ニュースの窓 2008.10.30

「ワースト4に改善 …… 年末が心配
〜市内の振り込め詐欺被害 (10月30日現在)
振り込め詐欺川越警察が警戒
コンビニの店内や店周辺で振り込め詐欺の警戒に当たる捜査員(29日、脇田町で)
 県内ワースト1から4位に改善したが…
 昨年、振り込め詐欺の被害認知件数が全国で2番目に多かった埼玉県の中でも、川越市は最多の111件と最悪の結果。川越警察署によると、今年は70件(10月30日現在)に抑えられており、所沢市・上尾市・狭山市に次ぐ4番目にまで改善しています。
 一方、29日には「
防犯並びに暴力排除推進大会」が開かれ、振り込め詐欺への注意が呼び掛けられたにもかかわらず、翌30日には市内の67歳の女性が、息子を名乗る男から「株の信用取引で損をした」という内容の電話で、大金を振り込むという被害が発生してしまいました。同署の福島達己副署長は「詐欺の手口はますます巧妙になっており、この経済情勢の中で、年末にかけて振り込め詐欺を含む犯罪は増えることが予想されるので、くれぐれも注意してほしい」と話しています。
 同署では振り込め詐欺を未然に防止するため、今月15日に制服警察官らが金融機関に出向いて警戒したのに続き、29日は市内6カ所の銀行やコンビニで、ATMから金を引き出す不審な人物がいないかなど、私服の捜査官が検挙捜査にあたりました。

 7割が「オレオレ詐欺」。1人400万円の被害も 
振り込め詐欺の被害件数 川越警察署によると、10月30日までに認知された市内の振り込め詐欺は70件で、内訳は多い順に、電話口で家族や弁護士・警察官などを名乗る「オレオレ詐欺」が50件(71%)、有料サイトの利用料などを請求する「架空請求」が9件(13%)、融資を条件に保証金などを騙し取る「融資保証」が6件(9%)、社保庁や市職員を名乗って保険料の払い戻しなどをかたる「還付金詐欺」が5件(7%)となっています。被害総額は約7,300万円にも及び、1件あたり平均約104万円の被害が出ていることになります。今年は春先に多く発生、中でも2月に起きた事例では、74歳の女性が息子を名乗る男からの電話で、マッサージ機の代金として99万9000円を振り込む被害が出ています。また、1人の人が200万円を2回振り込む被害もありました。

その振り込み「待った!」
 振り込む前に、必ず確認・相談を 
 川越警察署によると、最近の「オレオレ詐欺」は犯人が名簿などのデータを基に、家族しか知らない内容を電話口で話すケースも増えており、同署では「突然の電話に慌てず、また『私は騙されない』と過信せず、必ず家族や警察などにすぐに確認・相談してほしい。万一振り込んでしまっても、すぐに警察に通報してもらえれば口座を凍結するなどで、被害を未然に防げる可能性もあります。また、相手の電話番号や振込先をメモしておけば犯人検挙につなげることができます」と話しています。
まずは警察に相談・通報を

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