2009.08.20

「給食ができるまでを見て安心」
 第2回「学校給食センター見学会」

給食への関心は高く、大勢の親子連れがセンターを見学
給食への関心は高く、大勢の親子連れがセンターを見学
給食づくりを一般公開
 菅間の市学校給食センターで20日午前10時から見学会が開かれ、食材搬入から断裁・調理・配送・食器洗浄の様子などが一般公開されました。

衛生管理や食材などに関心
 昨年に続き2回目となる今回の見学会には、日ごろから給食に関心を持つ親子連れら約700人が訪れ、気になる衛生管理や食材などについて職員らの説明に熱心に聞き入っていました。
 また、見学コースにはクイズのチェックポイントが設けられ、正解した子にはプレゼントが贈られる趣向も凝らされていました。

職員がパンダやクマでお出迎え
職員がパンダやクマでお出迎え
職員扮する?キャラは子どもたちに人気
職員扮する?キャラは子どもたちに人気
市内4センターで28,400食調理
 川越市には現在4つの給食センターがあり、今回公開された菅間では小学校21校分(1万1,700食)を調理。藤間のセンターでは小学校6校分(4,200食)、吉田では小学校6校分(3,200食)、今成では中学校23校分(9,300食)が作られています。
 この日は菅間のセンターの職員53人のほか、他のセンターから約60人が応援に駆けつけ、見学会の案内役を務めました。会場にはパンダやクマのぬいぐるみ、キャラクターに扮する職員もおり、子どもたちの人気を集めていました。

入室前に体に付いたゴミや埃を吹き飛ばすエアシャワー
入室前に体に付いたゴミや埃を吹き飛ばすエアシャワー
手洗いは食事や調理の基本!
手洗いは食事や調理の基本!
ゾーン分けで衛生管理
 見学会では、センターで給食を作るにあたり、いかに衛生的で効率的に調理を進めているかを分かりやすく説明。職員らの衛生管理のため徹底した消毒・滅菌する工程や、消毒前の食材・食器を扱う「汚染区域」と調理・加工を行う「非汚染区域」を床の色を変えてゾーン分けした衛生管理のシステムなどが紹介されました。

ピーラーによるニンジンやジャガ芋の皮むきを見学
ピーラーでニンジンやジャガ芋の皮むき
野菜などは3回手洗いし食酢で5分消毒
野菜などは3回手洗いし食酢で5分消毒
なるべく地場産の食材を使用
 見学者の食材についての関心も高く、米は100%川越産の新米を、麺は100%県内産の小麦を、パンは50%県内産の小麦を使用していると紹介。また、しょうゆは100%川越産、牛乳は県内の牛から採れた生乳をメグミルク児玉工場で製造したものを使用。野菜類はセンター方式では大量の食材を地場産だけで賄うには限界があるといい、地場産率は約16%にとどまっているそうです。
 食器は有害物質が出ない強化磁器製、トレーはポリカーボネイト製、箸は姉妹都市の小浜市で作られた川越市のオリジナルの木の塗り箸を使っています。

野菜をサイの目切りに
野菜をサイの目切りに
千切りの様子をメモ
千切りの様子をメモ
野菜は手洗い3回後、食酢で消毒
 調理工程ではニンジンやジャガ芋の皮をピーラーと呼ばれる機械で効率よくむく様子を紹介。発ガン性を配慮して野菜の消毒には塩素を使わず、3回の手洗いの後、食酢で5分間消毒されたものをすすいで使っていると説明がありました。
 加熱工程では焼く・揚げる・蒸すなどの大型調理器が自動で処理していく様子を紹介。参加者らは、大量の給食を短時間で効率的に仕上げる仕組みに感心していました。

24基の大釜が子どもたちの人気
 見学会で最も人気が集まっていたのが加熱調理用の大釜。24基の釜で4種類の料理1万1,600食分を同時に調理。この日は食材に見立てたプラスチックが入った釜を、子どもたちが代わる代わる大きな杓子でかき回して体験していました。会場には東京国際大の学生5人も訪れ、ゼミで給食の番組を作るために熱心に取材していました。
 小学3年生の女の子と一緒に見学したお母さんは「娘が毎日食べている給食が、食材にも気を遣い衛生的に調理されているのがよく分かって安心しました」と話し、4年生と1年生の男の子のお母さんは「こんなに本格的な設備で調理されているとは知りませんでした。見学できて良かった」などと話していました。
(写真は菅間の市学校給食センターで)
ゼミで見学の東京国際大生も大鍋に感激
ゼミで見学の東京国際大生も大鍋に感激
大鍋は皆に人気
大鍋は皆に人気
代わる代わる大きな杓子で大鍋をかき回す子どもたち
代わる代わる大きな杓子で大鍋をかき回す子どもたち

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