2009.10.25

手作り体験に子どもたち夢中
 第11回「アースデイ・イン・川越立門前」

やすりで鉄の棒を削り、ペーパーナイフづくりに挑戦
鍛冶職人に教わりながらやすりで鉄の棒を削り、ペーパーナイフづくりに挑戦
七輪で鉄の棒を軟らかくする間、大人や外国人と交流=旧・川越織物市場で七輪で鉄の棒を軟らかくする間、大人や外国人と交流=旧・川越織物市場で
七輪を使い、自分で煎餅を焼くコーナーも子どもたちに人気=蓮馨寺境内で
七輪を使い、自分で煎餅を焼くコーナーも子どもたちに人気=蓮馨寺境内で
庭師の手ほどきで、のこぎりで竹を削って花立てづくり=旧・川越織物市場で
庭師の手ほどきで、のこぎりで竹を削って花立てづくり=旧・川越織物市場で
クイズラリーの回答を持ち寄り、芝浦工大のお兄さんたちに採点してもらう子どもたち=旧・川越織物市場で
クイズラリーの回答を持ち寄り、芝浦工大のお兄さんたちに採点してもらう子どもたち=旧・川越織物市場で
プロの大工さんにかんなの使い方を教わりながら、板削りを体験=旧・川越織物市場で
プロの大工さんにかんなの使い方を教わりながら、板削りを体験=旧・川越織物市場で

蓮馨寺など5会場に3000人
 「アースデイ・イン・川越立門前」(川越立門前実行委 主催・川越市など後援)が、25日午前10時から午後3時まで連雀町の蓮馨寺・熊野神社境内や門前町の旧・鶴川座周辺、松江町の旧・川越織物市場、新富町の旧・鏡山酒造跡などで開かれ、約3,000人(主催者調べ)の親子連れや地域に住む外国人・観光客らが訪れました。

大鋸(おが)で木を削って出るのがおがくず
大鋸(おが)で木を削って出るのがおがくず=(右同)
小学生の女の子もアクリルたわし作り=蓮馨寺境内で
小学生の女の子もアクリルたわし作り=蓮馨寺境内で
水と緑と伝統のまち川越
 ごみ問題やエネルギーなど環境について考え、地域に暮らす外国人と交流しながら安全な気球環境を守っていこうと毎年この時期に開催。11回目を迎える今回のテーマは「みんなで育てよう、水と緑と伝統のまち川越」

産・官・学が一体で環境保全
 県や市の環境部、市上下水道局、かわごえ環境ネット、川越環境保全連絡協、芝浦工大、東洋大、川越青年会議所、日本ユニセフ、川越ワイメンズクラブ、川越蔵の会、野菊の会、生活クラブ生協、YMCAや武州ガス、初雁興業、昭和工業など多くの団体が参加し、産・官・学が一体となって環境保全を訴える催しです。

古紙で資源化センターの模型も
 蓮馨寺境内では、地球温暖化防止に取り組む各団体が日ごろの活動を紹介しながら環境保全をアピール。「クリーン&ハートフル川越」のメンバー4人が2日がかりで作ったという市資源化センターの200分の1縮尺模型なども展示されていました。

廃棄段ボールを使って作った資源化センターの模型=蓮馨寺境内で
廃棄段ボールを使って作った資源化センターの模型=蓮馨寺境内で
旧・鶴川座前では、モスリンさんの珍しい「鼻笛」演奏に人だかりが=門前町で
旧・鶴川座前では、モスリンさんの珍しい「鼻笛」演奏に人だかりが=門前町で
ALTの2人も「焼き芋は大好き」とか=旧・川越織物市場で
ALTの2人も「焼き芋は大好き」とか=旧・川越織物市場で
明治蔵では「野菊の会」が手作りの生活用品をバザー
明治蔵では「野菊の会」が手作りの生活用品をバザー=新富町の旧・鏡山酒造跡地で
旧・鶴川座前では
資源回収や演奏
 門前町の旧・鶴川座前では不用になった入れ歯の金属や廃油、ペットボトルのキャップ回収が行われたほか、尺八や箏の演奏、モスリンさんによる珍しい「鼻笛」の演奏などが披露され、人だかりができていました。

旧・川越織物市場では伝統技術指導
 熊野神社境内では有機野菜や手作り土産の販売や、親子木工教室、血圧や体組織測定、EM菌の効果PRなど。
 旧・川越織物市場では庭師・大工・鍛冶職人から伝統技術を学ぶ竹垣・竹細工・ペーパーナイフづくり・椅子や木工体験体験に、大勢の親子連れが参加。本職の手ほどきを受けながら自分の手でものが出来上がっていく様子に、子どもたちは夢中になっていました。

今年は旧・鏡山酒造跡地も会場に
 今年から会場に加わった新富町の旧鏡山酒造跡では、「野菊の会」による手作り用品バザー、埼玉YMCAや「ヒッポファミリークラブ」による国際交流プログラムが繰り広げられ、市民や観光客が参加していました。

蔵造り以外にも歴史・文化資産
 川越の歴史・文化資産としては一番街を中心とした蔵造りの町並みなどが有名ですが、今回アースデイの会場となった地域にも歴史資産価値の高い施設が数多く残されています。
 旧・鶴川座や山崎家別邸などにスポットを当てて研究している東洋大工学部や、旧・川越織物市場を残し活用する運動を続けている「川越蔵の会」など、中心市街地を活性化させ空洞化を防ごうという動きも広がっています。
 今後は鏡山跡地を一つの観光拠点として定着させ、蔵造りの町並みまで歩きながらこうした文化資産を見て回れるよう整備することも、観光都市・川越の課題となっています。

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