つめる中、対局囲碁 |

2階講義室では「書道クラブ春水」が作品を展示 |
─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─
また、1階の中庭に面したプレイルームでは「愛碁会」のメンバーらが碁盤を並べて対局。柔らかな日差しが差し込みゆったりとした時間が流れる中、囲碁好きの市民が囲んで熱心に見つめていました。
2階講座室や会議室では14のグループが写真・絵画・書道・短歌・パンフラワーなどの展示や茶道グループが活動実績を披露。
パンフラワーの会(小林啓子代表)は個人作品のほか、毎年テーマを決めて全員で作り上げた作品を出展。
出展されたパンフラワー作品とグループの皆さん |
今年のテーマ「菜の花とぼけの花」は小さな花一つひとつに表情があり、つぼみや葉にもいきいきした息吹を表現した力作。
「10年続けているという」メンバーは「一つの作品を作るのに約2カ月かかります。ウエーブや色の微妙な表現が難しいですが、出来上がったときはとてもうれしい」と話していました。
手編みのニットや手芸品の収益を社協に寄付 |
このほか、共同開催として手芸ボランティアグループ「すずらん」(鈴木祐子代表・8人)が1年間作りためた作品を展示販売し、収益金を市社会福祉協議会に寄付。
鈴木代表は「材料なども寄付で募っていますが、買っていただく商品なので毛糸や布地の強度チェックなどをしています」といい、手編みのニット類や手芸品が市価の半値以下とあって中には「自分用とプレゼント用に、毎年買いにきています」とまとめ買いする人も見られました。
飲酒状態を疑似体験するゴーグルを着け、障害物コースを歩く参加者 |
また屋外では、市交通安全母の会名細支部が川越警察署の協力で交通安全コーナーを開催。
顔に装着することで疑似飲酒体験する特殊なゴーグルを着け、障害物に見立てた三角コーンを縫って歩くブースでは、文化まつりを訪れた市民らが代わるがわる参加。
上戸新町に住む佐藤さんは、「友達の書道作品を見にきたついでに飲酒歩行を体験をしました。自分が思っていたコースと50cmもずれて歩いてしまいました。飲酒運転は、本人が大丈夫だと思っていても危ないということが、よく分かりました」と話していました。
(写真は小堤の名細市民センターで)
|