2009.10.16
「中高年二人暮らしのコツは…」
川越市女性ネットワークが男女共同参画公開講座
子育てや会社勤めから解放され、気がつくと夫婦二人。それまで朝晩しか顔を合わさなかった生活から一日じゅう一緒に仲良く暮らすにはどうしたらいいのか──。
男女共同参画の問題を家庭から考えようという公開講座「これからの中高年の二人暮らし」が、16日午前10時から菅原町のクラッセ川越で開かれました。
挨拶する吉田すみえ代表 |
司会の山木綾子副代表 |
これは、1995(平成7)年の設立から男女平等の社会参画実現のため活動している「川越市女性ネットワーク」(吉田すみえ代表)が、今月3回にわたり市の協働委託事業として開いているセミナーの第2回目。
この日は、「栄養と料理」元編集長で食生活ジャーナリストの会代表幹事の佐藤達夫さんを講師に迎え、「熟年離婚」や「定年離婚」といった社会現象を未然に防ぐためのヒントが紹介されました。
男性を台所に立たせるコツを話す佐藤さん |
佐藤さんは「中高年からの二人暮らしで、健康で快適な人生を最後まで送るためには、男や女も変わりなく自立して生活しなくてははいけない。自立の基本は健康の自立から、自己管理の基本は健康管理から」と前置き。
「誰もが老後の人生設計をしていると思うが、片方が重大な病気になったとき生活はガラリと変わる。健康でいられることが基本。これからは愛より健康が自立する上で大事で、男性が自立するためには料理もできないといけない」と佐藤さん。
「男に料理をしてもらうための3カ条は、『あせらない』『けなさない』『比べない』こと。初めからできないのは当たり前なので、できることからやってもらう。男にとって、今までやってきた会社の仕事と同じように、やっているうちに技術が上がり成果が確認でき、家族の『おいしい』の声や健康になることで達成感も生まれる。けなしたり隣の旦那と比べるようなことをしないで、褒めていると家事に参加するようになっていきます」と、台所に男性を立たせる方法をアドバイスしました。
また、佐藤さんは「健康で長生きするために大事なことは体重の管理。肥満とは体脂肪の蓄積で、食べると体の中にカロリーが入り、運動することでカロリーが出ていきます。テレビなどで根拠のないダイエット情報がはんらんしていますが、やせるには食べる量を減らしてカロリーを抑えるか、運動でカロリーを減らすかです。健康になるためのダイエットは、食習慣として一生無理なく続けられるものを選び、少しずつ体重を落としていくこと。一度に減らすのは簡単だけれど、維持するのが大変なのです」と、食生活の注意についても話しました。
この日は参加者約60人のうち男性も5〜6人おり、質問コーナーでは「料理を作った経験がないので、何をどれだけ食べると体に良いか分からない。経済的な感覚がなく、ナスやキュウリなど、いくらで買えるのかも分からない。安くておいしく作るどうしたらいいか分からないので手が出せないんです」などと戸惑う声も聞かれました。
(写真は菅原町のクラッセ川越で)
男性の参加者の質問に答える佐藤達夫さん |
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