2009.09.11
鎌倉や横浜などから喜びの便り
山田かかし祭りの風船メッセージに返事
思い思いのモチーフで制作されたかかしを楽しむ家族連れら |
こがね色の稲穂がたわわに実る山田地区で現在、恒例の「かかし祭り」が行われていますが、祭りの一環として地元の小・中学生が6日に飛ばした100個のメッセージ風船を受け取った人から返事の便りが届いています。11日までに届いた手紙は5通で、遠く鎌倉や横浜などからのものもありました。
かかし祭は、山田地区の住民らでつくる「ふれあいの里」(中島利一会長)の実行委員会が主催。14年前から毎年この時期に開催しているもので、同地区の幼・小・中学校・自治会・JAいるま野農協などが出展した93体のかかしが、25日まで展示されています。中には川越を全国に広めた「つばさ」、米オバマ大統領や先頃亡くなったマイケルジャクソンさんなどをモチーフにしたかかしなども並んでいます。
ひばり幼稚園の「ピラミッド」 |
オバマ米大統領 |
JAいるま野山田支店が出店した「つばさの家族」 |
裏にメッセージを書き、風船に付けた紙 |
メッセージ風船は昨年から始められたもので、前回は山梨などからの返事もありました。
今回、総合学習で3年生3クラスが21体のかかしを制作し祭りに参加した山田小学校では、児童60人が風船に「自分の作ったかかしのこと」「かかし祭りに来てほしい」「川越や自分たちの学校のこと」など、それぞれの思いをメッセージに託して飛ばしたところ、10日までに鎌倉・横浜・東大和市から3通の手紙が届きました。山田中学校にも、狭山市や日野市から手紙が届き、いずれも受け取った喜びをつづった心温まる内容でした。
子どもたちのメッセージ風船を受け取った人から山田小に届いた手紙 |
手紙の中で、東大和市の女性は「自宅の庭で植木に引っ掛かっていた風船を見つけてびっくりした」といい、「1カ月前に病気で倒れた夫が検査の結果、元気になれることが分かったその日に風船メッセージを受け取り、一日に2つの幸せが舞い込んでとてもうれしかった」とつづっていました。
また、鎌倉市の40歳の女性からの手紙には「6日午後に庭で風船を見つけた。小学校に通う娘も、総合学習で小さな田んぼでお米を作っています。鎌倉には、ほんの少ししか田んぼがありませんが、ふるさと滋賀県で通学中に見たかかしを思い出し懐かしかった。新型インフルエンザが流行しているので、山田小の皆さんも気をつけてください」などと書かれていました。
横浜市に住む4年生の女の子は散歩の途中で風船を拾ったといい、自分の町の様子を紹介しながら「ぜひ遊びに来てください」と誘っていました。
山田小の高橋秀幸校長は「届いた手紙は担任の先生が子どもたちに読んで紹介していますが、みんな喜んでいます。土・日に返事を書いてくれる人もいると思うので、月曜日までにまた届くのでは」と話していました。
かかし祭りの会場周辺では既に稲刈りが始まっていますが、ピークは来週。JAいるまの東部地域統轄支店によると「7月中は気温が低く稲の成長が遅れていたが、8月下旬に天候が回復し作況は平年並みに。粒も大きく味も安定し、おいしい米になりました」と話しています。
(写真は山田の「かかし祭り」会場で)
会場周辺では、かかしに守られ順調に育った米の稲刈りが始められ |
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