2009.09.05

初期消火や避難・救命など学ぶ
 市消防団が「消防救急地域防災フェア」

濡れた布を使って天ぷら鍋の消火に挑戦する参加者
濡れた布を使って天ぷら鍋の消火に挑戦する参加者
消防団主催で地域防災フェア
 川越市消防団(野村廣団長)による「消防救急地域防災フェア」が5日、新宿町6丁目の新宿小学校を会場に開かれ、市民ら約490人が参加して災害時の対応などを訓練しました。

市の総合訓練は選挙で中止に
 川越市では毎年、災害時の迅速・的確な対応を図るため防災実地訓練と図上訓練を隔年で交互に行っており、今年は約300万円の予算を計上して8月30日に実地訓練を行う予定でした。衆議院の解散により、この日が投票日と重なったため開催を断念。関係者の調整もつかないため、替わりの日程も立たず中止になりました。
 今年も8月11日に駿河湾を震源とするマグニチュード6.5、震度6弱の地震が起きたばかり。全市的な防災訓練が中止になったことは残念ですが、市では図上訓練の年にあたる来年度に実地訓練を繰り延べる方向で検討しています


消防団員による一斉放水訓練を見守る参加者
消防団員による一斉放水訓練を見守る参加者
空に向け一斉放水
空に向け一斉放水
昨年に続き2回目の開催
 この日の地域防災フェアは、市消防団の第一・第二・第三分団が主催。川越地区消防組合の協力で昨年から開いているもので、今回が2回目。
 午前9時から正午までに、近くに住む親子連れら市民約410人、消防団員48人、消防職員32人が参加しました。

濡れた布で天ぷら鍋の火を消火
 会場には、火災発生時の初期消火指導や住宅用火災報知器のPR、消防車・救助工作車・消防車などの展示、はしご車の搭乗体験・ポンプ車を使った消火訓練・AEDや心肺蘇生法の指導などのコーナーが。
子どもたちも消防服を着て放水消火を体験
子どもたちも消防服を着て放水消火を体験
消火器の扱いは初期消火の基本
消火器の扱いは初期消火の基本
 消火器などを使った消火訓練や、濡れた布を使って天ぷら鍋の火を消す訓練などでは、参加者が実際に初期消火の仕方を練習。
 防災に対する参加者の関心は高く、若いお母さんやお年寄りらはメラメラと燃え上がる炎にひるみながらも、懸命に火を消していました。
 お父さんと参加した小2の女の子は「天ぷら火災の消火体験が怖かった。消化器はレバーが固くて、使うのが難しかった」などと話していました。

「煙火災は出口が分からず怖い」
 地震体験車「川越なまず号」に乗って震度8の揺れの中、机の下にもぐって身を守ったり、「煙体験ハウス」で火災時に息を止めて出口を探る訓練などにも挑戦。
 子ども3人と一緒に「煙体験ハウス」に挑んだお母さん2人は「周りが全然見えなくて、なかなか出口にたどり着けなかった。煙も吸ってしまい、本物だったら動けなくなっていたかと思うと怖いです」などと話していました。

地震体験車には長い行列が

「川越なまず号」で震度8を体験
「煙体験ハウス」で脱出訓練に挑戦
「煙体験ハウス」で脱出訓練に挑戦

棒2本と毛布1枚で応急担架の出来上がり!
応急担架づくり
女性分団員が心肺蘇生の方法を指導
女性分団員が心肺蘇生の方法を指導
女性分団員が心肺蘇生など指導
 救命・救助のコーナーでは、物干し竿など棒2本と毛布1枚を使って応急担架を作る方法や、女性分団員から心肺蘇生やAEDの使い方など、災害時にけが人や応急処置の方法を学んでいました。


スタンプラリーでもらった消化器型の水鉄砲で遊ぶ子どもたち
スタンプラリーでもらった消化器型の水鉄砲で遊ぶ子どもたち
はしご車に乗って上昇!
はしご車に乗って上昇
はしご車や水鉄砲に大喜び
 参加者には防災パンフレットや乾パンなどの記念品が配られたほか、防災体験コースを回ってスタンプをもらうと景品が贈られるラリーも。
 子どもたちは消化器型の水鉄砲に大喜びで、さっそく水を飛ばして遊んでいました

(写真は新宿町6丁目の新宿小学校で)

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