2010.10.23
ゲームで分かった生物の多様性
COP10開催に合わせ「子ども大学かわごえ」
環境を破壊する"悪玉"の「赤い地球カード」をチョイス |

環境を守る"善玉"の「青い地球カード」を対戦に出す子どもたち |
COP10(第10回 生物多様性条約締結国会議)が初めて日本で開催される中、「子ども大学かわごえ」(遠藤克弥学長)の児童らが23日、鯨井の東洋大川越キャンパスで行われた授業で、地球環境の大切さや生き物の多様性について学びました。
マジックを織り交ぜながら生物の多様性について説明する畠山さん |
この日は、今月11日から29日まで名古屋で開かれている同会議にも参加している、富士通環境本部環境企画統括部の畠山義彦さんが講師。
畠山さんは企業活動の中で環境保護に努めるほか、「バードおじさん」として講演を通じて子どもたちなどに地球環境の大切さを伝える活動をしています。
この日の授業に参加したのは、小学4〜6年までの児童約140人と保護者ら。「バードおじさん」の衣装に身を包んだ畠山さんは、マジックを交えながら地球環境について説明。
パソコンの画面をスクリーンに映しながら、地球上にさまざまな生物が生息することにより空気循環や食物連鎖などで互いが関わり合いながら生きていること、素材として人々の衣食住に欠かせないこと、温暖化の仕組みや影響などについて分かりやすく話しました。
"悪玉"カード(左)と"善玉"カードの対戦結果で地球環境の成り行きが左右 |
思い思いの"善玉・悪玉"でマイカードを描く子どもたち |
環境破壊を防ぐカードは? |
続いて畠山さんは、環境を良くするものや活動を集めたカード(悪玉)と悪くするカード(善玉)を対戦させる「地球環境カードゲーム」を紹介。
子どもたちは「地球保護プレーヤー(青い地球)」と「環境破壊プレーヤー(赤い地球)」に分かれ、5人一組のグループで対戦しました。
カードは環境への影響度合いに応じて点数が付けられており、場に出された破壊(赤いカード)の合計点数より保護(青いカード)の合計点数が高ければ地球は守られ、逆なら地球環境は悪化するというルール。
子どもたちは環境破壊に対抗するためにどんな保護活動や生き物が必要なのかをゲームを通じて学んでいました。
最後は子どもたち一人ひとりがオリジナルのカードを考え、配られた用紙に思い思いの保護カード・破壊カードを描いて発表。
日ごろの生活の中で自分たちにもできることや、社会全体で続けていかなければ行けないことなど、生き物や環境を守っていくために必要なことや改めなくてはいけないことなどを再認識していました。
受講後、飯田ありささん(5年)は「ゲームはルールが難しかったけど、楽しかった」、藤崎理彩さん(6年)は「地球の生き物や環境は編み目のようになっていて、1本がほつれるとバラバラになっていくことが分かった。要らないと思っていたどんな生き物でも大切なんだと思った」と話していました。また、澤田琴乃さん(6年)は「ゲームで環境のことがよく分かった」、高鳥萌さん(5年)は「カードの絵を自分で考えて描くのが面白かった」と話していました。
講師の畠山さんは「学年によって環境に対する関心の内容もさまざまで、高学年の子の中には乱獲や化学物質排出などの意識が高くて感心しました」と話していました。
(写真は鯨井の東洋大川越キャンパス5号館で)
外来種の侵略 vs 山火事消火 |
リサイクル vs エンジンの無駄吹かし |
自分で考えて描いたカードを発表 |

電気の節約 vs 付けっ放し・出しっ放し |

植物の再生 vs 生き物の絶滅 |
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